待鳥聡史のレビュー一覧

  • 代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す

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    代議制民主主義の歴史や制度のバリエーション、代議制民主主義が抱える世界的な課題まで概観することができる充実した一冊。
    終章で筆者は、委任と責任に基づく執政である代議制民主主義の意義を重視する立場から、昨今の熟議民主主義など、委任と責任以外の方法での執政に対しては難しさを指摘しており、リアリストであると感じた。

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    2025年06月10日
  • 政治改革再考―変貌を遂げた国家の軌跡―(新潮選書)

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    90年代からの政治改革を総論とそれぞれに章ごとに分けて書いてある
    なるほどと思うことが多かったし、知識を得たり議論をするのに最適な本だと思った

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    2021年02月05日
  • アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか

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    合衆国憲法が、「多数による専制」を排除しようとしていたというのは興味深い。
    その後民主主義的要素が多くなったが、現代のポピュリズムは、その帰結と言えるのかも知れない。

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    2020年09月25日
  • アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか

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    第1章は大統領制の成り立ち、第2章は大統領の権限は制約されている、第3章は第2章について抽象的なことがらが多く、自分がいま知りたいこととは、ちょっと違う内容が多かった。

    ハネムーン期間、最初の100日間は今はない。

    大統領の権限は限られていて、議会の合意がないと、政策を推進することが難しい、ということが繰り返し書かれている。で、2大政党というけれど、90年代半ばから、基本的には民主党が与党だった時代が長い。大統領の首相化、というところは勉強になった。自身が属する政党と折り合いをつけねばならないと。


    大統領のジレンマ
    〜大統領制は、議会の行き過ぎを抑制する役割で制定されていて、今もそう。

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    2016年11月16日
  • 〈代表〉と〈統治〉のアメリカ政治

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    アメリカの政治、特に議会と大統領の調整を経て、どのように政策が決定されるかということを「代表の論理」と「統治の論理」のバランスという観点から説明している。大統領と議会与党の政党が異なる「ねじれ」の状況にある場合に、政策決定が「停滞」するというステレオタイプの報道が目立つが必ずしも、そうとは限らないということが理解できる。ただ「比較政治制度論」というアプローチをとっており、学術的な信頼性が担保されている一方、政治エピソードのような話が少なく、多少退屈ではあった。

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    2016年02月24日
  • 〈代表〉と〈統治〉のアメリカ政治

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    [ 内容 ]
    知っているようでわかりにくい、アメリカ政治の核心をいかに捉えるか。
    地域代表としてのイデオロギー「代表の論理」と政府運営者としての行動原理「統治の論理」、矛盾する二つの論理の力学という視角で、本質をするどく抉出する。

    [ 目次 ]
    序章 本書の課題と関心
    第1章 アメリカ政治にとって政党とは何か
    第2章 連邦議会における政党
    第3章 「代表の論理」の政党を目指して―多数党への軌跡
    第4章 二つの論理のはざまで―クリントン政権期の対立と協調
    第5章 「統治の論理」の果てに―G・W・ブッシュ政権との関係
    第6章 アメリカ政治の展望
    終章 「代表の論理」と「統治の論理」から見た日本政

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    2010年06月05日