小原周子のレビュー一覧

  • わたしは誰も看たくない

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    ネタバレ

    温泉旅館に産まれたふたり姉妹。
    穂乃果、小夜子。
    穂乃果の性悪なところが、よく書かれている。見たくない心の中が、あまりにリアルで、自分にもあると、わかる気もする。
    嫌な話だけど、ページをめくる手がとまらない。
    現役看護師だけあり、細かいところまで書いてあり、それがまたリアル。
    最後は納得の終わり方。

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    2019年12月13日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    まさかこんなこと言う人いる?!と思う家族の連続。でも実際こうなんだろうな…
    新菜のお母さん、素敵な彼と結婚出来てよかったけど、その行き先がなければ新菜自身もお母さんに不満を抱いてしまいそう。
    よかった!

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    2024年09月26日
  • わたしは誰も看たくない

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    人間の感情って底が見えないな。。と思う。
    読後感は悪いが、わかるなーと思える事もある。
    人の思いは推し量れない。自分自身を大事にしたいと思った

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    2024年08月30日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    リハビリ病棟で働くナース大八木新菜が主人公
    「絶対歩けるようにしてください」など患者の病態を省みず、自分たちの勝手な希望だけ押し付けていく患者の家族たち。それもひと家族だけでなく次から次へと…
    え?!この家族のエピソードここで終わり?!というケースもいくつかあったけど、それがまたリアルを感じました
    作者は現役の看護師さんということで、きっとこういう家族をたくさん見てきたんだろうなと思う
    新菜が年齢のわりに子どもっぽいところがあり、患者に直接的に物を言いすぎるところがあるなと思った
    それでも毎日患者のために奮闘し続けて、本当にスゴイ!!趣味のエアロビで発散してくれ~!新菜を応援したくなる小説でし

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    2024年04月28日
  • 留子さんの婚活

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    装丁のイラストからは想像できない婚活本。
    本当の狙いを隠して子供のために、親同士が婚活をする。
    留子さんも幸三さんも、ズレまくりでめちゃくちゃだけど
    これが人間なのかも。
    なんだか悲しい読後感だった…もっとうまく行く道、あったのかもしれないのに…
    こういう斜め上の婚活本も面白い

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    2024年02月02日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    面白いんだけど、、、題名通り、にーなちゃんがずっとおかんむりで。
    最初はわかるよー!って思っていたんだけど、流石にイライラが長すぎてちょっとしんどかった。

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    2023年12月05日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    ★3.5
    主人公の仕事への一生懸命さがすごく感じられる本です!
    リハビリをする病院で、患者と家族の間に入ってこれからどうするのか
    何ができるかを一緒に考える看護士さんのお話

    家族にケアが必要な人が出て来たら、とても大変な事
    口だけではなく、家族総出で介護しなきゃいけない事

    自分には関係ないなんて思えない年齢になって来たと心配になった

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    2023年12月01日
  • 留子さんの婚活

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    子どもの代わりに親が婚活…というと、過保護でお節介な親の姿が思い浮かぶけれど、留子さんの目的はそれだけではなかった!
    寝たきりの息子の介護をさせるために結婚相手を探す留子さん。そして貧乏でつまらない年金生活から脱するために結婚相手を探す幸三さん。二人の利害が一致して、さてさてどうなる…??
    結婚というイベントに、人生の好転を期待しまくっている留子と幸三に、都合が良すぎるんじゃないかとヒヤヒヤする所もあり、最後まで目が離せない。
    面白かった!

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    2023年08月28日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    現役看護師の小原周子さん書き下ろし『病院でちゃんとやってよ』シリーズ第三弾。

    今回の舞台も大浦東病院リハビリ病棟。
    現在のコロナ禍を取り入れながら老夫婦の介護問題などシビアな現実が描かれている。

    主人公・大八木新菜と理学療法士・潮田海里の歯がゆい恋の行方も気になる所だが、何と言っても今回はリハビリ病棟に異動して来た新菜の上役ナース・茅野にハラワタが煮えくり返ってしまってプンプンしながら読み進めた。

    一言で言えばパワハラ。
    でもそのあまりの言動に人としての常識を疑う。

    新菜が経験を積みながら成長して行く姿を見守りたい。

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    2023年02月16日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    2020年2月に刊行された「病院でちゃんとやってよ」に続く第二弾。
    現役看護師の小原周子さんが描くリアルな介護小説で物語の舞台は大浦東病院リハビリ病棟。

