御舩由美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人は恐怖を感じると本能(ワニ脳)は、逃走か闘争、凍結を促す。
凍結は、動物が危険を避けるため死んだふりをする行動。
一時的にワニ脳を発症した際への対処療法は、「安心」だ。
短い文章で簡潔に指示や指令を送るとよい。
サル脳(ほ乳類脳)は、感情をつかさどる機能が備わっている。対処は、話をよく聞き、共感してあげるとよい。
ヒト脳は、物事を論理的に考える力が備わっている。
ストレスが強すぎたり、極度の疲れがたまると麻痺してサル脳に移行し論理的に判断できなくなる。
・第一印象では、背筋を伸ばし両足に均等に立つ。
・にこやかに、手のひらを見せる、親しみな口調
・悪い話は直に会う、時間は十分にとる、短い前 -
Posted by ブクログ
ちょこちょこ読み進めていたコミュニケーション本。非常によかったです……!
「なに?ワニ?」と手に取ったのですが、いわく、人間の脳には三つの層があり、それがヒト・サル・ワニの脳。
人間がサバンナに生きていた時代からあるのがワニ脳で、これは危険を察知するのが仕事です。でないとライオンに食べられてしまうので。
人間の進化に伴って、感情を表現するサル脳、論理的思考ができるヒト脳が発達してきたものの、これらは内外からのストレスですぐシステムダウンしてしまいます。
様々なストレスに晒される現代では、すぐにヒト脳が落ちてしまうため、建設的な議論が難しくなってしまう。それは人としての不出来に関わらず、「生か -
Posted by ブクログ
・ワニが求めるのは明確な指示
・サルが求めるのは理解と共感
・ヒトが求めるのは客観的な問題把握
・オープンなジェスチャー
・相手の方を向きアイコンタクト、手のひらを見せる
・物を伝えるために表情を使う
・悪い話をする時、まず相手がワニだと思って端的に伝える、相手のペースに合わせて、ワニ、サル、ヒトを使い分ける
・チームメンバーには最初バリデーション(相手の話を聞いていると伝えること)が必要、まず自分をゼロにして相手の言葉をそのまま受け入れて、理解を示す
・解決思考で考え、提案する
・期待は伝染する、期待はその期待に応えたいという慾求を生む
・お日様脳スイッチを入れるために①どうすれば解 -
Posted by ブクログ
爬虫類(ワニ)の時の脳、猿になった時の脳、人間の脳。この3段階を人間は行ったり来たりしているみたい。
ワニ相手に人間が話すことの難しさも同時にわかりました。自分はワニだと自覚している人に人間が伝えても、ご高説にしかならないわけだ、なるほど。
ワニは逃げるか攻撃するかなど選択肢が限られるようだし、ワニにサル、人間になってもらうことの難しさが身に染みつつ、人間はもっと知恵を駆使する必要があるのだな!
飲み会は猿になって自分の気持ちを聞いてもらうための手法なのだなとも理解しました。
自分でストレスを溜めちゃう人はなかなか人間でいられないね。自分を大事にしよう! -
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Posted by ブクログ
これまで、自分が知識として知っていたことを、より深く掘り下げた本でした。
私は、この本を読んで、小腹が空いた時も、これまで以上にお菓子は我慢しようという気になりました。
それにしても、時間がなくて、手間がかけられないときに、何を食べたらよいのか、本当に悩ましく思います。
添加物は取らない方がよいとは分かっていますが、コンビニ等では、サラダも添加物が入っています。パン屋さんのパンは、手軽で、美味しく食べられますが、炭水化物中心で、野菜が不足しがちなのと、一緒に甘いパンも買いたくなってしまうのが難点で、頻繁に食べるのは避けた方がよさそうです。
砂糖も添加物も、全く体に採り入れないというのは、こ -
Posted by ブクログ
前半、人の脳の構造を「ヒト脳」「サル脳」「ワニ脳」と分別して説明されていたのが、実体験と合わせてとても理解できた。何を言っても相手に伝わらない、議論が前を向かないときに、相手(自分)がワニ脳になっていないか、ワニ脳になっていれば自分も合わせていかないといけないというのを頑張って実践していきたいと思う。(できれば、その相手もこの本を読んで共通認識をもってもらいたい。)
後半には、より具体的な処世術を期待したが、一般的なふるまいについて書かれており、もう一歩踏み込んだ内容が欲しかった。著者の話好きぶりがわかる文調で書かれていて、要点だけ知りたい自分には中弛みしてしまった。
最後の方の、ドリス・アイ