荒川詔四のレビュー一覧

  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    実行できるノウハウ・tipsを書くというよりは、実体験を元にして得られたマインドの持ち方を中心に語られるビジネス書。
    飲み会で上司から聞く話っぽさがあるが、確かな経験に裏打ちされた、「血の通ったストーリー」であり、説得力があった。参謀と表されてはいるが、いわゆるサラリーマン全般に通ずる内容であり、誰が読んでも、どこかしら身につまされるエピソードはあるのではないだろうか。

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    2022年03月26日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    実体験を基に書かれた本なので、机上の空論ではなく現場感覚がしっかりとある。
    組織の中枢にいる方や、これから入る方にお勧め。

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    2022年03月11日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    リーダーに限らず、サラリーマンにおいて学べる点が多い。

    ●報告とはトラブルを報告する事
    ●短い言葉でメンバーの頭に刻み付ける
    ●原理原則を死守する
    ●現場を知らないものは決断出来ない
    ●大河の流れのように考える
    ●心配性だから先見の明が育つ
    ●部下の痛みに敏感であれ
    ●戦略的なケチであれ
    ●リーダーの評価はその座を去ってから定まる

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    2022年02月20日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    ブリジストン元CEOの荒川さんの経験から出てくる言葉に重みを感じる。
    心に残るフレーズが多かった。

    ・トラブルが起きているからこそ、「仕事は順調だ」と考える
    →トラブルを解決する。リーダーの重要な役割の一つ
     ビジネスにおけるトラブルで解決不可能なものはない
     ビジネスは人間対人間の営み。絶対に逃げず、信頼関係を結び、
     知恵を出し合えば必ず糸口が見つかる

    ・報告とは、トラブルを報告すること、である

    ・仕事の所有権を決して手放してはならない
     自分の意見を捨てれば「子どもの使い」でしかない
    ・面倒見のいい上司が必ずしも部下のためになるわけではない
     →過保護の上司は部下を殺す
      上司が

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    2022年02月14日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    今の自分にあいすぎてて良かったなー。
    私は売上決めてもらって、上司を昇格させるために
    参謀であるべきだな

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    2021年12月31日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    社内の参謀役を担うメンバーに向けた内容になっているが、個人的にはコンサル会社に勤めるコンサルタントこそ読むべき内容だと思った。

    すでに約5年ほどコンサル会社でコンサルタントでして働いているが、頷ける部分がいくつもあり、フレームワークやロジカルシンキングと同じくらい、本書で書かれている参謀役としての泥臭い姿勢、マインドを習得すべきだと感じた。

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    2021年04月05日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    理想を持って仕事をし、周囲の人が応援してくる。それがリーダーシップの根幹ではないか、というフレーズが響いた。その他、現物、現場、現実といった3現主義を重んじるなど、筆者に共感できる部分が多数あり、また読み返したいと思った。

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    2021年03月21日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    自分たちの仕事が実績が出ていることが見えるとモチベーションがあがる 多少は負担をかけてでも見える化する

    =現場との関わり方
    参謀は目立ってはならない 現場は後ろに社長の権威を見ている 現場が委縮して正しい情報が上がってこなくなる
    現場で辛酸をなめることによって理解する 本社スタッフとの軋轢、本社スタッフへの不満
    現場の複雑さと向き合わずに他の成功事例をそのまま当てはめると必ず失敗する
    現場を理解しているか 他者の意見を傾聴できるかが現場からの信頼につながる
    できるだけ強制力を使わないのがマネジメントの極意
    実際に色々な現場の人に話を聞きに行って組織をリアルなものとして理解する

    社長に好敵手

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    2021年02月18日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    「裸の王様」「リーン&ストラテジック」は印象的でした。偉そうにしているリーダーは見透かされると思いました。

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    2020年12月02日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    ブリヂストン元CEO荒川さんより、リーダーとしての必要な素養が語られる。特に典型的な日本企業で生え抜き社員としてCEOになり、成功を収めたいのであれば、ここに書いてある内容は、さながら教科書と言える。加えて、できすぎた話や理論ばかり展開するわけではなく、具体的個別エピソードも交えられていたため、読むのも楽しかった。

