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新人ホラー作家の熊野惣介は、毒舌担当編集者・善知鳥と小説のネタ探しのため心霊スポットを巡るなかで、奇妙な音を出す霊と遭遇し――。霊の見える作家と見えない編集者が「究極のホラー小説」を目指す!
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Posted by ブクログ
幽霊を見ることができるホラー作家と幽霊が怖がる編集者のバディもの。 熊野さんの無理です!いやです!無理です!な態度に最初はイラァッとしたけど確かに彼が体験した恐怖を考えれば無理ですになるのも頷けるなあ・・と 善知鳥さんがいれば怖いものなしじゃないかな 幽霊のコンテクストは物書きさんならグッとくる...続きを読むものがあると思う ただ・・なんであんな事態になったのか。世に発表されなかった未練? 熊野さんと善知鳥さんの出会いを書いた逆さの霊の怪もグッとくる。特に善知鳥さんが編集者を目指したきっかけ
題や表紙から最初感じたエンタメホラーな印象より、登場人物の心情に寄り添った、ホラーらしくもありホラーらしくもない話で、面白かったです。 主人公コンビの掛け合いがくすりと面白いし、ホラーなシーンもぞくりと背筋に来るものがあって、楽しめました。細かくはどれもネタバレになってしまうのですが、怪奇(幽霊?)...続きを読む現象の解釈や文字・音に関するネタが物語を深くさせていて、怖いだけじゃない物語の結末が印象的。 難点は、私の記憶力が悪いのか、時間の都合でぶつぎりで読んだのが悪いのか、主人公コンビの珍苗字の読みが最後まで覚えられずに…。2人の能力に意味があるのかなと考えながら読んでいたのですが、本筋とはあまり関係がなかったのね。 次があるなら、そこも絡んでくるのかな。 そんな所を含めても続きを読んでみたい作品でした。
新人ホラー作家は霊が見え、担当は霊を寄せ付けない。 王道のようなコンビです。 そして目の前にネタが転がっているうえに 断らなくても大丈夫、という状態なら そのまま書いても問題なし、な気がします。 そのネタが被ったら? というのは問題ですが ネタのはずの幽霊(?)が出てきたら? な状態。 ミステリ...続きを読むーホラー、の分類なのでしょうか。 当然の事ながら、思いもよならない真相で 若干の拍子抜け、はありました。
幽霊が見えてその幽霊が怖いホラー作家と幽霊に強い編集者コンビが小説のネタを得るために怪異を調査するというお話。 ホラー小説と言いながらあまり怖くないのが残念だった。
幽霊が見える臆病なホラー作家とその担当編集が究極のホラー小説を書き上げるために心霊事件に首を突っ込んでいく、といった内容でした。 ホラー小説……というより、ミステリを絡めたキャラクター小説でもあり、怖さを期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが楽しく読みすすめることができました。 作家と編集という...続きを読むバディものであるとおり、作家と担当編集それぞれが抱いている悩みや葛藤などもテーマに盛り込んであり、そういったお仕事の関係者であれば少なからず心当たりのあるお話かもしれません。 究極のホラー小説を目指すというある種メタ的な目的に反して肝心の恐怖が薄かったところは残念ではありましたが、とても面白い小説でした。
初めましての作家さん。 読友のMirokuさんにいただきました。 ある意味新しい・・・んだと思う。 声だとか、触れられたとかなら、よく聞く。 が、音とか匂いは聞いたことが無い。知らないだけか? で、怖くないです。 っていうか、怖くなるはずのところで、そこから先に進まない。 ここで戸惑うわけですよ。あ...続きを読むれ?って・・・ まぁ~本作は、現象が先にあっての謎解きみたいな感じです。 でも、たどり着いた答えがいいなぁ~と思ってみたり。 ただ、読んでいる時は、読みづらいと思ったんですよ。 文章が合わないっていうのかなぁ・・・ テンポが合わないのかなぁ~・・・ でも、これって読んだ後で来る。
2編収録されているが後のほうの弱い作家と強い編集者との出会いを書いたエピソードのほうが面白く読めた。ただホラー小説としてはあまり怖くはなかったので今後シリーズ化されたら期待。
角川ホラー文庫の怖くないやつ。 ホラー大賞の長編賞受賞作だそうです。読みやすい、ネタも面白い。2作入ってるけど両方面白かった。全3巻らしいので全部読みたい。
この本、読んだことがある気がする…と思ったけど、逆さ霊の方は初読み。いつ読んだのか、謎だなぁ。 凸凹コンビがいいと思います。
今日も幽霊が見える怖がりなホラー作家熊野ははネタ収集のために心霊スポットに赴く。不本意だが仕方がない、だってお化けより編集者の方が恐ろしいから! 噂が先行する不可思議な心霊スポットに困惑する熊野がたどり着いた真実とは。 幽霊見えるが怖くて仕方がない作家と幽霊は見えないが蹴散らせる編集者というコンビは...続きを読む良かった。ジャンルはホラーとなっているが、露骨に怖い幽霊が出てきたりというわけではなく、怖い物見たくて読むには不向き。幽霊を轢き殺したり、トイレに流すっていうくだりは編集者強すぎだろって笑いながら突っ込んだ。
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奇奇奇譚編集部
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