【感想・ネタバレ】〈代表〉と〈統治〉のアメリカ政治のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年02月24日

アメリカの政治、特に議会と大統領の調整を経て、どのように政策が決定されるかということを「代表の論理」と「統治の論理」のバランスという観点から説明している。大統領と議会与党の政党が異なる「ねじれ」の状況にある場合に、政策決定が「停滞」するというステレオタイプの報道が目立つが必ずしも、そうとは限らないと...続きを読むいうことが理解できる。ただ「比較政治制度論」というアプローチをとっており、学術的な信頼性が担保されている一方、政治エピソードのような話が少なく、多少退屈ではあった。

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Posted by ブクログ 2010年06月05日

[ 内容 ]
知っているようでわかりにくい、アメリカ政治の核心をいかに捉えるか。
地域代表としてのイデオロギー「代表の論理」と政府運営者としての行動原理「統治の論理」、矛盾する二つの論理の力学という視角で、本質をするどく抉出する。

[ 目次 ]
序章 本書の課題と関心
第1章 アメリカ政治にとって...続きを読む政党とは何か
第2章 連邦議会における政党
第3章 「代表の論理」の政党を目指して―多数党への軌跡
第4章 二つの論理のはざまで―クリントン政権期の対立と協調
第5章 「統治の論理」の果てに―G・W・ブッシュ政権との関係
第6章 アメリカ政治の展望
終章 「代表の論理」と「統治の論理」から見た日本政治

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[ おすすめ度 ]

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[ 参考となる書評 ]

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