小原周子のレビュー一覧

  • 留子さんの婚活

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    熟年婚活パーティー波乱含みの読み始めは、どうなる事かと読み進めて行くば予想だにしない意外な展開おもしろいおかしく、読む手が止まらず。抱腹絶倒の「婚活」小説をあなたもぜひ楽しんで読んでください。

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    2023年08月19日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    シリーズ三冊目
    一冊目の頃は、主人公が嫌でたまらなかったけど
    月日が経って成長してきて好感が持てるようになった。

    今の時代背景にあい
    コロナ、パワハラなどもネタに。

    どんなにキツくあたっても自分を慕ってくれる後輩。
    上司にキツくあたられて、自分がしてきたことを反省し後輩への思いが想いに変わる。

    まだまだ続きそう。
    続編、楽しみにしてます。

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    2021年01月19日
  • わたしは誰も看たくない

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    ネタバレ

    読み出したら止まらなくなった
    スイスイ読めるが登場する人間関係は重い

    主人公の周囲の人が一見正論で絶妙に他人事な言い方をしたり、主人公の歪みが魅力的な物語だった
    主人公が抱えるコンプレックスや家業を手伝わない妹への苛立ちに強く共感した
    主人公も妹も自身の幸福ではなく人の不幸や固定概念(嫁なら挨拶に行くべきとか、縁を切るなら結婚せねばならないとか)に囚われている滑稽さがなんともいえなかった
    利己的になりきれない人間の弱さがリアルに感じた
    面白かった

    10代の事件の時点で主人公のことを家族もしくは保健室の先生もしくは産婦人科で継続的に看てほしかった

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    2020年11月25日
  • 新宿ナイチンゲール

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    決して道徳的ではない終わり方をしているが、私はこの終わり方、好きである。なによりひまりらしい。
    ひまりは自分に正直に生きている。なんとなく看護師になったという仕事への動機も、お金のためにしか介護をしたくないという想いも。全てひまりらしかった。ひまりに感情移入した頃に、事件が重なって行くので、うまくできてんなーとか思いながら読みましたw面白かった!!!

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    2018年10月26日
  • 新宿ナイチンゲール

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    派遣で介護をするナース桑原ひまりの物語。
    介護シーンはすごくリアルだと思ったら、作家さんは元ナースの方。現場の雰囲気や家族とのやり取りで思うところがこの本に詰め込まれているのだと思う。
    ラストは他の方も書かれているが「?」のところがあるが、物語を終わらせるにはよかったのかもしれないと思います。

    介護する方の気持ちがわかる一冊だと思います。ひまりのような人だけではないでしょうが、こんな気持ちでないと務まらない現場なのかもしれません。

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    2018年05月26日
  • 新宿ナイチンゲール

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    社会的な問題でもあるけど、主人公の破滅的願望が表現された作品と思う。介護のあり方とかそういうふうに読むと作者の本意は伝わらない、のか?

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    2024年02月25日
  • 病院でちゃんとやってよ : 3 人生においしいリハビリメニュー

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    このシリーズはどんどん惹き込まれる。
    そして看護師さんへの尊敬が止まらない。

    今は3までしか出ていないが
    続編出してほしいレベル。

    看護師の方に読んでみてもらいたい!

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    2023年11月29日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    シリーズ第2弾

    杏美が強烈だった。
    でも中にはこういう人もいるのかな〜と思うと本当に大変だ…

    潮田のコミュ力と人の懐にすんなり入って
    場の空気を変えてしまう力はもはや羨ましい。
    にーなちゃんと呼んでた理由は笑ってしまったが、、笑

    第3弾も早めに手に入れて読みたい。

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    2023年11月09日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    当事者にならないとなかなかわからないことだけど
    まず受け入れるってことがきっと難しいんだろうな…
    と思った。

    色々な人、家族がいる中で
    それぞれに合った内容で対応していくナースさんは
    本当に尊敬します。

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    2023年11月08日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    現役ナースが…ということなので、何だかすごくその現場を見ているようで胸が苦しくなりました。私自身も家族で介護者を決める際のいざこざを仕事で見てきたり、押し付け合い、医療に対しての無謀な要求なども話しに聞いてたりするので、フィクションと言いながらも現実として受け止めるべき作品だと思いました。いずれ来る家族の介護問題の心の準備として読んでも良いかと思います。

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    2023年04月16日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    ただ今夫の介護中ですまったくその通りリハビリ病棟から退院して来て家の中でできない事が多く何でこんな状態で退院できたのと言っていた私
    ほんと介護は大変だと息子に言ったら母さんがやるのが当たり前と言われたとこ、ただ介護の大変さをたまに来て聞いてくれるだけでよかったのにガツンと言われて泣いてしまった私
    昨日出来なかったことが今日できてよかったねて喜んでも又明日になったらできなかったり明日のことで心配になるまさか親よりも先に50代の夫の介護するとは夢にも思わなかった
    また頑固親父だし子供もよりつかないよ
    彼自身も訪問リハビリと日常生活でがんばってるけどまだかな?介護も慣れだとなんとかなるさてとおもわな

