参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

「知識ではなく、見識を磨け」。株式会社ブリヂストン課長時代に、当時、日本最大の外資企業買収に「社長参謀」として貢献。その後、14万人のトップを務めた元CEOは「誰」の意見に耳を傾けたのか? 生々しい実体験をもとに教える超実践的「参謀学」。

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参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2026.7.6 読み終わり
     企業の参謀と社長を経験した筆者による「参謀論」。
    本書のエッセンスは冒頭にある。参謀の役割は「1 戦略立案」と「2 実効の補佐」にある。

     1.については、常にマニュアルにない「見識」を持ち、原理原則を志向の中心に据えることが肝要である。

     2.については、指示・命令の「意図」まで理解し、目的に合致しないことはしないという「合目的的」な態度も必要だ。
     これについて、最も重要なのは筆者が「フォロワーシップ」と呼んでいる本書全体にちりばめられた役割像であろう。著者は「参謀は1円も稼いでいない」という。そして、決して表に立たず(目立たず)、かといって上司につき従うのでもなく「上司と異なる自律性」をもち、「上司は機関であり、それを最大に機能させるようにつとめる」こと(そのためにはかばん持ちもいとわないこと)が重要である。
     また参謀と言う単語のイメージからは本で学んだ知識が多そうなイメージもあるが筆者によればそのような頭でっかちの「批評家」「教えてやろうという態度」も違う。むしろ現場感覚を持てと筆者は主張しており、ここでの参謀の役割は「現場」と「トップ」をつなぐ媒介のような役割だと解釈した。

     上記の役割を果たすために、組織を常に俯瞰的に眺め、上司やトップからは「好敵手」と見なされるのが良い、ということであった。

     本書を通読するとその人物像や役割像が理解できたように思える。もちろん、職種によって参謀の役割は様々であろうとは思われる。

     余談だが、松下幸之助さんの「派閥を作るのは人間の本質では」という文章が引用されていた。なるほどなと思った。

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    リーダーと参謀の違い
    参謀とはどういうスタンス、人間性が求められるのかということを学べた。

    職業柄、参謀であることが多いので、意識して振る舞っていきたい。

    読みやすく、読み返しやすい本だった

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    参謀のみならず、仕事に対してどのような心構えで向き合うかを豊富な経験談を元に書かれた良著。ポイントはオーナーシップであると思っており、参謀として仕える上司に対しても別人格として反論したりすることも厭うべきではなく、そのためには上司よりも何倍も現場に精通し、一次情報にふれ、考え実践しておくことが求められる。どんなポジションで仕事をしていても参考になる本。

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    常にビジネスマンは上司の参謀であるべきである

    原理原則で思考し、間違ったことを間違ってると言えること
    リーダーの先を読み、数字で把握し、論理的に結論に導くこと
    知略家ではなく、関係者の矢面に立ち、泥臭く調整し実行すること

    そもそも、会社というものはゲマインシャフト(家族や村落など感情的な結びつきを基盤にした集団)ではなく、ゲゼルシャフト(目的達成のために作為的につくりあげた集団)である。だからこそ上司を人ではなく、機関として捉えるべきなのだ

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    まさにいま泥の中でもがき、しょぼけていた自分にとって、はっぱをかけてもらえる本でした。

