荒川詔四の作品一覧
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ユーザーレビュー
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・参謀:組織運営などの問題で判断に迷ったり、困難に直面したりしたときに、意見を聞きたくなる、頼りにしたくなる人材
・自分の頭で考えて、「私はこう思う」と主張すれば、応援してくれる人もいる
・会社はもともと感情的な結びつきをベースに集まった集団ではないのですから、そのような場所で「愛称」の問題を持ち出
...続きを読むすこと自体がふさわしくない。それよりも、目的達成に集中すべきなのです。
・手柄を上司にあげるのは効率の良い投資である。このような投資をしておけば、自分がやるよりも彼に任せておいた方が楽だと考えるようになる
・能力の低い上司の下につくのはチャンス。隙だらけでサポートし放題。
・自己顕示欲とは、承認欲求の表れであり、承認欲求とは、自分に自信がないから生ずるものです。そのことを自覚するならば、自己アピールという日知性的な言動は慎むようになるはずです。それよりも、上司を「機能」させ、職場を「機能」させ、組織として最大の仕事を成し遂げることに集中する
・「悪い報告・相談」を受けたときには、ネガティブな反応は絶対にしない。とにかくフラットな気持ちで「悪い報告・相談」に向き合い、会社にとってベストの解決策を現場とともに考えるスタンスを徹底した
・現場にすれば、本社に何かを求めるのは、非常に心理的ハードルが高いものです。本社サイドから提案をすることで、経営と現場の間に「信頼感」が生まれる。本社が現場のお手伝いをさせていただくというのが正しい認識。
・「自己利益」を度外視してモノを考えられるかどうかが決定的に重要。「全体最適を図る」とは、「会社はどうあるべきか」という理想像・未来像を実現するために、「部分最適」を超えて、創造的に社内のリソースの配分を考えることにほかなりません。つまり、参謀に求められる根本的な資質は「調整力」ではなく、「会社のあるべき姿」を描くビジョンを形成する力であり、そのビジョンを実現するための「創造力」なのです。
・会社に貢献するという前提のもと、自分が「面白い」と思うことをやってみるのが正解
・自らが思い描いた「理想」や「ビジョン」を実現しようとチャレンジするからこそ、仕事は面白くなる
・上司にハンコを押してもらえれば、その時点で無罪確定
・どんな状況であっても「原理原則」を死守する。この営みを真摯に続けることが「正しい思考」を働かせる基本中の基本
・戦略とは、現状とは非連続なものでなければならず、もっと言えば、現状否定の要素が必ず含まれているということ。このような性格を持つ「戦略」は、現状を少しずつ改善していく現場から反発や抵抗を受けるのはやむを得ないことです
・「人間関係は悪いのが普通」と達観する
・上席のものに対して、事実を曲げずにストレートにものをいうことができたのは上昇志向がなかったから
Posted by ブクログ
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上司に恵まれていないときは、救われたくて無能な上司がいかに組織を殺すかについての本を読みがち。自分が救われたいから.でも本当によむべきはこれかもしれない。
以下、抜粋
能力はいつも無理やり広げられる
上司の脳と同期する
リーダーの仕事は意思決定。それを最大限サポートするには参謀が意思決定に必要な材
...続きを読む料を全て揃えて提示する必要がある リーダーの後ろをくっついていくフォロワーでは参謀役を務めることはできない
gemeinschaft,geselschaft
188自分や自部署の利益を離れて思考できるか
なぜ?と考え続けられる人だけが参謀へと成長する
参謀はメッセンジャーボーイではない
自分の言葉で語るから、相手は納得してくれる
219社長になったときに信頼したのは、意思決定をしのごの言わずに受け入れる人物ではなく、自分が腹落ちするまで心を確認する人物だった。自分の言葉で語ろうとする人
226参謀が原理原則を軸に思考することにより、上司にしかるべき進言をすることこそが上司を守ることであり、組織を守ること
Posted by ブクログ
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OKYってオマエがこっちでやってみろ。。だったっけ??というのを調べてたら巡り会った本。結論、偶然の出会いに感謝。荒川さんというブリヂストンCEOを経験された方のリアルな体験談を通じて繊細さを束ねることの重要性を理解できた。特に権力の使い所についての話は強く共感。自分もそうありたい、そうあるために努
...続きを読む力しようと思う。
Posted by ブクログ
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まず、「参謀の思考」の方を、就職を控えた長男にプレゼントしましたが、や、こっちの方がよかったかも?という第一印象です。(もちろん「参謀の思考」も面白かったですが)
「小心者」「臆病」「ケチ」という、一見ネガティブな性質の中に、優秀なリーダーになる素質があると理解しました。荒井さんがブリヂストン
...続きを読む時代に経験したことについてのお話ですが、荒川さんがおっしゃっていることは、企業に勤めている人以外の、年齢と立場を超えて、主婦として、親として、友達として、委員長として、クラブの部長として、後輩として、、、ありとあらゆる立場の人に大変役立つ内容です。
「原則原理」「あるべき姿」については、常に選択と決断の繰り返しである人生そのものにとても役立ちます。生き方そのものに役立つヒントが盛り沢山です。
荒川さんは、ご家族をはじめ周囲に恵まれたと書かれていますが、これは荒川さんが素晴らしい人格の持ち主だからだと感じます。そして、とっても!?「エライ人」なのでしょうが、今の立場にあぐらをかくことなく、謙虚でいらっしゃるところもとても好感が持てました。荒川さんと仕事でかかわった方々はさぞかしラッキーで、幸せで、そしてとても楽しかったのではないでしょうか?ちなみに荒川さんが、このレビューを絶対に読むことはないと思いますが(笑)、一言申し上げてもいいでしょうか。荒川さん、ありがとうございました。
この本は、(ピカピカの)入社一年生になるであろう、長男の来年の誕生日プレゼントにしようと思っています・・・。
Posted by ブクログ
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仕事に臨む心構えとして大変学びになりました。
参謀=no.2 として書かれていますが組織に属する人なら、誰においても大切な考え方だと感じました。
・上司を人ではなく機関と捉える。
・リーダーとは別の自立性を持つ。
・原理原則を思考の軸とする。
この辺りの考え方は大変学びが多かったです。
属する
...続きを読む部署を最大限機能させるために上司を機関と捉える。(好き嫌いで仕事をせず合目的的に行う)部署を会社に置き換えても同じ。
自分の意見を持つことの重要性もかなり納得しました。
また私は出世に関する考え方も好きでした。
出世欲はあって当たり前なのですが、出世欲の大小で出世は決まらず、目の前のことをきちんとこなした結果の出世、この順番は分かっているようで忘れがちな重要な考え方だと改めて気がつきました。
Posted by ブクログ
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