    タイトル通り、こんな我儘な患者さんや家族が次々と現れたらそれは、おかんむりにもなるだろうなと主人公の中堅看護師・大八木新菜に同情しきり。

    本作では新しく加わった理学療法士の青年スタッフ・潮田海里とのやり取りもあり中々面白い展開に。

    個性豊かな登場人物達が織りなす人間ドラマを本作でも楽しめた。

    特に主人公、新菜の感情表現が下手くそながら真っ直ぐな姿は応援したくなる。

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    2023年02月16日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    現役看護師の小原さんが描くリアルな介護小説。

    主人公はリハビリ病棟で働く35歳の看護師・大八木新菜。
    私の姪も看護師でリハビリ病棟に勤務していた事もあり、あるあるが一杯。

    無理難題を言う患者とその家族。
    突然、降りかかった介護問題に動揺する気持ちは想像に難くないが、あまりの自己中ぶりと横柄な物言いに怒りを覚える。

    介護は思い遣りがあればなんて綺麗事だけじゃ済まない事は解っている。

    家族や公的機関の協力、介護者自身の基盤も大事、けれど『年寄り笑うな、行く道じゃ』の気持ちは忘れないでいたい。

    終盤の3つのエピソードに笑う。

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    2023年02月15日
  • 新宿ナイチンゲール

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    主人公のひまりはネットカフェで寝泊まりしながら派遣ナースとして働く女性。こんな雇用の形も増えていくのかなぁ‥ラストはなんでそうなるの??って思わず口から出ちゃったけど、ある意味ひまりだからなぁ〜と変に納得しました。

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    2022年06月12日
  • わたしは誰も看たくない

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    なかなか毒舌な姉。非常識キャラにして、実態を教えてくれる。舞台が、群馬ていうのも珍しい。寂れた感じがよくわかる。

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    2022年05月04日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    ネタバレ

    第3弾。
    新米時代にパワハラを受けていた上役ナースが主任として異動してくる〜という話でスタート。

    いろんな波乱がありながらもまあるく収まります。

    サクッと読めて軽快なお仕事小説。

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    2021年12月18日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    シリーズの第2弾。
    今回は、新しくリハビリ病棟に加わった青年スタッフの勤務態度に我慢がならない〜で始まる。

    だが、この彼みんながお手上げ状態だと思われる我儘な患者や家族には気に入られている。

    人との接し方ひとつで心も変わっていく…

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    2021年12月18日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    リハビリ病棟で働く看護士の新菜は、35歳独身。

    自分勝手な患者と家族に振り回される毎日だが、唯一の発散方法はエアロビ。

    なんやかんや言いながらも頑張り、発散できるものがあるのは良いことだ。

    応援できる小説。

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    2021年12月18日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    主任ナースとしてリハビリ病棟にやって来た茅野。典型的なバワハラキャラで、気持ちよく怒りをぶつける事ができます。

    あまりの理不尽さに新菜と一緒にイライラしながらどんどん読み進められます。

    それにしても潮田と新菜、ここまでしてるのにこの巻では進展せずに次巻に持ち越しなんて、これもやきもきして続編が楽しみです。

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    2021年10月08日
  • 新宿ナイチンゲール

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    何でやねん!と思うけど、ひまりらしい最後。
    基本的に逃げがちな人だから。
    文句も不満もあるのに何も言えない、悪者になれないところとか。
    訪問看護はこれから求められるものかもしれない。誰かの逃げ場としてだけではなくなるといい。

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    2021年09月18日
  • わたしは誰も看たくない

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    読んでいて楽しい物語とは言い難い
    出てくる人がどこかしら性格に難ありだから読んでて不快な気持ちになった。
    作者さんが看護師とのことなので、これがリアルなのかもな〜

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    2021年09月08日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    新菜が海里にイライラしすぎだろう、と思わないでもないが、気持ちは分かる。

    職場にガンプラを置くまではいいけど、作るのはアカンやん。

    新菜は気持ちの区切りもついたし、この二人が今後どうにかなっていくのかどうか、楽しみです。

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    2021年07月28日