木犀あこのレビュー一覧

  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

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    タイトルとあらすじで勝手に海外が舞台かと思い込んでいたけれど、舞台は東京都内の老舗ホテル。444の亡霊が棲みつくホテル・ウィンチェスターで働くコンシェルジュの日常。例えるならホーンテッドマンションみたいなノリで特別後引くようなホラー感もなく、読みやすくてささっと読めてよかった。

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    2023年03月13日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    ネタバレ

    この本、読んだことがある気がする…と思ったけど、逆さ霊の方は初読み。いつ読んだのか、謎だなぁ。
    凸凹コンビがいいと思います。

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    2022年02月07日
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

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    霊感のあるコンシェルジュがホテルに住み着く霊に振り回されるお仕事小説という括りではあるが、霊だか何だかわからないのもあったり、このホテルそのものが不思議なものを容認してる感じ。意外とホラー。

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    2021年10月24日
  • 能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う

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    ネタバレ

    お能の舞台の空気感、「異界」感を文章だけでこれだけ表現できるのは凄い。
    読んでいる間、昴が感じていたであろう空気を肌で確かに感じていた。

    幽霊が生きている人間と同じように雄弁に語るのにも驚いた。
    ましてミステリのごとく謎解きをしてみてくれないかと言ってくる幽霊がいるとは。

    そんな彼らのために、幽霊と会話することしかできない昴が、それでも首を突っ込んでいくのは、お人好しだけでは済まない何かがあるのだろうなとは思っていた。
    馬鹿正直に真正面からぶつかっていく、お人好しすぎる昴が抱えていたもの。
    それが少し分かるのは、終盤になってからだ。

    何となく幽霊を感じることはできても見えない、でも成仏さ

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    2021年10月02日
  • 美食亭グストーの特別料理

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    何気なく、美食・特別料理だけで買ってしまいホラーを見落としてしまった!
    今の歌舞伎町は整理され清潔な町だけど、ほんの四十年前は、店の厨房の奥の扉から出て
    迷路の先にある店とか、あったものね~。

    読み辛い作品だと思ったら、うん?着地点はそこ?

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    2021年09月29日
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

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    シャイニング!みたいな?笑 でもこちらの方が好き。もう遠慮なくキャラクターを作ってるところが好き。ただ最後の場面はシャイニング!のほっこり版。

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    2021年05月20日
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

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    これもいわゆる特殊設定ミステリなんだろな。ライト~な小説にちょびっとだけホラーのエッセンスを足した感じ。まぁ、仕事が忙しくて心に余裕がないときに、可もなく不可もなく。

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    2020年10月28日
  • 美食亭グストーの特別料理

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    ネタバレ

    料理ものでホラー文庫とは?
    と読む前は不思議に思ったものだが、なるほど。
    いざ読んでみると、この異質な雰囲気はホラー文庫向きかもしれない。
    出てくる料理は(一部例外はあるが)美味しそうだし、実際においしいのだろうが、食べる人たちが基本的に難ありで不気味さが漂う。
    明らかに不気味という訳ではない。
    見た目は普通に一般人なのに、中身が普通ではない。
    何かしら傷を抱えていたり、トラウマとなってしったりで心が病んでいる。
    父へのサプライズとして行ったことが怖い。
    本当の不味い料理を追い求めた男のトラウマが怖い。
    彼女が食べさせられたすっぽんスープのその正体が怖い。
    外から見た印象の何と不確かなものかと

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    2020年10月17日
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

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    由緒正しきホテル・ウィンチェスター。
    長い歴史を持つこのホテルに棲みついた
    444の亡霊が起こす騒動から
    宿泊客をお守りするのが
    優秀なコンシェルジュ友納の仕事。

    4つの事件がおさめられている
    ちょっぴりホラーテイストの
    日常の謎系ミステリかしら。

    ホテルをうろついている亡霊たちは
    ちょっとした悪さをしたり
    部屋を冷気で満たしたりするけれど
    この場所が好きなのよね〜。
    怖いのは、やっぱり人間のほう…。

    一応、4話目でオチはついてますが
    続きがあったら読みたいな。

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    2020年10月10日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    ネタバレ

    今日も幽霊が見える怖がりなホラー作家熊野ははネタ収集のために心霊スポットに赴く。不本意だが仕方がない、だってお化けより編集者の方が恐ろしいから! 噂が先行する不可思議な心霊スポットに困惑する熊野がたどり着いた真実とは。 幽霊見えるが怖くて仕方がない作家と幽霊は見えないが蹴散らせる編集者というコンビは良かった。ジャンルはホラーとなっているが、露骨に怖い幽霊が出てきたりというわけではなく、怖い物見たくて読むには不向き。幽霊を轢き殺したり、トイレに流すっていうくだりは編集者強すぎだろって笑いながら突っ込んだ。

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    2020年09月22日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    幽霊が見える臆病なホラー作家とその担当編集が究極のホラー小説を書き上げるために心霊事件に首を突っ込んでいく、といった内容でした。
    ホラー小説……というより、ミステリを絡めたキャラクター小説でもあり、怖さを期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが楽しく読みすすめることができました。
    作家と編集というバディものであるとおり、作家と担当編集それぞれが抱いている悩みや葛藤などもテーマに盛り込んであり、そういったお仕事の関係者であれば少なからず心当たりのあるお話かもしれません。
    究極のホラー小説を目指すというある種メタ的な目的に反して肝心の恐怖が薄かったところは残念ではありましたが、とても面白い小説で

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    2019年09月12日
  • 美食亭グストーの特別料理

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    ネタバレ

    ホラー小説というよりも、ダーク寄りのミステリーという感じ。
    もっとグロ展開を予想していたので、少し肩透かし。

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    2019年06月05日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    初めましての作家さん。
    読友のMirokuさんにいただきました。
    ある意味新しい・・・んだと思う。
    声だとか、触れられたとかなら、よく聞く。
    が、音とか匂いは聞いたことが無い。知らないだけか?
    で、怖くないです。
    っていうか、怖くなるはずのところで、そこから先に進まない。
    ここで戸惑うわけですよ。あれ?って・・・
    まぁ~本作は、現象が先にあっての謎解きみたいな感じです。
    でも、たどり着いた答えがいいなぁ~と思ってみたり。
    ただ、読んでいる時は、読みづらいと思ったんですよ。
    文章が合わないっていうのかなぁ・・・
    テンポが合わないのかなぁ~・・・
    でも、これって読んだ後で来る。

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    2018年12月09日
  • 奇奇奇譚編集部 幽霊取材は命がけ

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    前作よりも恐怖度はアップしている
    不在の家は意味不明さも加わっている

    エヴィラの話はもうちょっと熊野さんは冷静になれたかったのか・・と唸りつつ、不在の家ではなぜ善知鳥さんのお母さんの話が出てきたのか・・疑問に思いつつ読んでた
    前作何か書いてあったっけ・・・?

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    2021年12月30日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    ネタバレ

    購入。

    確か、ダ・ヴィンチで知って。
    確かに怖くないホラー。二編読んだけど、怖くない(笑)。メタホラーっていうの?
    でも、キャラクターはなかなかに気になる方々で。続きがあるようなら、読んでみたい感じ。なので星は低めかな。

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    2018年01月30日
  • 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い

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    2編収録されているが後のほうの弱い作家と強い編集者との出会いを書いたエピソードのほうが面白く読めた。ただホラー小説としてはあまり怖くはなかったので今後シリーズ化されたら期待。

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    2017年12月30日