細田昌志のレビュー一覧
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空手チョップである
ご存知力道山の必殺技である(正攻法)
一生一緒にいてくれや♪
それは三木道三
いや一生どころじゃない
たった半年の結婚生活で未亡人となってしまった力道山の奥さん田中敬子さんの後半生を綴ったノンフィクションである
力道山はもちろん、馬場も猪木も出てくる
昭和のプロレス界のゴシップも満載
プロレスと言えば東スポです
もう嘘か真かという話が楽しいw
それにしても敬子さん
力道山が亡くなったときには、今の価値で数十億という借金を背負わされているんだけど、最終的には紆余曲折ありつつ返済してるのよね
すげー
なんか、けっこう流されてるだけの局面もあるんだけど、バイタリティ溢れる女性であることは確か
なんだか微笑ましい感じもしちゃう女性なのでした
そして本書は桂日之石さんの本棚から -
Posted by ブクログ
力道山、、というと、私にとっては、
大好きだった大関貴ノ花のお兄さんである土俵の鬼横綱若乃花の兄弟子。
関脇まで上がりながらひょんなことで相撲界を去り、プロレスの世界へと行ってしまった人。
そして、アントニオ猪木やジャイアント馬場の先輩、、、
位な知識。ある意味伝説の人。
その夫人がこの本のテーマ。主人公。興味があるようなないような、、
事業を手広く広げていた力道山は当時21歳の敬子さんと結婚直後、バーで刺され、
大したケガではなかったはずが、手術、麻酔の失敗で帰らぬ人となる。
1963年12月15日、当時39歳
手広く事業をしていた力道山、資産も多かったが借金も半端なく、
相続の形でいくつもの社長の座に座らされた彼女は所詮21歳。
神奈川県代表の健康優良児で、高校時代には英語論文コンクールで特等賞をとり、
高校卒業後スチュワーデスになる才女ではあったが、経営を知るはずもなく。
周囲にいいように振り回され、会社はぼろぼろ。。
それでも力道山夫人の名で顔は利き、猪木や馬場らと対峙し、
没後何周年のイベントなどをしたり、、。
てな様子が描かれた本。
力道山の顛末を知る、という意味では面白かったけど、
なんだか物悲しくもある。
プロレスってなんだろね。
力道山の孫は2008年に甲子園を沸かせた。慶應義塾高校エースの田村。
その時なしえなかった全国制覇を2023年に実現したってわけだ。
序章 不思議な日
1章 健康優良児
2章 皇后陛下に似てるね
3章 サイコロ
4章 保険金詐欺
5章 生さぬ仲
6章 世紀の大結婚
7章 ニューラテンクォーター
8章 未亡人社長になる
9章 暴力組織追放運動
10章 女の意地
11章 再婚報道
12章 破門状
13章 猪木対タッキー
終章 甲子園 -
Posted by ブクログ
日テレ・TBS・フジがそれぞれ異なる格闘技イベントを放送し、ボブ・サップvs.曙の視聴率が紅白歌合戦を上回った2003年大晦日の狂騒。その前後を含めて当時の日本格闘技界(と民放テレビ局)の歴史を追った一冊。自分は中3〜高1でまさにテレビで観戦していたので懐かしすぎる。確かにタイソン戦の機運あったなぁ。今思えば何だったんだろうあれ?という感じになっちゃったけどwミルコがK-1からPRIDEを侵略して、今度はPRIDE代表としてUFCに参戦したのも鮮明に覚えてる。でも意外に記憶が薄れているのもあって、猪木祭にLYOTO vs.リッチ・フランクリンやジョシュ・バーネットvs.セーム・シュルトなんて好カードがあったのは完全に忘れてた。惜しむらくはせっかく取材できた川又誠矢氏の証言が本人の意向でごっそりカットされていること。仕方ないのだけど最重要キーマンだけに本人の今の言葉を聞いてみたかった。ちなみに現RIZINトップの榊原信行が沈黙を貫く一方で既に業界から身を引いた谷川貞治が喋りまくってるのはご愛嬌かwもう一つ、新日本プロレスの永田裕志が自身のYouTubeで喋っているヒョードル戦の裏話が載っていないのも惜しい。まぁ笑っちゃうぐらい酷いドタバタ劇だから本書のテイストには合わないかもしれないけどw
