岩下悠子の作品一覧

「岩下悠子」の「相棒」「相棒」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 相棒 season10 上
    続巻入荷
    3.6
    1~63巻740~1,199円 (税込)
    仮釈放中に投身自殺した男の遺書に名指しで罵倒された神戸尊が、杉下右京とともに事件の再捜査に奔る「贖罪」、小馬鹿にしたような振る舞いで捜査員を悩ませるジャズシンガーの本性に迫る「ラスト・ソング」など6編を収録。
  • 相棒 season1
    続巻入荷
    3.8
    1~63巻740~1,199円 (税込)
    警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が! 15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。

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  • 漣の王国
    4.2
    1巻946円 (税込)
    綾部蓮という青年は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。神の贈り物と呼ぶべき肉体と才能に恵まれ、美貌をもって周囲の人々を侍臣のごとく傅かせ、それでいて何時も退屈を持て余していた。だから彼が自殺した時、その理由を知る者もいなかった――。ひとりの才能ある若者に羨望を抱いた者や憎悪した者、誰もが彼の年齢を追い越し忘れ去っていくなか、私たちは思い出す。なぜ青年は自ら命を絶ったのか? 人生の一時期に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻とともに鮮やかに描き切る連作ミステリ。/解説=大矢博子
  • 水底は京の朝
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    人見知りの新人女性監督と人間嫌いな脚本家。連続ドラマを撮影中の二人にせまる邪な闇と謎。かぶった者を乱心させるという鬼面、盗まれた呪いの人毛かつら、一瞬にして眼前から消えた祭り――。名女優や片腕の男たちも巻き込み、虚構と真実の境界線で二人が辿りついた秘密とは? 京都の四季が彩る謎が、あなたの目を惑わせる!

ユーザーレビュー

  • 漣の王国

    Posted by ブクログ

    とても上質で綺麗な文章と、それぞれ個性があって魅力的な登場人物に心惹かれる。
    読後も余韻に浸り、普段あまり縁のない充足感に満たされたような気がした。
    もっと岩下さんの文章に触れたい。

    0
    2024年10月18日
  • 漣の王国

    Posted by ブクログ

    1ページ目、あまりにうつくしい文章に何度も同じ一文を読んでしまった。美文に圧倒され、はじめからおわりまでどっぷりと浸かり、「うつくしい文章の小説しか読みたくない」という普段は口にしない望みを満たしてもらえた。
    化学、祈り、運動、恋慕、「反復」することでしか至らない魂の領域。そして至らない、未完であるものしか来世には持ち込めない。
    綾部という自裁した男がおこした漣、それを受けた者たち。過ぎた日々の痛恨のまばゆいばかりのうつくしさ。
    ミステリとしては日常の謎、に分類されると思うけどそれもよかった。でもなにより物語のうつくしさと文章のうつくしさにノックアウトされてしまい、泳ぐだけのシーンをこのように

    0
    2024年08月02日
  • 漣の王国

    Posted by ブクログ

    ミステリー性と文学性が両立してなきゃ満足できん! 一般人レベルの文章力で作家を名乗るな! って考えてる面倒な読み手(自分もそう)に全力でおすすめしたい。

    0
    2024年06月15日
  • 漣の王国

    Posted by ブクログ

    『あまりに美しいミステリ。震える。 反復の尊さと、ジハードの本当の意味。 この余韻に、しばらく揺蕩っていたい。 大切な友人に読んでほしくて、 半ば押しつけるように渡した。』

    女優・小橋めぐみさんの評に納得。
    私も大切な友人に読ませよう。

    0
    2024年06月01日
  • 漣の王国

    Posted by ブクログ

    なんだろう…スケールの大きい海外文学を読んだ読後感。
    京都っていう限定された空間の話なのに、時間的にも空間的にも無限が広がってた。
    めちゃくちゃ刺さった。

    0
    2024年05月07日

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