藤田知也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
副業としての不動産投資に興味ある方は最初の一冊としてまず本書をお勧めしたい。
朝日新聞らしく不動産投資を絶対悪としてやや偏向感はあるものの、比較的身分の安定した素人たちを喰いものにする不動産業界、特に不動産投資に纏わる不動産業者や銀行員たちの魑魅魍魎の世界が詳解されており面白い。一時期話題になったシェアハウス事業者のスマートデイズとスルガ銀行のタッグ?のスキームは、素人にとっては難解かつ偽造までされると泥沼に嵌るまで事の重大性に気付かないのかもしれない。
もちろん不動産投資を生業にしている方はごまんと居て、それで不労所得を得ている方もごまんと居る。しかし濡れ手に粟の上手い話はそうそうないも -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルのとおり、かなり衝撃的な内容 昭和の話ではなく、現在進行系という事に唖然とする。
雑誌記事等でよく見かける郵便局の不正の記事に本当か?
との疑念を少し抱いていたが、事実と確信する根拠が記載されている。元凶の全特を廃止しないと、組織が成長していく姿はイメージ出来ない。日本郵政の株主だったが応援する気は失せた。早めに売却したい。
・局長会土日どちらかを選挙応援のための個別宅訪問活動(ペア)がMUST 自民党員にならなければならない
・局長になると休日の選挙活動や年数十万円の活動費が自腹 不祥事のもみ消しに国会議員の価値が有ると幹部が発言
・郵便局の経費で購入したカレンダーを選挙活動用に持参 -
Posted by ブクログ
“くだらない集団や組織のために取り返しのつかない傷を負うくらいなら、そうなる前に見切りをつけ、泥舟から抜け出す選択肢を考えるほうがいい。別の職場や人生を探ってみるだけでも、気持ちを和らげたり、現状を冷静に見直したりできるようになることもある。どんなケースや選択にも当てはまることは、ひとりで思い悩みすぎず、問題を長く抱えて引きずらないほうが賢明だということだ。職場に相談相手がいないのなら、家庭や酒場で愚痴るだけでもいい。思い悩むことを誰かと共有することは、感情を沈める効果に加えて、「普通の感覚」や「社会の常識」に照らして、抱えている問題の真価を推し量ることにも役立つ。結論を急ぐ必要もない。最終的
-
Posted by ブクログ
3冊目の日本郵政本。著者が藤田知也と同じか?
朝日新聞記者として深く掘り下げた記事を単行本化したもの。
ミスや間違いの向き合い方がいまだ持って、スタートアップ並みのレベルの日本郵政。政府に対する忖度、天下りにたいする忖度の風土から抜け出せない闇の深さが書かれている。
・NHKのクローズアップ現代の2回目放送、3回目放送を放送中止にした。自己反省無く、会長批判の上退任に追い込む。結果、違法販売による被害者が拡大してしまう。
・菅元郵政大臣が権力 事務次官の鈴木茂雄がドンとなり長期にすべての人事権を掌握してしまう。
顧客に対してでは無く、社内に対して無駄なエネルギーを使う羽目になるとポジテイ