    小手先のテクニックではなく、自分の思考の軸を強くしてくれる一冊だと思います。

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    これから教頭を目指す自分が為すべきことを考えさせてくれました。明日から、校長や教頭に無駄なエネルギーを使わせない、先回りして準備しとくことを心がけたいと思いました。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    ・参謀:組織運営などの問題で判断に迷ったり、困難に直面したりしたときに、意見を聞きたくなる、頼りにしたくなる人材
    ・自分の頭で考えて、「私はこう思う」と主張すれば、応援してくれる人もいる
    ・会社はもともと感情的な結びつきをベースに集まった集団ではないのですから、そのような場所で「愛称」の問題を持ち出すこと自体がふさわしくない。それよりも、目的達成に集中すべきなのです。
    ・手柄を上司にあげるのは効率の良い投資である。このような投資をしておけば、自分がやるよりも彼に任せておいた方が楽だと考えるようになる
    ・能力の低い上司の下につくのはチャンス。隙だらけでサポートし放題。
    ・自己顕示欲とは、承認欲求の表れであり、承認欲求とは、自分に自信がないから生ずるものです。そのことを自覚するならば、自己アピールという日知性的な言動は慎むようになるはずです。それよりも、上司を「機能」させ、職場を「機能」させ、組織として最大の仕事を成し遂げることに集中する
    ・「悪い報告・相談」を受けたときには、ネガティブな反応は絶対にしない。とにかくフラットな気持ちで「悪い報告・相談」に向き合い、会社にとってベストの解決策を現場とともに考えるスタンスを徹底した
    ・現場にすれば、本社に何かを求めるのは、非常に心理的ハードルが高いものです。本社サイドから提案をすることで、経営と現場の間に「信頼感」が生まれる。本社が現場のお手伝いをさせていただくというのが正しい認識。
    ・「自己利益」を度外視してモノを考えられるかどうかが決定的に重要。「全体最適を図る」とは、「会社はどうあるべきか」という理想像・未来像を実現するために、「部分最適」を超えて、創造的に社内のリソースの配分を考えることにほかなりません。つまり、参謀に求められる根本的な資質は「調整力」ではなく、「会社のあるべき姿」を描くビジョンを形成する力であり、そのビジョンを実現するための「創造力」なのです。
    ・会社に貢献するという前提のもと、自分が「面白い」と思うことをやってみるのが正解
    ・自らが思い描いた「理想」や「ビジョン」を実現しようとチャレンジするからこそ、仕事は面白くなる
    ・上司にハンコを押してもらえれば、その時点で無罪確定
    ・どんな状況であっても「原理原則」を死守する。この営みを真摯に続けることが「正しい思考」を働かせる基本中の基本
    ・戦略とは、現状とは非連続なものでなければならず、もっと言えば、現状否定の要素が必ず含まれているということ。このような性格を持つ「戦略」は、現状を少しずつ改善していく現場から反発や抵抗を受けるのはやむを得ないことです
    ・「人間関係は悪いのが普通」と達観する
    ・上席のものに対して、事実を曲げずにストレートにものをいうことができたのは上昇志向がなかったから

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    上司に恵まれていないときは、救われたくて無能な上司がいかに組織を殺すかについての本を読みがち。自分が救われたいから.でも本当によむべきはこれかもしれない。
    以下、抜粋

    能力はいつも無理やり広げられる
    上司の脳と同期する
    リーダーの仕事は意思決定。それを最大限サポートするには参謀が意思決定に必要な材料を全て揃えて提示する必要がある リーダーの後ろをくっついていくフォロワーでは参謀役を務めることはできない
    gemeinschaft,geselschaft
    188自分や自部署の利益を離れて思考できるか
    なぜ?と考え続けられる人だけが参謀へと成長する
    参謀はメッセンジャーボーイではない
    自分の言葉で語るから、相手は納得してくれる
    219社長になったときに信頼したのは、意思決定をしのごの言わずに受け入れる人物ではなく、自分が腹落ちするまで心を確認する人物だった。自分の言葉で語ろうとする人
    226参謀が原理原則を軸に思考することにより、上司にしかるべき進言をすることこそが上司を守ることであり、組織を守ること

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    仕事に臨む心構えとして大変学びになりました。

    参謀=no.2 として書かれていますが組織に属する人なら、誰においても大切な考え方だと感じました。

    ・上司を人ではなく機関と捉える。
    ・リーダーとは別の自立性を持つ。
    ・原理原則を思考の軸とする。

    この辺りの考え方は大変学びが多かったです。
    属する部署を最大限機能させるために上司を機関と捉える。(好き嫌いで仕事をせず合目的的に行う)部署を会社に置き換えても同じ。

    自分の意見を持つことの重要性もかなり納得しました。

    また私は出世に関する考え方も好きでした。
    出世欲はあって当たり前なのですが、出世欲の大小で出世は決まらず、目の前のことをきちんとこなした結果の出世、この順番は分かっているようで忘れがちな重要な考え方だと改めて気がつきました。

    0
    2023年05月22日

    Posted by ブクログ

    美術が好きで、引っ込み思案なおとなしい大学生が、社長の参謀に。
    そして、本社社長に。
    働くことの本当に意味がわかった気がしました。

    就活中の長男への誕生日プレゼントに贈る前に、自分も読みました。
    長男の就活を見てて「欲がないなあ」と思っていましたが、
    これを読むと、「それでもいいかも」と思えるようになりました。

    給料が高い仕事がいいとか、出世したいとか、
    普通に皆さん思っていることでしょうが、
    本当に大切なことが書いてあります。

    また、企業で働く人ばかりでなく、全ての人間関係において、とても役立つ言葉が散りばめられています。

    正直、もっと早くに読んでいたらよかったと思います。

    文体も柔らかく、ビジネスの専門知識がなくても、きちんと腹落ちする内容です。

    0
    2023年04月22日

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