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    2020年11月23日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    ブリヂストン元CEO荒川詔四氏によるリーダーリップ論。語られることは松下幸之助氏や稲盛和夫氏と同じく「謙虚であれ」である。「繊細さ」を束ねた者こそ「強靭なリーダー」に為り得る。本来CEOは頂点ではなくステークホルダーへの奉仕者である。頭では分かっていても体現は難しく身につまされ反省させられる内容が多い。以下、良かった章を列挙。
    ――――――――――
    1 誰かを「指導」するなどという不遜な考えを捨てる。
    3 仕事の「所有権」を決して手放してはいけない。
    7 「自尊心」を傷つけることほど愚かなことはない。
    8 優れたリーダーは「傾聴」する。
    10 「原理原則」を死守する。
    11 「臆病さ」を笑う者

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    2018年05月07日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    一気に読めました。自分への戒めも含め色々と得るものが多い内容でした。特に印象に残った言葉は『OKY』と『正面の理 側面の情 背面の恐怖』ですね

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    2018年04月06日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    色々と示唆に富む言葉が散りばめられており論理的かつ自分の実体験を入れながら丁寧に説明している。さすがBSのトップまで上り詰めた人物と言える。
    リーダーの先を行くのか参謀
    上司の不完全さを補うのが参謀
    上司を人でなく機関ととらえる。
    ビックビジョンが現場の仕事に意味を与える
    コンサルタントは使うもの
    本社中枢の参謀は1円も稼いでいない
    力で現場は動かない。現場を動かす仕組みが必要だ。

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    2025年11月02日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    ブリジストンで海外勤務やファイアストン買収時の社長秘書、ブリジストン・ヨーロッパCEOを経て、本社のCEOを務めた荒川詔四氏の著作。氏の仕事観やリーダー観を触れることができ、薫陶を受けている感覚になる。

    【メモ】
    ・目の前に困難が立ちはだかったときに、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりするのではなく、自分の力でなんとかしようとする意志をもつ。この「心の持ち方」こそが、リーダーシップの根っこ。

    ・トラブルが起きているから順調。

    ・合目的的であることに徹する
    合目的的=目的に合致する言動に徹する

    ・3現=現物・現場・現実
    3現を自らが体感することが、ビジネスで結果を出す鉄則

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    2025年06月15日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    ブリヂストンの元社長が、自分が新卒の時代からの学びの中でやっていた参謀としての動きの回顧録。
    ちょっとした読み物としてサラッとだが、メッセージはシンプルで面白い本だった

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    2025年04月27日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    ブリヂストン元CEOの経営哲学を纏めた書。この人は本当に小心者だろうか?強気だよね?とか、現場に任せると言いつつ、三現主義を強く抱えているから、やっぱり現場は大変かな?等、信条が一貫していない箇所も多々ありました(笑)しかしながら、「順調にトラブルは起こる」や「(好き嫌いではなく)合目的的に人と接し努力する」等、なるほど!と思う考えにも触れることが出来ました。1日で読め切れる量です!

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    2023年10月22日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    4章、5章あたりの仕事を自分から面白くしろ!っていうのは激しく同意。確かに、それが面白い!
    仕事柄、利益!とか経営!とかではあまりないけど、読み替えれば同意できるところもあったし、心持ち的なところで参考になるところはあった。でも小心者なのか、は疑問だなぁ全然小心者に見えねぇ。(笑)

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    2023年09月13日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    正直参謀というか秘書的な形では普通だと思いました。
    先回り根回し調査を事前に行いCEOがその時必要な情報を得ながら全力を出せる状態に保つ事というには想像はできます。できるかは別ですけどね。

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    2021年08月18日
  • 参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

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    ブリヂストンの元CEOである荒川詔四さんの著書。荒川さんが社長をサポートする参謀を務めた経験から得た、トップ(社長)に信頼されるための条件について文章化(自ら社長になって参謀を抜擢する際の評価基準も併せて語られる)。参謀として社長を支える側と、社長として参謀を採用する側の両面から解説されていたので非常に分かりやすかった。失敗経験多めで描かれているので感情移入しやすい。

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    2021年02月11日
  • 優れたリーダーはみな小心者である。

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    題名の通り。優れたリーダーとは、小心者が持つ特性を発揮し、常に目的に対して合目的的に理想を達成することだけを考えている人であるということ。個人的には人格者にならなくていい、合目的的であれば、自ずと振る舞いは正せる、というメッセージがなるほど。。決断も長い緻密な思考の果てに、ブレないこれしかない、という思考は、坂の上の雲の東郷平八郎の、よき指揮官とは何か、に通じている。

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    2020年12月27日