あらすじ
幕末の暗雲がたちこめるなか、戦いの火ぶたとなった鳥羽伏見の戦いで幕府軍は破れ、会津藩は逆賊として扱われる。鶴ヶ城での籠城戦で多くの仲間が死んでいくなか、男装し自ら銃を持ち最後まで奮戦した八重だったが、白虎隊の無念の死、夫との別れを経て、会津戦争は敗北をむかえる。
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Posted by ブクログ
会津藩の立場がどんどん悪くなっているのがわかるのが読んでいて辛い。頼母や修理など家臣の声をしっかり聞いて、慶喜にも意見を容保に意見申具ができれば未来はまた違ったのではないか。
会津は薩長に対して後手にまわり、慶喜にも振り回されている。驚いたのは偽勅、偽の錦御旗を薩長が使い戦を有利にしていたこと。ずる賢さもないと勝者になれないのか。。軍略なければ、兵力勝る幕府軍でも勝てない。現代でも同じ。
新政府軍(薩長)に対し嫌悪感を覚えるとともに、会津藩の終焉が近づいてくるのが分かり辛い最後だった。
Posted by ブクログ
幕末、会津からの視線でのものって私は見たことも読んだこともなかったので新鮮ですが、どんどん状況が悪くなっていくところなので、暗くなります。3巻はもっと酷くなるんだなあ・・・