ジャナ・デリオンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ワニ町」シリーズいつの間にか6作目。シリーズは3作ほどを区切りにして、その後翻訳出版打ち切りなんていうことがままある。出版社を変えて別の翻訳者で再開、なんて版権の移動もあったりするから、翻訳ミステリーのシリーズものは心配だ。しかし、本シリーズは人気があるらしく、きちんと翻訳が続いているし、打ち切りの話もまったく出てこない。ストーリーも良いが、翻訳小説とは思えないほど、日本語訳の文章も素晴らしいシリーズだと思う。
さて前作から続いて、保安官助手のカーターは未だ完全復活ならず。それもそのはず毎年一冊ずつ読ませて頂いているぼくらとは違って、作中では一日二日くらいしか経過していないのだから。ひ -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ってました〜!翻訳ありがとう!!
シリーズのたびに3人が大好きになるし、アリーやマリーやウォルターも好きになる。犯罪も麻薬密売と組織的な悪になってきて、対峙するスワンプスリーのチームワークがまた冴えてきてる。
新しいボートでスピードアップな展開にもなって、このままどんどん読み進めたい!!早く次も翻訳してほしい!!
今回の爆笑ポイントは、ボートにシャツで縛り付けられたガーティを二度見してしまうカーター。あと、ワニボートではしゃぐガーティとその後の釣り人たちの紳士的な対応。南部人って気風が良くておおらかな人なのかな?と思わせる。
カーターとの関係に悩むフォーチュンが丁寧に描かれてて、いっしょ -
Posted by ブクログ
〈ワニ町シリーズ〉第ニ作『ミスコン女王が殺された』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
今回も楽しませてもらいました(*'▽'*)
口論した相手が殺された事により、殺人の濡れ衣がかかってしまった超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
そこに付随するのは、何としても真犯人を自分達で突き止めようと暴れまくる絶好調な2人のおばあちゃんズ
3人は真犯人を突き止める事が出来るのでしょうか。。。
相変わらずユーモアのある掛け合いと、滅茶苦茶で何をしでかすかわからない、最強・度胸・破壊・混乱という言葉がピッタリな3人!
今 -
Posted by ブクログ
CIAスパイのフォーチュンととんでもおばあちゃんズアイダ・ベル&ガーティの〈ワニ町シリーズ〉最新作でおま
今回も面白かった!
三人が繰り広げるドタバタが次から次へと襲ってくる
特に今回はスピード狂のアイダ・ベルが新しい乗り物エアーボート(後ろに巨大な扇風機みたいなんが付いてるやつ!)を手に入れて大幅パワーアップ!シンフルの町を爆走します
相変わらずのザ・アメリカンコメディなんだけど、これが頭空っぽで楽しめる
たまにはこういう読書もいいもんだ
そして次巻では遂にフォーチュンの秘密が愛するカーター保安官助手にバレてしまうみたい!
うーん楽しみ! -
Posted by ブクログ
〈ワニ町シリーズ〉第一作『ワニの町へ来たスパイ』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
暴れ過ぎたせいで敵から狙われる身となり、潜伏しているはずが事件を吸い寄せてしまう
そこに、2人の屈強なおばあちゃん達との運命的な出会い
この個性的なキャラの3人が、小さな町で大暴れする
舞台は南アメリカ南部ルイジアナ州の湿地帯
湿地帯と言えば、『ザリガニの鳴くところ』の印象が強くイメージが抜けないが、本作品はとにかく明るい
目玉となるのは、フォーチュンと2人のおばあちゃん達とのテンポあるやり取り
そこに絡む -
Posted by ブクログ
表紙の先頭がガーティなの納得
1番印象に残ってる。
あんまり関係のなさそうな場面で、いつもながらふざけていたけれど不意打ちのように遊ぶ場面の重要さに気付かされ、彼女の話を聞くうちに重みが増していった。
六冊目、六つの事件(細かいのはもっとあるけど)事件のたびに進む時間は、他の本に比べれば遅いけれど(?、引っ越してきて二ヶ月経ってない?)
すごく早く読み終えてしまった。
一作目を振り返ると、自分の読んでいる他の小説に比べてドタバタ感が強くてはじめは面食らうような、馴染めなかった部分はあるものの、シリアスな要素や人の心の動きとのバランスに慣れて楽しみなシリーズとなってきた。
どんどん起こる犯 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一応コージーミステリーに該当するのかな?
ただ、ミステリーというよりは人間模様を楽しむ一連のシリーズです!
女同士の気取らない皮肉の投げ合いや絆やジョークを楽しむ&ちょっとアクション&ちょっとロマンスって感じで、気軽に読めます。
1作目で会話のテンポやアクション、ハプニングや逃亡劇が面白いと思った方、2作目以降も大体ほぼ同じような流れで話は進みますので面白いと思います。
事件が起きる→素人が首を突っ込むなって言われる→でも3人で独自潜入調査してしまう→ガーティーがドジふむ→3人で逃げる→保安官に詰問される→クリエイティブな言い訳でごまかす→やれやれ
この流れは絶対に入ってくるので、飽き飽きす -
Posted by ブクログ
☆4.2
CIA秘密工作員のフォーチュンは潜入任務中に指示のない大暴れをしでかしてしまい、しばらくの間身を隠さなければならなくなった。
しかもCIA内部に裏切り者がいるようで、身を隠すことは限られた者以外には極秘。
事情を知る上司から、自らの姪をヨーロッパに旅行に出すから、彼女になりすましてルイジアナの田舎町シンフルにある家に潜めと告げられる。
静かにしてあまり人と関わらずにやり過ごそうとしてたのに、家の裏の川から人骨は見つかるし、町を取り仕切る老婦人たちの行動に巻き込まれるしでまったく潜めない。
陽気で達者な老婦人のガーティとアイダ・ベルのことを好きになってきたフォーチュンは、変なところば