ジャナ・デリオンのレビュー一覧

  • 嵐にも負けず

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    アメリカ、シンフルの町に潜んでいたCIA秘密工作員のフォーチュンが主人公のシリーズ第7作目。今作は保安官助手のカーターとの恋愛の進捗も描きながら、素晴らしい同志の老女達との連携やら、盛りだくさん。シリアス、アクション、全て飽きさせないスピード感満載の小説。何だか切ない終わり方だけど、まだまだフォーチュンの活躍を見ていたい。どうぞ続編もお願いと祈る気持ちで読み終えた。

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    2024年06月13日
  • どこまでも食いついて

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    ネタバレ

    今月第7弾発売の大人気のワニ町シリーズ第5弾は、読み応え十分。前作でカーターとラブラブになった直後から、町の敵対勢力が町長選に立候補し、カーターが銃撃され脳震盪で記憶を数日失うなど、冒頭から波乱の展開。ATFの捜査官も絡んでフォーチュンの正体がばれる危険や、お約束のスラップスティック展開(犬に追いかけられたり、迷彩色下着丸見え事件)を挟んで、ラストへの怒涛の流れは、このシリーズ屈指の犯人当てとサスペンスフル展開でとても満足した。
    毎回とても楽しめる作品、もったいないけどそろそろ新作に追いつこうと思う次第。

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    2024年04月05日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    ドタバタ過ぎて楽しい!
    洋書でこんな感じに楽しめる本て、今まで読んでこなかったから、まずこのシリーズ読んで、他にも探していきたい。

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    2024年02月16日
  • ハートに火をつけないで

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    ネタバレ

    ワニ町4作目。仲間のうちで主人公の出自を知らない唯一の親友アリーを襲う事件に、カーター保安官の職務を無視して奔走するいつもの3人組は爽快で、相変わらずの面白さ。今回は、冒頭からラストに至るまでのラブラブエピソードのためか、ドタバタもフォーチュンのあられもない姿での脱線劇もなく、その点、やや不完全燃焼感が無きにしも非ずだけど、クライマックスの盛り上がり感はなかなかのもの。しかしこんなにカーターとラブラブになって良いのか? 一筋縄な恋愛は無理な予感がする。気楽に読める貴重なシリーズで、どんどん翻訳してほしい。

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    2024年02月07日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    今年初小説。あっという間に読ませる、とてもいい作品。シリーズものの第1作ということで、楽しみが増えた。

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    2024年01月14日
  • 幸運には逆らうな

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    ネタバレ

    ワニ町シリーズ最新作。早くも6作目(アメリカ本国では25冊出てるらしいのでまだまだ楽しめる、翻訳続けてください創元様)

    本作でも、ばあさん2人と主人公フォーチュンとのドタバタコメディをとにかくなんも考えずに頭空っぽにして読み進めたらいい。

    おけら長屋とこのシリーズは、ほんまそれだけでいいので貴重。難しい小説、感動小説、悲劇、シリアス…それらの面白さは充分に承知しているが、アホみたいにあっけらかんと笑うだけってことも実は非常に大切なのだ。

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    2024年01月04日
  • 幸運には逆らうな

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     「ワニ町」シリーズいつの間にか6作目。シリーズは3作ほどを区切りにして、その後翻訳出版打ち切りなんていうことがままある。出版社を変えて別の翻訳者で再開、なんて版権の移動もあったりするから、翻訳ミステリーのシリーズものは心配だ。しかし、本シリーズは人気があるらしく、きちんと翻訳が続いているし、打ち切りの話もまったく出てこない。ストーリーも良いが、翻訳小説とは思えないほど、日本語訳の文章も素晴らしいシリーズだと思う。

     さて前作から続いて、保安官助手のカーターは未だ完全復活ならず。それもそのはず毎年一冊ずつ読ませて頂いているぼくらとは違って、作中では一日二日くらいしか経過していないのだから。ひ

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    2023年12月30日
  • 幸運には逆らうな

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    ネタバレ

    待ってました〜!翻訳ありがとう!!
    シリーズのたびに3人が大好きになるし、アリーやマリーやウォルターも好きになる。犯罪も麻薬密売と組織的な悪になってきて、対峙するスワンプスリーのチームワークがまた冴えてきてる。

    新しいボートでスピードアップな展開にもなって、このままどんどん読み進めたい!!早く次も翻訳してほしい!!
    今回の爆笑ポイントは、ボートにシャツで縛り付けられたガーティを二度見してしまうカーター。あと、ワニボートではしゃぐガーティとその後の釣り人たちの紳士的な対応。南部人って気風が良くておおらかな人なのかな?と思わせる。

    カーターとの関係に悩むフォーチュンが丁寧に描かれてて、いっしょ

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    2023年12月05日
  • 幸運には逆らうな

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    今回もめちゃ面白くてスイスイ読めた。
    理屈も何もないノンストレスでただただ笑った。
    この3人組が私の身近にいたらどんなに楽しいだろう。次回も待ち通しい。

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    2023年11月22日
  • ミスコン女王が殺された

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    〈ワニ町シリーズ〉第ニ作『ミスコン女王が殺された』
    洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー

    今回も楽しませてもらいました(*'▽'*)

    口論した相手が殺された事により、殺人の濡れ衣がかかってしまった超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
    そこに付随するのは、何としても真犯人を自分達で突き止めようと暴れまくる絶好調な2人のおばあちゃんズ
    3人は真犯人を突き止める事が出来るのでしょうか。。。

    相変わらずユーモアのある掛け合いと、滅茶苦茶で何をしでかすかわからない、最強・度胸・破壊・混乱という言葉がピッタリな3人!

