白川美也子のレビュー一覧

  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    かわいらしいイラストと読みやすい文章で、トラウマとトラウマケアについて学べる本。
    「赤ずきん」と「おおかみ」の物語を軸に、一般的に知られている物語の向こう側で起きていることを想像し、必要なケアについてともに考えていくことができます。

    繰り返し読む一冊になりそうです。

    その後再読。(R2.7月)

    トラウマの理解が深まりました。
    トラウマが人に与える影響。それに対し、どのようにケアしていくか。
    支援者として留意すること等、とても参考になりました。

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    2017年08月11日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    トラウマ支援に関わる人、そして当事者や家族にも役に立つように書かれた良書。トラウマ治療には色々な専門的な技法があり、類書はそれを中心に書かれている事が多く、つい引いてしまうことがある。この本は現場感覚で書かれており、技術以前の問題がかゆい所に手が届くように伝えられている。単回性のトラウマと慢性的なトラウマの違い、トラウマからの回復、災害トラウマへの対処、と続き、最後に支援者が知っておきたい大切なことを当事者にも役に立てるように書かれている。読み進める内に読者も回復に付き合える感じがしてくる良い読後感がある良書であった。

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    2016年08月21日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    すばらしい本 当事者や援助者、家族や周囲の人、つまりすべての人に読まれてほしい。
    トラウマケアにおいて大切なことが丁寧に、平易にかかれてる
    知識と理解は力になるはず。

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    2016年06月18日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    トラウマはなぜ苦しみを引き起こす?被害と加害はなぜ繰り返される? 災害トラウマの特徴とその支援は?
    赤ずきんとオオカミの物語仕立てで、トラウマによる症状、回復のプロセス、支援の方法について学んでいきます。
    医療・保健・福祉・司法・教育などの場でトラウマを受けた人と関わるスタッフ、そして当事者とご家族も読める本です。
    トラウマ記憶の特徴は、時間が経っても鮮明であること、思い出す時に不快感や痛みを伴うこと。
    トラウマ記憶が生々しい感覚や感情と共に蘇るフラッシュバックを起こさないための方法、トラウマ記憶を信頼出来る人に打ち明けることで過去の出来事としてトラウマ記憶の処理をする方法、トラウマ記憶による症状が出た時に対処する方法、日々のちょっとした進歩に気付いて自分を認めること、問題が起こった時に人間関係が気まずくなった時に自分や他人を責めないようにコミニュケーションする方法、自分の感情と過去に感じた感情と他人の感情を区別して自分がどう感じているかをきちんと理解して表現する方法など、トラウマ記憶の治療や自分と他人を大事にコミニュケーションする方法を学ぶ課程を「赤ずきん」のストーリーを通して解説した心理学本です。

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    2023年10月09日
  • 言葉がない時:沈黙の語りに耳を澄ますーEMDR療法による早期トラウマの修復

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    なかなかにハイレベルな内容。これだけのレベルの治療を要する人がどれくらいいるのかと、それをいかに導入するのかを臨床家は見極める力が求められる。

    本文だけ読んでもイメージが湧きにくいので、付録のマニュアルを見ながら読み進めた方が理解しやすい。また、自我状態療法などのパーツワークができることが前提なので、これ以前の著者の本なども読んでおく必要がある。

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    2023年05月08日
  • 依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係

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    ASDは過覚醒状態、ADHDは低覚醒状態、という考え方を初めて知りました。

    また、「悪夢は回復過程にあるからこそ出てくるもの」という考え方も初めて知り、確かに「目が覚める」ことによって現実と夢の区別はつきやすそう、と思いました。

    他にも知らなかった知見が紹介されていて、興味深い本でした。

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    2023年04月07日
  • 子どものトラウマがよくわかる本

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    すべての人が支援者だという意識を持って、トラウマの被害を受けた子ども達に、再演や再被害、支援のなかでの二次被害など、最トラウマ化を起こさせないために学んでいかなければならないと感じた。

    【メモ】
    「困った子(親)」は「困っている子(親)」

    子どもは未発達だからこそ影響は大きくなりやすい
    ○言語領域の発達過程にあるから
    トラウマ記憶の残り方が特殊
    ○自分と世界を関係づける時期だから
    自責感や自己否定感をもちやすい
    ○世界観が形成される時期だから
    ものごとを否定的にとらえやすい

    養育者との関係が記憶の残り方に影響する
    トラウマ体験→重要な他者に調節してもらう→過去の記憶となっていく○
    トラウマ体験→安心感を得られない→トラウマが残り影響し続ける×

    トラウマによるストレス反応の3F
    ファイト(闘争)
    フライト(逃走)
    フリーズ(凍りつき)
    外在化症状(男児に多い)暴力、非行など
    内在化症状(女児に多い)不安、抑うつ、自傷など

