高月園子のレビュー一覧

  • 男子劣化社会

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    ゲーム、メディア、AV etc..
    21世紀の男子らを誘惑してきているのはリアルではなくデジタルにある。本物の女性よりも画面越しの女性に欲情し、彼女らとコミュニケーションをとるあまり(ほぼ一方的だが)、現実での女性との距離のつくり方がうまくいかない。そんな男子が日本だけでなくアメリカ、中国、そして他の世界で起きていることだというのだ。この状態が今後も続いてしまえば、世界から子供の数は間違いなく減り、これまでのクラーク・ゲーブルや加山雄三、三船敏郎などの男らしい男は世界から消えてしまうだろう。

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    2018年02月08日
  • 男子劣化社会

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    これからの数十年、ますます男女の断絶が起こり得るような気がした。
    そんな殺伐とした社会環境において男性がどのように立ち振る舞い、どのような信念の元に女性と関わり合えば良いのか、共に歩むめば良いのかの形が薄っすらと感じ取れた。
    それと日本においての未婚率の上昇は育児支援の不足や男性の経済力低下などの目に見える外面的な要素だけでなく、異性に対する内面的(心理的)な要素も大きく影響を与えていて、それは僕が以前から感じてたことでした。
    つまり、経済や政府の支援だけでは肝心な部分が覆い隠され男女の真の共栄は訪れない気がします、、っが!
    俺に限ってはできるはず

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    2017年11月09日
  • 男子劣化社会

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    2015年版『男性権力の神話』、フェミ批判。いくつか提言もあり。弱者男性みたいなのに興味ある人と、男子がわからんフェミニストは読むがよかろう。目新しい論点はたいしてないように思うけど、数字その他のデータは価値がある。

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    2020年06月15日
  • 不倫と結婚

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    冒頭の、「現代は結婚に全ての機能を詰め込み過ぎている、だからうまくいかなくなるのも当然だ」との指摘には頷けた。
    昔は夫婦というのは経済的・社会的基盤としての要素が強かったが、今は恋愛的、精神的、性的な基盤でもあり、その機能を全て満たすのは難しいこともある。

    中盤までは自分とはあまり関係がない事例が続いたけど、最後のセックスレスの部分は共感するところも多い。
    自分の考えや価値観に思いをめぐらせながら読んだ。日本にも著者のエスター・ペレルみたいなセラピストがいれば相談に行くのになあ…。

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    2025年11月16日
  • 男子劣化社会

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    タイトルどおり、男子が劣化しているという趣旨の本。

    女性の社会進出とデジタル社会の進歩が男子から男らしさを取り上げたという内容。
    デジタル世界では、リアルと異なりイージーに様々なものを獲得できる。そのため男子はバーチャルにハマりやすい。
    バーチャル世界での王様は、リアルワールドでは冴えない男子だ。だからますますデジタルにのめり込む、ということらしい。

    全体としては、Twitterでよく目にする言論だ。この本がネタ元なのかもしれない。

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    2024年04月11日
  • 「争い」入門

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    ルビを多くふっているので、おそらく小学校高学年向けの本だと思います。しかし、小学生がこの本を買うのかと思う反面、紛争のことはよくわかります。
    平和ボケした日本人だからこういう感覚になるのかなと思いました。

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    2023年07月13日
  • 定本 災害ユートピア――なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか

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    自然災害は誰もが恐れ、できることなら起こらないでほしいと望むものだと思います。
    しかし、自然災害は起こります。現在でも日本は南海トラフ地震や首都直下型地震などの災害が来る来ると言われており、人々の災害への関心も高まっていると感じます。

    アメリカで起きたハリケーンや同時多発テロ事件が起きた時に人々が利他的になり共同することが実例と多くの引用を用いて記されていたためとても説得力のあるものでした。(ただ、文章のところどころが正直読みづらく、飛ばしとばしで読んでしまいました)

    私は直接的な被災経験はありませんが、大学2年次に台風による水害のボランティアと東日本大震災の被災地訪問、被災者との交流の経

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    2022年08月03日
  • 不倫と結婚

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    不倫によって関係に亀裂が生じたカップルをカウンセリングしてきた著者が、数々の事例とともに不倫について論じた本。
    ただ「不倫は悪」とするのではなく、不倫に至った背景や、その先に何があるのかについて考えさせられる。

    「結婚」の持つ意味が変わってきた現代では、不倫の意味も変わってくるのだな。

    恋愛と、生活と、自己愛と自己顕示欲の落としどころを見つける作業だ。

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    2021年06月10日
  • 5歳からの哲学

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    日常生活の身近な会話の中論理的な話もできるということですね

    著書の内容を参考に日々の会話を大切に、子供が興味をもった話題に関して、掘り下げて会話に幅をもたせたい

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    2021年04月16日
  • 男子劣化社会

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    社会のある側面を鋭く提示してくれているように思え、興味深く読んだ。後半はやや説教臭さが鼻に付いたが。日本でも青少年の男子が直面する問題点を誰か書いてくれないものか。

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    2017年12月14日