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    2023年11月12日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    おもしろかった。全然重たくなく、お年寄りは元気で、アメリカンジョークもたっぷり。
    長期入院とか、隔離とか、他に楽しみがないときにシリーズいっき読みしたい。

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    2023年10月31日
  • 生きるか死ぬかの町長選挙

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    ほんと面白い。サクサク読める。
    ちょっとブラックなユーモアのセンスがずば抜けていて、読みながらにやにやしてしまう。

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    2023年10月16日
  • 幸運には逆らうな

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    CIAスパイのフォーチュンととんでもおばあちゃんズアイダ・ベル&ガーティの〈ワニ町シリーズ〉最新作でおま

    今回も面白かった!
    三人が繰り広げるドタバタが次から次へと襲ってくる
    特に今回はスピード狂のアイダ・ベルが新しい乗り物エアーボート(後ろに巨大な扇風機みたいなんが付いてるやつ!)を手に入れて大幅パワーアップ!シンフルの町を爆走します

    相変わらずのザ・アメリカンコメディなんだけど、これが頭空っぽで楽しめる
    たまにはこういう読書もいいもんだ

    そして次巻では遂にフォーチュンの秘密が愛するカーター保安官助手にバレてしまうみたい!
    うーん楽しみ!

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    2023年10月06日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    〈ワニ町シリーズ〉第一作『ワニの町へ来たスパイ』
    洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー

    超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
    暴れ過ぎたせいで敵から狙われる身となり、潜伏しているはずが事件を吸い寄せてしまう
    そこに、2人の屈強なおばあちゃん達との運命的な出会い
    この個性的なキャラの3人が、小さな町で大暴れする

    舞台は南アメリカ南部ルイジアナ州の湿地帯
    湿地帯と言えば、『ザリガニの鳴くところ』の印象が強くイメージが抜けないが、本作品はとにかく明るい

    目玉となるのは、フォーチュンと2人のおばあちゃん達とのテンポあるやり取り
    そこに絡む

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    2023年10月03日
  • どこまでも食いついて

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    シリーズ5作目。前回は少し恋愛色が強かったが、今回は見事にCIA機密工作員の本領を発揮して河に海にと大活躍のヒロイン。彼女が潜伏せざるを得なくなった元凶の武器商人との対決も近くなった予感。終わって欲しくないシリーズ。

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    2023年09月28日
  • 幸運には逆らうな

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    表紙の先頭がガーティなの納得
    1番印象に残ってる。
    あんまり関係のなさそうな場面で、いつもながらふざけていたけれど不意打ちのように遊ぶ場面の重要さに気付かされ、彼女の話を聞くうちに重みが増していった。

    六冊目、六つの事件(細かいのはもっとあるけど)事件のたびに進む時間は、他の本に比べれば遅いけれど(?、引っ越してきて二ヶ月経ってない?)
    すごく早く読み終えてしまった。

    一作目を振り返ると、自分の読んでいる他の小説に比べてドタバタ感が強くてはじめは面食らうような、馴染めなかった部分はあるものの、シリアスな要素や人の心の動きとのバランスに慣れて楽しみなシリーズとなってきた。

    どんどん起こる犯

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    2023年09月12日
  • ミスコン女王が殺された

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    ネタバレ

    一応コージーミステリーに該当するのかな?
    ただ、ミステリーというよりは人間模様を楽しむ一連のシリーズです!
    女同士の気取らない皮肉の投げ合いや絆やジョークを楽しむ&ちょっとアクション&ちょっとロマンスって感じで、気軽に読めます。
    1作目で会話のテンポやアクション、ハプニングや逃亡劇が面白いと思った方、2作目以降も大体ほぼ同じような流れで話は進みますので面白いと思います。
    事件が起きる→素人が首を突っ込むなって言われる→でも3人で独自潜入調査してしまう→ガーティーがドジふむ→3人で逃げる→保安官に詰問される→クリエイティブな言い訳でごまかす→やれやれ
    この流れは絶対に入ってくるので、飽き飽きす

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    2023年09月04日
  • ハートに火をつけないで

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    ワニの町へ来たスパイシリーズ。元CIA秘密工作員のヒロインが、現地の凄腕の高齢女性とタッグを組んで犯人を追うと言うもの。まだこの町に来て3週間なのに次々と事件に見舞われる。追いつ追われつのアクションは勿論だが、前作より少しロマンスの度合いが深まるのも楽しい。アメリカでは大人気シリーズでwebサイトもあるらしく、興味深々で覗いたが、私は英語が読めないんだった(><)

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    2023年08月06日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    ☆4.2

    CIA秘密工作員のフォーチュンは潜入任務中に指示のない大暴れをしでかしてしまい、しばらくの間身を隠さなければならなくなった。
    しかもCIA内部に裏切り者がいるようで、身を隠すことは限られた者以外には極秘。
    事情を知る上司から、自らの姪をヨーロッパに旅行に出すから、彼女になりすましてルイジアナの田舎町シンフルにある家に潜めと告げられる。
    静かにしてあまり人と関わらずにやり過ごそうとしてたのに、家の裏の川から人骨は見つかるし、町を取り仕切る老婦人たちの行動に巻き込まれるしでまったく潜めない。
    陽気で達者な老婦人のガーティとアイダ・ベルのことを好きになってきたフォーチュンは、変なところば

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    2023年08月05日
  • ミスコン女王が殺された

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    絶対にはまると請負ます。ただ女性限りかな。笑う笑う、そしてミステリーとちっさいラブロマンス。読んでいる最中に映像化を考えてる。
    皆んな読んで、ストレス解消して、そして笑って!と言いたい。

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    2023年07月28日