秋鹿ユギリのレビュー一覧
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匿名
購入済み呪いの正体が分かるほどに不憫
王子が「愛することはない」というのは、自身の呪いに巻き込まぬようヒロインを遠ざけるため。
呪いの中身が分かって行くほどに当事者が不憫になりますが
ヒロインの努力により解決して行くお話。
熱愛溺愛のようなキラキラしい派手さはありませんが
ヒーローたる王子の他者に向ける優しさがジンと来ます。
外見的魅力は特段目立たず
その意味ではけっこう地味ですが
行動派のヒロインは素敵に映ります。
ヒロインはもちろん、隣国の王女もハッピーエンドのようですが
何人かは取り返しはつかず(不幸とは言えませんが)
また極悪人は居ないものの、酷い人は少なくなく、しかし、わかりやすく報いを受けたのは一人二人ぐらい。
ち -
購入済み
心優しい王子と異国の王女。
初めて優しくされて、嬉しい気持ちが暴走。
なんか、切ない呪い。
妃となった、没落聖女の優しく、皆んなを助けたい気持ちが、暖かい。 -
購入済み
なんだか冒頭が好き。女中さんの言葉遣いとか雰囲気出して来てるなぁと。表紙のイメージに合って、切ない物語が始まったと思ったけれど意外と主人公のキャラクターがお茶目だった。