山本むつみのレビュー一覧
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Season14を読み終わった、上中下巻まとめての感想。
代々相棒とは被らないキャラで、かつ、反町隆史さんのキャラとも合っていて面白く読めた。
ドラマでは右京さんにいいところを持っていかれてしまう伊丹刑事だけれど、小説となると有能さがにじみ出ていて実はかなり優秀な刑事なのでは?と思った。
冠城亘推しで読もうかと思った今シーズン、伊丹刑事押しになりそう。
ドラマのノベライズなのでダイジェスト版のようにあっさり描かれているのでドラマを知らない人だったら物足りないかもしれないけれど、キャラを思い浮かべながら読むと、会話の掛け合いがとても楽しい。
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気味悪く、暗く、陰湿に….….
南井十、遠峰小夜子、鬼石美奈代….….次々に、気味の悪い人物を出して来て、事件は、ますます暗く、陰湿に、なっていく….….陣川さんや、ヒロコママで、ホッと気を緩めて、次からは、小手鞠で….….かな?
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ネタバレ 購入済み
特命係の亀….….
最後の話は、話自体は、ドロドロした暗い話題だったけれど、短歌と、出てきたリクガメが、効いていた。
伊丹の「特命係の亀….….」には、クスッと笑えた。 -
ネタバレ 購入済み
同居人から、相棒へ
神隠しの山は、見たことが、有る気がする。とうとう、冠城亘は、同居人から相棒に、なったんだ。米沢さんも、鑑識から、警察学校へ。寂しくなるなぁ。
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2013年NHK大河ドラマ『八重の桜』
ノベライズ4巻シリーズの第1巻。
舞台は幕末。異国からの脅威にさらされながら、将軍家後継争いや攘夷などで揺れ動く江戸や京都。同時進行で八重が鉄砲を使うようになり、尚之助と結婚するまでを描いてます。
会津藩主松平容保、八重の兄山本覚馬、八重の3人を中心に描かれています。
殺伐とした荒れる京都と、
自然豊かな会津の風景、
描写の対比が秀逸です。
安政の大獄から桜田門外の変、会津藩が京都守護職を任され、新選組を預かり、やがて八月の動乱、池田屋事件、蛤御門の戦い、長州征伐まで、怒涛のように進んでいく幕末動乱期を、会津藩を中心に、会津藩からの目線で描かれて -
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いよいよ冠城君、最後のノベライズ。
読み終わるのが淋しかったよ。
いい感じに再登場した平井さんが
管理人を務めた『食わせもの』や
米沢ファンとしても鉄子としても
感涙と悲哀の『米沢守再びの事件』
いつもと違う切り口の
『ある晴れた日の殺人』など
パラエティに飛んだラインナップで
本当に冠城君いなくなるの?って感じでした。
結末があんまり好みではなかった
『ディアボロス』『詩集を売る女』なども
ありましたが、そこはそれ。
ずっとそんな雰囲気だったから
『最後の事件』はちょっと唐突感が否めない。
でも、広大なる『相棒』ワールド。
また何らかの事件がらみで
ぜひ特命係を陰から支えてほしいです! -
Posted by ブクログ
今年も来ました連続刊行シーズン。
前シーズンの「ちょっと尾を引く」ラストから
ダークな政治的駆け引きの世界へと『復活』
なんか中郷都々子がかわいそう(/ _ ; )
そんな嫌気を吹き飛ばすためか
今シーズンは早めの出番の陣川くん
『贈る言葉』は私好み。
『光射す』の引きこもり問題
『かわおとこ』の環境問題
社会派テイストの事件もこのくらいの
取り込み方だとスッと入ってくるわ。
そして、前巻でも言ったとおり
相棒ワールドで作家のキャラは
事件に巻き込まれて被害者に(笑)
しかし『マイルール』の先生みたいな理由で
ミステリ書いてる人がいるのは困るなぁ。