小原周子のレビュー一覧

  • 留子さんの婚活

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    まっっったく初めての作家さん。
    棚刺しで目があって、裏表紙のあらすじを読んで、なるほど、子どもも孫もひと段落ついた高齢の女性が婚活をするっちゅう、人生やりなおしコメディかな、と、思ったら

    全然違うかった。


    全然違うかった。(大事なことなので二度言う)


    文章はめちゃくちゃ読みやすいので、さくさく読めるけど、いかんせんちょっと読んだところで
    「し、しんどお」
    ってなって、読むのやめようかなあ…、と、思いながら一気読みですわ。おまえはいつもそうだ。笑

    結論というネタバレを言うと、この状態からよくここまでのハッピーエンドに持って行ったな!? と、著者に対してめちゃくちゃ好感度があがったし(なんで?)(てか何様やねんすぎる)、結局お金やなと思った。

    結局お金やなと思った。(大事なことなので二度言う)



    こうね~~~。何ちゅうんやろね…。最低なエゴの煮凝りというか、真面目な人ほどコンパスをなくすとこうなるのか、と、いうか(たとえ)。

    作中の人物の言動やストーリーの展開を読みながら
    「あ、そういうことやっちゃうのか~…」
    て、思うことは多々あるけど、もうそれが史上最大にどうしようもない愚かさで

    まじか…

    ってなったというか。
    この踏み外し方というか、視野狭窄ぶりに比べたら私恨で誰かを殺害するミステリほうがよほど客観的に読める。

    …ちゅうくらい、ムーブは違えど、「普通の人」がやりそうな「かわいそうなわたし」「わたしがなんとかしないとあかん」からの「それはちゃうやろ」ちゅう話。

    ちゅう感じ。

    それを読んで「しんどお」ってなるのは、わたしがこのタイプやからやと思う。

    衝動的に誰かを殺しはしないけど、あれこれあれこれ考えすぎてこういうわけのわからん行動にはでそうな気がする。自分で。え大丈夫か。


    おもしろか……ったのかどうかはわからん。わからんのかーい。

    でも、著者の別タイトルを読むのはすくなくとも一年くらい間を開けようと思った(なんでやねん)。
    もうすこし…なんやろな、もうすこしわたしが、こういった言動に対して
    「フィクションやな」
    と、思えるようになるまでは…(笑)。


    文章はとにかく読みやすいし、ストーリー展開もさくさく進んで、これぞエンタメ読書!! て感じ。

    講談社文庫も久しぶりに読んだな~!! って思った。

    でもまあ、読書ってこういうもんよな。
    読んでるときだけ没頭して
    「あー! 面白かった!」
    ってなったらええもんな。ええ。なりました。すごいなりました。オチもよかったし、ものすごいきれいにまとまってると思う。


    でも、いや、どこ対象…? とはなるな(笑)。
    そういう意味ではライトノベルのほうが安心して読めるんかも。いや、わたしらが対象なのか。

    ちゅうか、べつに対象を知らんでもええがな。それな(笑)。


    読書(だけに限らずエンタメすべて)において何をもとめるかは人それぞれ、また同じ人でもタイミングによってまちまちではある。

    跡に残らず、リアリティとかも関係なく、そこまでのめり込まず、でも、そのときは集中できる、と、いう楽しみ方をしたいのならめちゃくちゃ楽しい本やったと思う。


    せやね。エンタメに何を求めるんやろね。
    わたしはわりと没入してしまうので、どうしても小説を読んで
    「自分が没入できる人は誰か」
    と、いう目線でも読んでしまうから、しんどおってなることもあるんかもしれへん。

    今回は幸三の言動が怖かったよね…(笑)。
    わたしがやりがちなのはこういう行動かも。こわ。こわ。

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    2026年07月05日
  • 留子さんの婚活

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    とてもおもしろく、一気に読んでしまった。普段は読書の時間がなかなか取れないけど、続きが気になってしまい、無理やり時間を作って読み進めました。

    主人公の留子は、事故で植物状態となった息子と暮らしています。息子の妻は出産後まもなく亡くなり、残された孫を育てながら、いつか息子が目を覚ますと信じ続けています。そして、自分がいなくなった後のことを考え、息子の新しい妻、孫の母親になってくれる人を探そうと親の婚活パーティーへ参加します。

    そこで出会ったのが幸三です。幸三は50歳を過ぎても働かない娘と二人暮らしをしており、娘のためではなく自分自身が結婚したいという思いで婚活パーティーに来ていました。しかし、その娘はホストに夢中になり、幸三の貯金を使い込んでしまっている状況でした。娘はお金を得るため、父親と留子の結婚を強く後押しします。

