室橋裕和のレビュー一覧

  • ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く

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    新大久保は韓国というイメージだが、実はそこはインターナショナルな街。著者が実際に住んでさまざまなところにインタビューをしてそれをまとめている。新大久保を知るための1冊でした!

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    2021年01月29日
  • バンコクドリーム 「Gダイアリー」編集部青春記

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    バンコクに、2008年から2013年までの約5年間、駐在していた。
    確かに、駐在していた時に「Gダイアリー」という雑誌があったことを思い出した。基本的にはバンコクやタイ各地、時に東南アジアの他国の風俗情報。ばかりではなく、結構固い真面目な記事も掲載されているようなとらえどころのない雑誌だった。筆者は、そのGダイアリーの元編集者。
    私自身は、Gダイアリーの熱心な読者というわけではなかったけれども、本書には、私がバンコクに駐在していた間に起こった出来事などが描かれていて、すごく懐かしく、かつ、楽しく読ませてもらった。

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    2020年03月01日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    日本中に溢れていて、都心だと駅に一つ以上はあるインドカレー店。ふっくらしたナンと甘いバターチキン。ところがインドに行って現地のレストランに行けば、そんなメニューには出会えません。しかも働いているのはなぜかネパール人。なぜそんなことになったのか、長年の疑問がこの本を読んで晴れました。

    初期ににインド料理屋を始めたインド人が豪華な宮廷料理であるムグライ料理とタンドールを導入。それを後進の人が完全コピーを続けた。GDPの30%が出稼ぎというネパール人がインドのレストランで働いていて、そこから日本行きを誘われていった。ネパール人の中からビザ取得などのブローカー業を始める人が出てきて、地元から人を呼び

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    2026年01月11日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    とてもおもしろかったです。

    近所の3軒のインドカレー屋も、うち1軒はガパオライスやカオマンガイなどの東南アジア料理も出すようになった。別の1軒はもつ鍋を提供するようになった。残りのもう1軒もナンのおかわりが焼きたてじゃなくなった。ちょっと前まではハーフサイズナンをお願いすると半量の生地をいちから焼いてくれたのに、今は半分に切られたナンが提供される。

    食文化に対するこだわりより、お客の需要が優先なのだ。(P152

    あらゆるコストが高くなってる時代に無理なのかもしれないけど、おざなりなインネパでなく、純粋においしいインネパのインドカレーが食べたいと思うのは欲張りなことなのかな?と考えます。

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    2026年01月08日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    カレーを食べ歩いているが、大きく分けると
    ・老舗系(独自の味を構築した店、ボンディとかデリーとか)
    ・インネパ系(ナン+カレー)
    ・日本人がつくるスパイスカレー

    にわかれる。
    で、インネパ系は胃がもたれるし、ナシゴレンやフォーまであったりして、個性がなく、意味不明に思えて、ほぼ行かなくなった。なんでこんなふうになってしまったのだろう?と疑問を持っていたが、この本が答えをくれました!

    。。。
    まとめる

    初期。インド人が日本で飲食店を出すにあたって、ムガール帝国の王朝料理を選んだ。だからリッチな材料で普段食べないものが多い。

    カーストの縛りのないネパール人が働き手として都合が良く、インド料

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    2025年12月29日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    東南アジアを専門とするジャーナリストによるインネパカレーの本。インネパカレーが日本中に広まった理由や、ネパールからの出稼ぎ者にまつわる情報を膨大な取材(出版までに三年かかったそうだ)で教えてくれる。

    今や当たり前のように近所で見かけるインネパカレー屋さん。でもその裏側は知らないことばかりで、とても興味深かった。

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    2025年11月25日
  • ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く

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    来日して何年も経たずに店を構える外国人も生命力あふれているが、どこの国の人とも分からない人たちの間にぐいぐい入って情報を聞き出してしまうコミュ力おばけの筆者もすごい。
    新大久保のコリアンタウンのそもそもの始まりは新宿歌舞伎町で働く韓国人ホステスの住まいという説明には目から鱗が落ちました。
    東日本大震災やらVISAの厳格化やらで外国人の入れ替えがありつつ共生を図っていく新大久保の混沌としたおおらかさに乾杯したいです。

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    2025年10月28日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    ネタバレ

    インドカレー屋を経営しているネパール人は、家族のために必死で、さまざまな問題を抱えていた
    仕事の少ない自国の家族に仕送りするため、日本人向けのカレーを作り続ける、そこにオリジナリティなんてなかったなんて
    後半では、親と暮らせない子供・日本に馴染めない子供・教育をまともに受けられない子供について書かれ、読んでて辛くなった。最近の移民問題も含め、どんどん大きくなる課題に思えた。

    読書筋が足らず、時間がかかったけど面白かった。

    キーワードは、ムグライ料理。

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    2025年10月20日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    街中でよく見かける「インド料理屋」

    どこに行っても店構えやメニュー(ナンとカレーとタンドリーチキン、サラダにオレンジのドレッシング)、なぜかネパールの方が切り盛りしている点など、何かと似通っているので、絶対に何かウラがあると思っているところに本書を見かけたので思わず購入

    てっきり、ウラで取りまとめている大きな組織があるとばかり思っていましたが、そんなものはない、といきなり書かれていてびっくりしました

    どこも似通っているお店の形態に至った経緯には、日本の時代背景とネパールの出稼ぎ文化が関わっているお話、パイオニアはインド人で、元々は日本では高級志向だったこと、それがいつしか大衆化して、ネパ

