荒川詔四のレビュー一覧

  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    人に接する以上は、小心者というか、慎重ならざるを得ないのではないでしょうか。その接し方というか、考え方というか参考にさせていただきました。

    0
    2021年03月27日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    ブリヂストンシリーズ第2弾。2012年までブリヂストンのCEOを務めた荒川さんの1冊も読んでみました。本当に実力のある人物だったんだろうなと、シンプルな言葉の節々に経験値や苦労を感じる文章から感じましたね。やりきることが大切と語っている通り、本の中で出てくる苦労や失敗は全て挽回して結果を出しているところに人としての強さを感じました。とても共感したのは、失敗を恐れない姿勢。失敗しても死ぬわけじゃないと割り切って、どうせやるならいい仕事しようというスタンス。一緒に働いてみたかったと思わされました。

    0
    2019年01月19日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    ここ数年で一番の当たり本。リーダーとしての視点、考え方、行動、責任など全般について著者の体験から出た話が多かったが、他の本と比べて腹落ち度が全然違った。

    著者はブリヂストンのブリヂストンの元CEOの経歴を持つビジネスリーダ。

    ブリヂストンが世界最大のタイヤメーカーである事、
    タイヤは国際規格が共有のため、参入障壁がなく、Cut Throat Business(喉をかき切るビジネス)と呼ばれ
    世界中で食うか食われるかのし烈な競争をしているという事をこの本で知った。

    また本中にファイヤストンをM&Aした話も出ているが、数年前にニュースで聞いた程度だったが
    タイヤ業界では超名門企業だっ

    0
    2018年05月07日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    リーダーは、どうあるべきなのか?
    ブリヂストン元CEOが原理原則を教えてくれる一冊。

    14万人を率いたリーダーの一言は、ほんと重い。

    本当に大切なことは何なのか?
    次世代リーダーに求められる資質なにか?
    本当勉強になる。

    このスケールの会社のトップの考えを知れることは、とても貴重。

    0
    2018年03月25日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    オーナーシップを手離さずに主導権を握る
    部下を責め立てるのは「合目的的」ではない
    責め立ててもトラブルは解決しない
    目的は、トラブルに適切に対応して損害を最小限に留めるとともに、顧客との信頼関係を再構築する以外にありません
    部下が安心してトラブルを報告できるようにするのは、リーダーの重要な仕事のひとつということ
    リーダーは1円も稼いでいない
    能力はいつも無理やり広げられる
    「先回り」するから主導権を握ることができる
    そもそも、組織における出世などいい加減なものです。ほとんどがたまたまそうなっただけ。
    社長に上がってくる提案は、すべて「妥協の産物」である
    さまざまな調整を経て、当初は革新的で切れ

    0
    2018年03月22日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    合目的的かを追求すること。よく上司や周りの人に意見をのまれがちだけど、この事の問題は何なのか、どうしたいのかを追究すること。その時に、周りの方の出ばなをくじいて、組織に良くない空気を持っていかないこと。

    これが苦手なのだけれど!きっと、自分は「できる人」って思われたい、バカにされたくない気持ちがあるんだよな、と自分を見つめ直してました。
    その時に、組織で働くということは全体最適で動くこと(そこに自分を含めた誰かの利益に肩入れしない)というスタンスに自分を置かないといけない。自己犠牲でもなく全体最適…繰り返したら学べるものなのだろうか。目の前の仕事でやってみるか…

    0
    2025年05月19日
  • 臆病な経営者こそ「最強」である。

    Posted by ブクログ

    2025/04/20「臆病な経営者こそ『最強』」荒川詔四
    経営は数字ではなく「創造」
    そして「人材」を最も大事にする
    極めてオーソドックスで愚直だが、言い続けることは難しい
    ①米国のMBA経営が主流との思い込み
    ②新しいアイデアでないと受けないとの思い込み
    いずれにしても90年代からの
    欧米かぶれと日本的経営の否定が長い停滞をもたらした
    「人を大事に、経営者の直観を大事に、そして前向きの投資を!」
    これを取り戻さないと日本の経営に未来はない。
    経営者は優秀さより「情熱を」大切にしてほしい。

    先日亡くなった野中郁次郎先生の
    「日本経営の失敗=3つの過剰」が思い出される
    ①計画の過剰
    ②分析の過

    0
    2025年04月20日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    参謀とは、机上の空論を振りかざす理論家ではなく、現場に飛び込み、共感を得る努力を続ける人物である。リーダーの先を行き、負担を減らし、客観的に自己を捉え、上位層とも対等に議論する。「トラブルは起こるもの」「人間関係は悪いのが普通」と達観している。

    ### 参謀の役割と行動

    参謀は、戦略立案から泥臭い現場仕事まで厭わず、常に思考を深め、リーダーの先を行く。上司を組織の目的達成のための「機関」と捉え、その活動をサポートする自律的な存在だ。

    * 戦略立案と実行を担う
    * 泥臭い現場仕事も厭わない
    * 常に考え、視野を広げる
    * リーダーに先回りし、思考を同期する
    * 上司を「機関」として捉え、機