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Posted by ブクログ
幼少期から文武両道であり、狭き門であるキャビンアテンダントのキャリアをスタートした直後、当時既にスターだった力道山の目に留まり22歳で結婚。その僅か半年後に暴力団とのトラブルで刺された夫・力道山が亡くなり、多角経営でもあった彼が残した現在のレートで約30億円の負債を背負わされる。
という、小説よりも奇なり、な人生を20代前半で歩まれた未亡人の敬子さん。
ノンフィクション作品としては以前読んだ『統合失調症の一族』と同様、約60年前の事件を膨大な参考文献で炙り出すその根気にやっぱ痺れる。
けれど本作で何よりも面白かったのは、未亡人敬子さんが、力道山以上の肝の座り方してるとこ笑
俺個人としてはリアルタイムの力道山は知らんが、新日や全日のプロレスの歴史自体はゴン格やKAMINOGEで何となく知ってたし、同じくノンフィクションである『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で力道山の破天荒さはイメージあった。本作でも、二人の結婚式に山口組組長や柳川組組長がフツーに列席してたり等、まあ時代もあるやろけど、力道山のヤベー奴感は十分に伝わってくる(列席者の肩書きに【右翼・裏社会】が書いてあるん初めて見た笑)。
ただ、その一方で妻敬子さんの、「よりヤベー奴」感!!
若くして夫の負債を全て背負わされ、暴力団・ヤクザやゴリゴリのレスラー等の人間関係を一挙に引き受けなければならない状況になってるにも関わらず、作中の至る所でいい意味でのサイコパスっぷりが発揮されてる。
特に(本人の話ぶりを知らんのであくまで文字から伝わる印象やけど)人の生き死にや億を超える会話のやりとりの中でも、「あら、いいですわよ」的な冷静さが見られるのがめっちゃくちゃ面白い。
それは御年80を超えるご本人が過去を振り返った時のセリフを引用する故にそうなってるからかもしれんけど、それにしても一大事な場面での意思決定の仕方がサッチャー的、「鉄の女」的精神のようで、結果論やけど力道山の妻はこの方しかいない、と思わされた。
ノンフィクションで著名人を追う上で、田中敬子さんを選出された時点で勝ち!といった作品。
#あと全く本筋ではないが、2000年と猪木とタッキーがプロレスしてたことが書かれており、数十年ぶりに思い出して爆笑した。先ほどRIZINで発表されたパッキャオvs鈴木千裕なんて可愛いもんだなと思わされた。 -
Posted by ブクログ
奥さん、大変じゃったね。
ってな事で、細田昌志の『力道山 未亡人』
力道山も凄かったけど、奥さんの田中敬子→百田敬子→田中敬子さんも凄いなっと
力道山に見初められて結婚するも、半年後には力道山が行き違いから暴力団の一員に刺され呆気なく亡くなって未亡人になった田中敬子さんの壮絶な人生のお話。
力道山の死後、力道山が経営していたリキエンタープライズ(株)、日本プロレス興行(株)、リキスポーツ(株)、(株)リキボクシング、リキ観光開発(株)の5つの社長を右も左も分からない22歳の未亡人が受け継いだけど、実態は借金地獄で今の価値にすると30億円の負債を背負う事に
それでも何とか奮闘しながら会社を売ったり、やりくりしながら生きてく様が何ともたくましい
今じゃとありえない暴力団(稲川会、山口組、東声会など)との付き合いも当たり前じゃったり、右翼の大御所で闇のフィクサー児玉誉士夫とも当たり前に関係があった時代で、色んな人に助けられながら生きて行く田中敬子さんの壮絶人生記。
元はJALのエアガール(スチュワーデス、CAのこと)で、安部譲二(後に極道になって更に作家に)が同僚だったとか、ジャイアント馬場やアントニオ猪木の若き日の話など、色んなジャンルの話が書かれてて面白かった。
次に読む本は積読してた安部譲二の本を3年越しに読もうと奮わせてくれた本じゃね
2025年2冊目