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    2025年10月13日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    なぜネパール式のインドカレー屋が日本にたくさんあるのか。この本は、表層的な理由のみならず、ネパールの教育環境や歴史背景など、深い部分までリサーチされていて、さらさらページが進んだ。

    身近にあるインドカレー屋も家族経営で、子供たちの談笑の声が聞こえたりするので、背味だけでなく、お店自体の背景も想像したい。

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    2025年10月11日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    2024年出版。333ページ。このページ数に至るのに、どうしても網羅的になる面は有る。必ずしも関心の高くない部分は微妙にスキップしなごら読み進めたが、中々に興味深い所も。タイトルに「移民」が含まれるが、そもそも「日本は移民を受け容れない」事に改めて驚き。ビザの更新期間は刻まれ、日本で生まれても国籍は取れない。都合の良い部分だけ一時的に利用して、都合が悪くなったらいつでも滞在出来なくする...。排外主義的な妄言を吐き散らして政党まで出来る、この日本の情けなさを痛感した。

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    2025年09月25日
  • ルポ コロナ禍の移民たち

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    2020年2021年のコロナで会社の飲み会が禁止され街全体がロックダウンされていた頃の話です。非正規労働者の日系ブラジル人や実習生のベトナム人たちは真っ先にクビになり、日本語学校にも新入生が来れなくなりました。
    ニュースにはなりましたが実際の話を聞くと身につまされますね。
    名古屋の九番団地に外国人の工場労働者がたくさん住んでいることなど初耳がたくさんありました。

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    2025年09月12日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    インドカレー屋ってほんとにどこにでもあるし、どの店に行っても安くて量が多くて美味しい!!
    特にランチは1000円で食べ放題とか正気の沙汰とは思えないメニューもあって、この値段設定で大丈夫か?と客ながらに思っていたが、やっぱり無理してるわな〜と本を読んで思った。
    しかしこんなカレー移民斡旋ビジネスが確立されていたとは驚き。
    日本語を教えてもらえないまま、日本で暮らさないといけない子どもたちのことが気になってしまう。

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    2025年09月06日
  • ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く

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    ネタバレ

     新大久保といえば、コリアンタウンのイメージだが、山手線の西側に行けばベトナム、ネパール、インドなど様々な人種が入り混じる多民族混在の街になる。なんと、新大久保には150もの国の人々が住んでいるらしい。
     多文化が入り混じる新大久保ならではの商売や文化が紹介されていて面白かった。例えばネパール専門の送金会社など。ネパールのどんな小さい地方銀行にも日本で稼いだお金を送金できるそう。確かに自分がネパールの銀行にお金を送ろうと思ってもどうしたらいいかわからない。
     文庫本では、新大久保の今を追った書き下ろしがあり、黎明期に日本に移住した韓国人の高齢化等の問題が取り上げられていた。
     異国の文化が混じ

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    2025年07月20日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    よく行くインド・ネパールカレー店が気に入っててこの本を見つけて読む。インドとネパールの違い、陽だけでなく陰の部分など取材されている。

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    2025年07月18日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」
    2024年3月20日 第一刷発行
    2025年3月8日第六刷発行
    著者 室橋裕和

    なぜインドカレー屋をネパール人が経営しているのか。なんでみんな版を押したように同じメニューなのか。時々疑問に思いながらランチしていた。それに答えてくれながら、その裏側まで深掘りしてくれているレポート。在日ネパール人社会の抱える問題や、それを生み出している日本・ネパール双方の事情まで分析してくれているのは面白い。

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    2025年07月06日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    街で見かけるネパール人が経営するインドカレー店(通称インネパ)について取材したノンフィクション本。

    「どの店もメニューが一緒なのはなぜ?」「インド人じゃなくてなぜネパール人が経営してる?」などのよくある疑問が全て解消される。

    また、ネパール移民の方たちが直面する日本での問題にも切り込んでいて、興味深かった。

    インネパは日本のカレー屋より好き。チーズナンとか美味しい。

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    2025年06月28日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    インネパ料理の愛好家の私にとって、一読すべき本であった。なぜ、美味しさに対して客数が少ないか、あるいは、他の国の料理よりも出店が多いのかといった疑問を根本的に理解するのに役だった。ネパールの国の産業と、日本の構造を理解した上で、インネパの成り立ちを理解すると、現状は非常に腑に落ちるものであろう。兎にも角にも、これからも美味しく食べ続けよう。

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    2025年06月05日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    「インネパ」知るならまずこの本

    取材多数。さらに実際に「インネバ」に赴いて取材、リアルな声が聞けた

    何気なく食べていたあのカレー、この本によれば発祥の店で今でも繁盛しているらしい。他店を試すことに若干の怖さも感じつつ、しかしながらその苦労を知ると新しいところにトライしてみたいとも思った

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    2025年05月14日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    地元でも、元ラーメン店の居抜き店舗とプレハブ小屋のような店舗の2店が営業を続けている。すべてがインド人経営だとは思っていなかったが、多くのネパール人が関わっていることが分かった。それはインドのカースト制度と、ネパールが抱える貧困な産業構造にあった。30年ほど前に都内のインド料理店でめっちゃスパイシーなカレーを食べた記憶がよみがえる。本書を読むと、来日したネパール人の苦労・苦悩や、家族滞在の在留資格で日本に馴染めないカレー屋の子の問題があることに気付かされる。高野秀行のルポを彷彿させる本だった。

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    2025年05月02日