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    2023年03月20日
  • わたしは誰も看たくない

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    読んでいる間も読後も気分は最悪。

    けれど強烈なインパクトがあり語弊はあるが面白かった。

    タイトルから介護の物語を想像していたけれど根底にあるのは姉妹の確執。

    ある事情で実家を離れ、埼玉県で夫と息子と三人で暮らす神崎穂乃果。
    穂乃果より二歳年下の妹・小夜子は群馬にある実家の温泉宿を継いでいる。

    前半は姉妹の亀裂の原因が知りたくて頁を捲る手が止まらない。

    真相を知り穂乃果に同情するも、実父までを妹への復讐材料とする穂乃果の執念には空恐ろしさを感じた。

    たった1度のボタンの掛け違いで人生は大きく変わる。

    ラスト1頁まで衝撃的。

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    2023年02月15日
  • わたしは誰も看たくない

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    田舎の温泉宿出身の穂乃果に実家の実父の介護問題が降りかかる。穂乃果には妹がいるが妹とは強い確執があり、妹に問題を丸投げして優位に立とうとするが‥。リアルにありそう、ううん、あるあるで読みいってしまいました。現役ナースならではの視点で描かれてます。

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    2022年06月12日
  • わたしは誰も看たくない

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    小さな温泉旅館を営む故郷を出て暮らす女が、妹への復讐のため実家にがんじがらめにする話。実家は植物状態となった父親のケアと家業、旦那の実家は姑が認知症を発症し義姉とはうまくいかず… 

    主人公の穂乃果がとにかく性格が悪い!清々しいほどねじれていて、むしろ好感を持つ。妹の小夜子の方が嫌だな。面白かった、あっという間に読破。

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    2022年01月30日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    『病院でちゃんとやってよ』第2弾。
    新菜のもとへ理学療法士・潮田海里が入ってきた。
    患者の受けはいいのだが、新菜は頼りなく感じてしまう。
    今回も強敵(患者家族)がたくさん!
    リハビリスタッフの田村さんや、
    ジムで一緒の沼野さんのその後が気になる!

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    2020年12月03日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    大八木新菜はリハビリ病棟で働く看護師。
    一癖も二癖もある患者の家族に振り回される日々。
    徐々に進んでいく認知症も、家族は認めたくない。
    現実を見たくない。
    患者やその家族に寄り添うリハビリナースと理学療法士には頭が下がる。
    痛快でおもしろかった。

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    2020年08月24日
  • 病院でちゃんとやってよ : 2 おかんむりナース!

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    こんなにも主人公に嫌悪感を持った小説は無いかも…

    ストーリーは、読みやすくて好きなんですけど。

    主人公にあまりにも腹立つので星一つ下げました。笑

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    2020年07月05日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    ネタバレ

    あー、介護ってこんなんなんだ!って現実を知った。

    確かに介護実習したときも現実をみたなぁ…

    いろんな家族がいて、いろんなケースがあるなと考えさせられた。

    思いを寄せていた同僚、すごくいいやつだったけど
    最後、ガッカリ…

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    2020年03月17日
  • わたしは誰も看たくない

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    ネタバレ

    温泉旅館に産まれたふたり姉妹。
    穂乃果、小夜子。
    穂乃果の性悪なところが、よく書かれている。見たくない心の中が、あまりにリアルで、自分にもあると、わかる気もする。
    嫌な話だけど、ページをめくる手がとまらない。
    現役看護師だけあり、細かいところまで書いてあり、それがまたリアル。
    最後は納得の終わり方。

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    2019年12月13日
  • 病院でちゃんとやってよ

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    リハビリ病棟で働くナース大八木新菜が主人公
    「絶対歩けるようにしてください」など患者の病態を省みず、自分たちの勝手な希望だけ押し付けていく患者の家族たち。それもひと家族だけでなく次から次へと…
    え?!この家族のエピソードここで終わり?!というケースもいくつかあったけど、それがまたリアルを感じました
    作者は現役の看護師さんということで、きっとこういう家族をたくさん見てきたんだろうなと思う
    新菜が年齢のわりに子どもっぽいところがあり、患者に直接的に物を言いすぎるところがあるなと思った
    それでも毎日患者のために奮闘し続けて、本当にスゴイ!!趣味のエアロビで発散してくれ~!新菜を応援したくなる小説でし

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    2024年04月28日