    それぞれの思惑や嘘が絡み合いながら結婚へ向かって話が進んでいきますが、物語の最後には登場人物たちが現実と向き合います。留子は息子が目を覚まさないかもしれないという現実を受け入れ、幸三の娘も自立して働く決意をします。

    登場人物たちはどこか身勝手で不器用。婚活というテーマでありながら、家族の絆や介護、親子関係、現実を受け入れることの難しさなど、さまざまな問題に直面!!それでも笑える場面もあり楽しめる作品でした。

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    2026年06月18日
  • 留子さんの婚活

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    熟年婚活パーティー波乱含みの読み始めは、どうなる事かと読み進めて行くば予想だにしない意外な展開おもしろいおかしく、読む手が止まらず。抱腹絶倒の「婚活」小説をあなたもぜひ楽しんで読んでください。

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    2023年08月19日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    シリーズ三冊目
    一冊目の頃は、主人公が嫌でたまらなかったけど
    月日が経って成長してきて好感が持てるようになった。

    今の時代背景にあい
    コロナ、パワハラなどもネタに。

    どんなにキツくあたっても自分を慕ってくれる後輩。
    上司にキツくあたられて、自分がしてきたことを反省し後輩への思いが想いに変わる。

    まだまだ続きそう。
    続編、楽しみにしてます。

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    2021年01月19日
  • わたしは誰も看たくない

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    ネタバレ

    読み出したら止まらなくなった
    スイスイ読めるが登場する人間関係は重い

    主人公の周囲の人が一見正論で絶妙に他人事な言い方をしたり、主人公の歪みが魅力的な物語だった
    主人公が抱えるコンプレックスや家業を手伝わない妹への苛立ちに強く共感した
    主人公も妹も自身の幸福ではなく人の不幸や固定概念(嫁なら挨拶に行くべきとか、縁を切るなら結婚せねばならないとか)に囚われている滑稽さがなんともいえなかった
    利己的になりきれない人間の弱さがリアルに感じた
    面白かった

    10代の事件の時点で主人公のことを家族もしくは保健室の先生もしくは産婦人科で継続的に看てほしかった

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    2020年11月25日
  • 新宿ナイチンゲール

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    決して道徳的ではない終わり方をしているが、私はこの終わり方、好きである。なによりひまりらしい。
    ひまりは自分に正直に生きている。なんとなく看護師になったという仕事への動機も、お金のためにしか介護をしたくないという想いも。全てひまりらしかった。ひまりに感情移入した頃に、事件が重なって行くので、うまくできてんなーとか思いながら読みましたw面白かった!!!

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    2018年10月26日
  • 新宿ナイチンゲール

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    派遣で介護をするナース桑原ひまりの物語。
    介護シーンはすごくリアルだと思ったら、作家さんは元ナースの方。現場の雰囲気や家族とのやり取りで思うところがこの本に詰め込まれているのだと思う。
    ラストは他の方も書かれているが「?」のところがあるが、物語を終わらせるにはよかったのかもしれないと思います。

    介護する方の気持ちがわかる一冊だと思います。ひまりのような人だけではないでしょうが、こんな気持ちでないと務まらない現場なのかもしれません。

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    2018年05月26日
  • 留子さんの婚活

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    ほんと、全員身勝手で気持ち悪い。
    全く共感できない。
    唯一の良心は大五郎さんとその奥さん。
    あと隼人くん。
    私だったらそんな頻繁に子供預けられたらイラついちゃうけど…。
    留子さん、あなた川野さんに怒る資格ないと思うよ…
    はぁー??とイライラしながら、でも読む手を止められない面白いお話でした。

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    2026年08月07日
  • わたしは誰も看たくない

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    過去に妹から酷い仕打ちを受けたとはいえ、この姉のネチネチした執念深さと性格の悪さときたら。親の介護にしたって何もしないし、する気もないのに余計な口出しばかり。身勝手な言動に終始イラッとしながらも、他人の揉め事ほど面白いものはなく、読むのをやめられなかった。

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    2025年08月20日
  • 留子さんの婚活

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    親同士の婚活、自分の親はここまではしていないけれど、こんな気持ちで子供の結婚を願っているんだろうかと思いました。
    色々な親が出てきました。親の我が子を思う気持ちが溢れてくる作品でした。

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    2025年01月24日
  • 新宿ナイチンゲール

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    社会的な問題でもあるけど、主人公の破滅的願望が表現された作品と思う。介護のあり方とかそういうふうに読むと作者の本意は伝わらない、のか?