    0
    2025年01月18日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    「参謀」とは何かを定義づけてから、振る舞い方や性質、本質を、ご自身の経験に基づいて説明しておられました。
    読んでいてなかなか面白かったです。参謀とリーダーは本質的に同じ、という話は特に、なるほどな、と腑に落ちました。

    0
    2024年05月03日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    実体験談が多く盛り込まれており臨場感のある一冊。

    優秀な参謀=自分の利益、自部署の利益を離れて思考する力、度外視してモノを考えられるか否かが決定打。

    参謀の基本は『自分の頭で考える』

    0
    2024年01月08日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    元ブリジストン社長の仕事術。ハウツーというより、実践に裏落ちされた本質的なマインドが、語りの中心。

    ◯参謀のあるべき姿
    ・ビジョンと目標を理解する
    ・戦略と戦術を常に改善し実行させる
    ・コトに集中する
    ・現場で辛酸をなめることによって理解する
    TOPの最重要任務は「意思決定」。よって参謀の任務は、その意思決定を適切に、スピーディに行えるようにすること。
    さらに優秀な参謀は、社長の意思決定の数を低減させる。つまり、社長のビジョンや目標に合わせて先に意思決定しまくれる人。

    ◯他人の評価を気にするやつは参謀にしてはいけない
    ・自分の成長や部下の成長に視点が向いていない
    ・人の悪いところを見ようと

    0
    2024年01月08日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    「会社がどうあるべきか?」というビジョンについて、正直全く考えたことがなかった。まずは自社が掲げるビジョンを理解して、自分が為すべきことを考え、自分なりの「原理原則」を作り上げていきたい。
    とは言っても、気負うことなく、
    「こんなことが出来たらいいな」という理想を実現していけるよう、自然体で仕事を「楽しむ」ことを大事にしたい。

    0
    2023年11月26日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    良かった!心構えとして、忘れちゃいけないことと経験者としての知識、反省がとってもためになった。スマートでありたいっすね。

    0
    2023年11月20日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    タイヤ業界のリーディングカンパニー、ブリジストンで現場から最高経営責任まで登りつめた著者、荒川詔四氏による、ビジネスプロフェッショナル向けの指南書。
    理論家ではなく、実際に世界一の企業の舵取りをしてきた荒川氏によるリアルなエピソードで埋め尽くされているので、秘書や経営企画など、トップに近いポジションで働いている人なら共感できるポイントがたくさん。
    権力争いのための社内政治や、管理対現場、反りの合わない上司との関係など、あらゆるステークホルダー達との板挟みにあっているビジネスマンの方は是非、一読されると良いかと思います。
    荒川氏の教えは真摯かつシンプルなもので、どんな会社にも起こりうる、避けがた

    0
    2023年08月20日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    ・トラブルが起きているからこそ、仕事は順調だと考えること。落ち着いて冷静に解決策を考え、行動に素早く移すこと。トラブルを解決するのがリーダーの重要な役割。また誠実であれば必ずトラブルは解決する。

    ・この世の中に完成された仕事はない。どんなに完成されているようなものでも、必ず改善できること、新しくできることはあるはずである。すでにある仕組みに乗っかるだけではつまらない。

    ・成功しようが失敗しようがやりきりさえばいい。

    ・会社というのはゲマインシャフトではなく、ゲゼルシャフトである。感情的な結びつきではなく、目標達成のために作られた集団である。好き嫌いを表に出すのはふさわしくない。

    ・これ

    0
    2023年07月13日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    非常に共感&納得感あり。良い内容だった。以前、著者の「参謀の思考法」も読んだが、そちらも強く共感できる内容だった気がする。決して目新しい内容でもなく、どちらかと言えばリーダーとして本来考えるべき基本的なことや原理原則についてが記されているが、著者の実体験に基づいており、好感が持てた。タイトルで損をしているんじゃないかなーと思える良書。

    0
    2023年04月15日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    ブリヂストンを2006-2012の間、CEOとして率いた荒川詔四氏のリーダー論。すごく共感できる点が多く、こういうリーダーを持つことができた社員は幸いだと思う。

    P282(ほぼ結びの箇所)
    しかし、これだけは言えると思っています。在任中の業績が、リーダーの真価とは限らないのだ、と。だから、在任中に刈り取れるだけの「数字」を刈り取るようなことだけはしてはいけない。その結果、必ず次世代は、“荒れ野”で苦労を強いられるからです。

    0
    2022年12月12日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

    Posted by ブクログ

    著者の経験を交えて書かれていて、納得できる内容。
    私自身は参謀ではなく、部下として上司にどう接するかで読み替えていた。

    0
    2022年11月18日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    ブリヂストンCEOを務めた荒川氏によるリーダー論。自身の自慢だけに終始する自伝的内容ではなく、経験に基づくリーダーとしての素養がコンパクトなまとめられていて業界問わず参考になった。

    0
    2022年10月20日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

    Posted by ブクログ

    タイトルの真意を知るため、読みました。最も印象的だったのは、繊細さを束ねる。心配だから、現場に足を運ぶ、考え続ける、先を読む。です。良い意味でグローバル大企業CEOも同じ人間なのだと思えました。

    0
    2022年07月23日