とーわのレビュー一覧
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購入済み
エリーティアが進化
エリーティアの親友ルゥリイの奪還とテレジアの隷属印浸食解除のために
『赫灼たる猿侯』に挑むための準備の巻ですが、思った以上に伸びてますね。
日数制限があるはずなのであまり詰め込みすぎると間延びするような。
今回は「死の剣」として苦しんできたエリーティアが報われます。
苦しんだ分だけ強くなったエリーティアが嬉しいですね。
まだ準備はできていないので早く猿猴に挑む姿が見たいところですが、
この作品の作者にとっての優先度がかなり下がっているようで
WEB版の更新頻度がとても下がっているのが気になります。
次巻は結構先になってしまうのではないかなぁ? -
Posted by ブクログ
いよいよ五番区へと突入する6巻である。
七番区での戦いが終わり、奨励探索者としてギルドセイバーに協力する形で目的である五番区に足を踏み入れ、かつエリーティアと因縁ある「赫灼たる猿侯」と対峙するところまで物語は進んでる。
率直に言って、猿侯との対決は今少し後になると思っていたもので、物語展開の急激な加速には少し驚かされている。
ただし、そこで描かれるリアルティは十分程度の深度がある。
五番区突入後、スタンピードで対峙したデスストーカーの強力さと、その名前付きである「ザ・カラミティ」との死闘などは飛び級ゆえの難事がよく描かれていて、白熱した対決が楽しめている。
その前段、七番区の迷宮 -
購入済み
異世界もの、各々の成長がしっかり見てとれるのが良い。
パーティーがハーレム化しそう、その辺も気になる。
個人的に主人公がナヨナヨ、ウジウジするのが嫌いなので芯の通った主人公が好感もてる。
タイトル通り後衛ですが単なる遠距離じゃない。パーティーのスキルなどを駆使して敵に挑む戦闘シーンは面白い。王道の極大魔法でドカーン…とかではないので -
Posted by ブクログ
ネタバレ迷宮探索系ネット小説書籍化シリーズの第二巻である。今回はハーレム(的なヒロイン勢)を拡張しつつ、世界の枠を広げる物語が展開されている。
書籍化としては非常に正統派で、例えば挿絵では(ラノベ的なヒロイン重視ではあるが)物語をよくビジュアル化してくれている。今巻におけるメインボスだろう蔓草の傀儡師のイラストなどが個人的に良かったように思う。
この八番区でチュートリアルはおしまい、と宣言する幕引きなども物語としての収まりが良かった。
星五つで評価している。
できれば続巻も順調に出て行ってくれればと思うが、この辺は別シリーズとの兼ね合いもあるだろう。気楽に待ちたい。 -
購入済み
丁寧な描写を扱う作者
落ち着いた大人の元・社会人男性が主人公で、自分が矢面に立つのではなく、
ヒロイン達の協力を前提に、異世界を攻略していきます。
危機に陥り、成長に悩んで、それでもダンジョン攻略を強いられている仲間達と共にダンジョンに挑み、勝利!
尊敬と信頼をヒロイン達から寄せられる爽快感を味わえるラノベです!
世界観ですが、多くの異世界転生モノにある自由度の高い開けた世界とは少々異なり、多くの情報が開示されないまま序盤からダンジョン攻略を強いられる形で物語が始まります。
何故ダンジョンを攻略しなければならないのか?
魔法があるこの世界の法則とは?
選んだジョブはどうやって -
Posted by ブクログ
ネット連載の書籍化作品であり、後衛職の主人公がパーティを率いて数々の迷宮を攻略していく物語である。
往年のTRPGの類を彷彿とさせるような意味でのゲームライクな世界観と、ラノベ的なライトさとをうまくマッチングさせた作品であり、読み応え的にも申し分ない。
迷宮を攻略することで泥縄式に迷宮国の謎に触れていく構成も正統派であるし、ハーレム物ではあれど徒に性的な描写を加えるわけでもない。比較的女性でも読みやすいタイプの作品だろう。
帯の煽りではキーワードに「異世界転生」「ハーレム」「成り上がり」などと付記され「後ろで戦うだけで、戦力も好感度もUP!?」といかにもなハーレム・チート系のイージーな -
無料版購入済み
独特の雰囲気
よくある「異世界転生謎チート」系の話。
ただ、本作は良い意味でそこらのありふれた転生ものとは雰囲気が異なる。
何がどう違うのか、一口で説明するのは難しいけれど、独特の味があっていい感じ。
世界観も深そうで、この先も楽しめそう。
これはなかなかの秀作です。 -
Posted by ブクログ
社畜のアリヒトが死んで、転生したのは迷宮を攻略する探検者になる第二の人生を歩み出す。
適性を考えずに買いた謎の職業である『後衛』になってしまったアリヒトは自分の能力を知るためにも色々試してみることに。
それは未知の職業でとても他では見つからないような能力ばかりだった。
鬼の上司だったキョウカ、亜人になってしまった元探検者のテレジア、ベテラン騎士のエリーティア、巫女のスズナ、ギャンブラーのミサキ…。というバラエティ豊かで見事に女の子だらけのパーティで葛藤と理性を常に試されるアリヒト。
夜のパーティの話はもうなんとも…。
私はコミカライズから入ったので結構印象が違います。
しかも、場面の演出や