    暴力的破壊的な「遊び」として現れることも

    流動的かつ多岐にわたる症状を示す。一連のものであるという理解が必要

    解離が起こることもある

    アセスメント(評価)(判断)で現状を把握

    「命令」「指示」「指導」は傷を深めるもと禁止、命令ではなくよいモデルを示そう
    再トラウマ化を防ぐ


    子どもの非言語的なサインを追いながら、解決を急がず寄り添っていく

    感情反映的に聞くスキル
    ①子どもの感情すべてを尊重し、受け入れる
    ②子どもに「聞いている」ことを示す
    ③あなたか聞いたこと、その子が言ったことを示す
    ④感情を名付ける
    ⑤アドバイス、示唆、保証する

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    2021年08月03日
  • トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること

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    トラウマの理解と対応に必要なことがわかりやすく、読みやすく、まとめられています。
    最後に、自分でできるケアの方法も紹介されていて、学ぶだけでなく、助けにもなる一冊だと感じました。

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    2020年10月21日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    ネタバレ

    まえがきからの引用:
    トラウマからの回復は、重症例をのぞけば「心理教育」「セルフケア」「スキルの構築」の三本柱で可能です。
    ・トラウマとは何か、それがどう現在に影響するかを知る
    ・自分を大切にするセルフケアの方法を身につける
    ・生きていくための多様なスキル(感情表現や人間関係など)を身につける
    --------------------------------------------------------
    この本では主に1つ目(トラウマとは何か、それがどう現在に影響するか)を教えてくれます。
    また、トラウマ症状から患者はどのように回復していくか、物語の形で分かりやすく示してもくれます。

    ただ、回復への三本柱のうち「セルフケア」「生きていくための多様なスキル」の身につけ方について
    具体的に書かれているわけではありません。
    一歩進んで、具体的にどうセルフケアするか、感情表現や人との付き合い方をどう身につけるかを知るためには
    また別の本を読む必要があるかと思いました。

    また、EMDRやCPTといった、トラウマ専門治療の種類や方法については書かれていないので
    専門治療を受けることを考えていて、それについての情報を知りたい場合には
    この本はあまり役立たないかもしれません。

    個人的には、この本を読んで、自分の生きづらさが過去のトラウマから引き起こされていること
    また、段階的にではあるけれども、そこから立ち直っていけることが分かったおかげで
    自分への理解が進み、回復への希望が持てました。

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    2020年01月09日
  • トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること

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    DVや虐待のように日常に繰り返されてきた出来事は、事故や災害や犯罪のような命を脅かされる出来事よりさらに複雑で大きな傷を残す。トラウマの種類やメカニズム、回復に向けた対処法が紹介されている。入門書として最適。

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    2019年11月18日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    “回復するということは、「過去の傷に影響を受けている今」が変わることなのです。”(p.19)


    “自分も他の人も完ぺきではなく限界をもっていると認められること。そして自分の苦しみだけでなく、他の人も苦しみを抱えていることがわかること。他人の痛みがわかるようになること。お互いを支えあう関係を体験できること。”(p.73)


    “「好きでかぶっていたわけじゃない。それでもこの着ぐるみは、長いこと自分を守ってくれるものでもあったんだ」”(p.80)

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    2019年09月16日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    『赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア』
    当事者・支援者向けなので、トラウマとは何か、回復のステップ、支援者が気を付けることなどがすごくわかりやすく書かれています。トラウマ対応について理解する上でも、当事者に説明する上でもとても役に立ちそうです。

    印象に残ったのは、「回復とは、被害者でも加害者でもなくなり、サバイバーでもなくなり、そういう一般的な名前ではくくれない『ほかの誰とも違う、私でしかない私』になることです。」という言葉。傷つき体験も含めて自分を自分で受け入れられるようになることが回復のプロセスなのだなと思います。

    あとがきで著者自身の被害体験にも触れておられ、回復体験を持っていることがトラウマ臨床から逃げずに向き合う原動力になった、と書かれています。当事者性を持っていることは支援者にとってマイナスではない、気を付けないといけないことはあるけれどすべての経験は力になる、と勇気が出る本でした。

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    2018年03月04日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    自分が好き好んでではないけれども、オオカミの仮面をかぶることで自分を守っていたというストーリーにはなるほどと思った

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    2017年11月23日
  • トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること

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    体がもつ治る力を引き出す
    眠りは心身の状態のバロメーター
    日光を浴びる
    しっかり食べる
    ゆっくり風呂
    体を動かす

    これはいつでも、基本中の基本だな、

    トラウマ解消の心理療法が色々あるんだなぁ

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    2025年03月20日
  • 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア

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    ネタバレ

    参考になるところが多い本だった。けど,私はあまり身に付けられていないかもしれない。1回こっきりじゃなく,何度も読み直して身に付けるべき本なんだろうな。

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    2020年12月14日