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    2024年02月25日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    このシリーズはどんどん惹き込まれる。
    そして看護師さんへの尊敬が止まらない。

    今は3までしか出ていないが
    続編出してほしいレベル。

    看護師の方に読んでみてもらいたい!

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    2023年11月29日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    シリーズ第2弾

    杏美が強烈だった。
    でも中にはこういう人もいるのかな〜と思うと本当に大変だ…

    潮田のコミュ力と人の懐にすんなり入って
    場の空気を変えてしまう力はもはや羨ましい。
    にーなちゃんと呼んでた理由は笑ってしまったが、、笑

    第3弾も早めに手に入れて読みたい。

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    2023年11月09日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    当事者にならないとなかなかわからないことだけど
    まず受け入れるってことがきっと難しいんだろうな…
    と思った。

    色々な人、家族がいる中で
    それぞれに合った内容で対応していくナースさんは
    本当に尊敬します。

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    2023年11月08日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    現役ナースが…ということなので、何だかすごくその現場を見ているようで胸が苦しくなりました。私自身も家族で介護者を決める際のいざこざを仕事で見てきたり、押し付け合い、医療に対しての無謀な要求なども話しに聞いてたりするので、フィクションと言いながらも現実として受け止めるべき作品だと思いました。いずれ来る家族の介護問題の心の準備として読んでも良いかと思います。

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    2023年04月16日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    ただ今夫の介護中ですまったくその通りリハビリ病棟から退院して来て家の中でできない事が多く何でこんな状態で退院できたのと言っていた私
    ほんと介護は大変だと息子に言ったら母さんがやるのが当たり前と言われたとこ、ただ介護の大変さをたまに来て聞いてくれるだけでよかったのにガツンと言われて泣いてしまった私
    昨日出来なかったことが今日できてよかったねて喜んでも又明日になったらできなかったり明日のことで心配になるまさか親よりも先に50代の夫の介護するとは夢にも思わなかった
    また頑固親父だし子供もよりつかないよ
    彼自身も訪問リハビリと日常生活でがんばってるけどまだかな?介護も慣れだとなんとかなるさてとおもわなくっちやといい聞かせながらの毎日認知症じゃないから施設に入れる気はないけどこの先どーなるか筋肉が着いて杖で歩けますように布団の中で祈ってます施設に入れるなんて寂しいよ
    私の介護が大変だし1人の時が心配だけど
    この本読んでよりいっそう介護の大変さが実感した大変だったらケアマネに相談だよね

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    2023年03月20日
  • わたしは誰も看たくない

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    読んでいる間も読後も気分は最悪。

    けれど強烈なインパクトがあり語弊はあるが面白かった。

    タイトルから介護の物語を想像していたけれど根底にあるのは姉妹の確執。

    ある事情で実家を離れ、埼玉県で夫と息子と三人で暮らす神崎穂乃果。
    穂乃果より二歳年下の妹・小夜子は群馬にある実家の温泉宿を継いでいる。

    前半は姉妹の亀裂の原因が知りたくて頁を捲る手が止まらない。

    真相を知り穂乃果に同情するも、実父までを妹への復讐材料とする穂乃果の執念には空恐ろしさを感じた。

    たった1度のボタンの掛け違いで人生は大きく変わる。

    ラスト1頁まで衝撃的。

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    2023年02月15日
  • わたしは誰も看たくない

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    田舎の温泉宿出身の穂乃果に実家の実父の介護問題が降りかかる。穂乃果には妹がいるが妹とは強い確執があり、妹に問題を丸投げして優位に立とうとするが‥。リアルにありそう、ううん、あるあるで読みいってしまいました。現役ナースならではの視点で描かれてます。

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    2022年06月12日
  • わたしは誰も看たくない

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    小さな温泉旅館を営む故郷を出て暮らす女が、妹への復讐のため実家にがんじがらめにする話。実家は植物状態となった父親のケアと家業、旦那の実家は姑が認知症を発症し義姉とはうまくいかず… 

    主人公の穂乃果がとにかく性格が悪い!清々しいほどねじれていて、むしろ好感を持つ。妹の小夜子の方が嫌だな。面白かった、あっという間に読破。

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    2022年01月30日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    『病院でちゃんとやってよ』第2弾。
    新菜のもとへ理学療法士・潮田海里が入ってきた。
    患者の受けはいいのだが、新菜は頼りなく感じてしまう。
    今回も強敵(患者家族)がたくさん!
    リハビリスタッフの田村さんや、
    ジムで一緒の沼野さんのその後が気になる!

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    2020年12月03日