藤田知也のレビュー一覧
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郵便局の局長会。全特。任意団体のはずが、自民党を支持し、会社人事にも介入。
小泉改革により半官半民から民営化されたはずなのに、その実態は旧態依然。
公務員意識満載。もっと言えば、明治時代の名士のプライド?権利意識?満載。
そう、明治時代は日本に郵便制度を定着させるべく、地元の名士が資材を投げうって
郵便局を開いた。日本の近代化に必要だった。
しかしそれから150年。世の中は変わった。
大半の郵便はインターネットにとってかわられた。
郵便局の売り上げは激減。
銀行、生保が未発達時代とはゆうちょ、かんぽの役割も変わった。
それなのに過去にしがみつく局長会。
自分たちの権利を守る -
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ネタバレ郵政腐敗 日本型組織の失敗学
2021年4月30日初版1刷発行
2021年4月13日電子書籍版発行
★5
立場が上がるほど非を認めようとしないのが、郵政幹部たちの一貫した特性だ
藤田知也氏による著作。
著者は朝日新聞経済部記者。
早稲田大学第一文学部卒、同院アジア太平洋研究科修了後、2000年朝日新聞社入社。
盛岡支局を経て2002~12年に「週刊朝日」記者。
経済部に移り日銀・金融などを担当。
2018年4月から特別報道部に所属。
シェアハウス投資・スルガ銀行不正融資問題などを取材。
2019年9月から経済部。
著書に『日銀バブルが日本を蝕む』(文春新書)、
『やってはいけない不動産 -
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ネタバレやってはいけない不動産投資
藤田知也氏による著作。
発行日2019年5月31日。
著者は朝日新聞経済部記者。
早稲田大学第一文学部卒、同院アジア太平洋研究科修了後、2000年朝日新聞社入社。
盛岡支局を経て2002~12年に「週刊朝日」記者。
経済部に移り日銀・金融などを担当。
2018年4月から特別報道部に所属。
シェアハウス投資・スルガ銀行不正融資問題などを取材。
2019年9月から経済部。
著書に『日銀バブルが日本を蝕む』(文春新書)、
『やってはいけない不動産投資』(朝日新書)ほか。
両学長のリベラルアーツ大学のおすすめ書籍に掲載されていた為に興味を持った。
本書の終わり部分に参考文 -
購入済み
業者の甘言に騙されない
某不動産会社より新築分譲マンションの勧誘を受けたことをきっかけに読みました。
シェアハウス向けの投資である、かぼちゃの馬車事件の取材が元となっていますが、新築分譲マンションの勧誘においても要点は同様です。業者の説明も本書の通りであり、例えば、発生する費用や金利の説明を十分にせず、高利回りを殊更に主張してきました。本書は不動産投資一般に有効と思います。
業者側の甘言に騙されないためにも、非常に参考となる書籍でした。 -
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ネタバレ不動産投資で失敗してしまった人々の事例を詳細に描き、やってはいけないと警告をだしつつ、最後にはそれでもやってみたい人のためにアドバイスが書かれている。
まずは、業者の「家賃保証」「空室保証」は信じてはいけない。「家賃保証」とはに、客が払った大金の一部を少し返してあげるだけのこと。初めての投資なら入念にチェックするが、2回目、3回目となると警戒心が薄れて業者のいいなりになりやすい。「節税対策」も注意すべき。結局損になることも多い。
次に、業者の「利回り」も信じてはいけない。利回り計算の元となる収入も、自分自身で見極めること。家賃相場、入居者がいそうかどうか。自分が背負うリスクはどれだけあるの -
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これは面白かった。
中小企業のM&A(買収、合併)におけるトラブルの現状を克明に描いてる。
これまでは売り手側の企業の中身がよくわからず、買った後に簿外の債務が発覚したり、問題社員がいたりとか、買う側のリスクが問題視されていた。
ただ、この本の内容は売り手側の企業が陥ったトラブルのケースを描いている。
業況が厳しい中小企業を買収し、現預金だけを抜いていく。当然その企業の資金繰りは回らなくなるし、借入は返済できなくなる。借入の保証人は変更されず前の保証人のまま。そんな悪質な買い手が現れた。
半ば詐欺みたいなやり方を繰り返す買い手企業。そんな買い手企業を紹介したM&Aの仲介業者に責任はないのか -
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不動産投資で失敗する人のパターン及び業者の手口について簡潔にまとめた本です。
内容は主に、あなたが不動産投資で失敗する要因と失敗要因を踏まえた上で、それでも不動産投資をするなら、気をつけることをまとめています。
ネタバレになるといけないので、一部しか書きませんが、作者からの不動産投資の助言として、以下の2点があります。
1 自分の目と足で物件を見ること
2 身の丈にあった範囲にとどめること
1 業者の数字を信じたこと。特に慣れてきた2回目、3回目が危ない
2 三為契約(さんためけいやく)売主と買主を不動産業者が見つけて、間に入り売りつけること。→業者にとって都合がいいのは、売主にも -
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不動産投資を検討している人は一度目を通すといいと思います。これをもってご自身でどうするか。物事には表と裏があると思いますが、見方を変えながらいろいろな意見を聞き入れ、情報を取捨選択していくことが求められます。
あくまで参考。その中で、自分に合う合わないを判断すればいい、と思いました。
トピックスを簡潔にまとめると、不動産投資のNG例としては、
・新興投資であること
・絶対プラスになるなど、甘い言葉があること
・賃料持ちますもNG。サブリースはダメ
・家賃保証、自己資金ゼロ、高利回りには注意
こんな感じかなと。
素人の私の中の理解なので本来はもっと複雑かと思いますがご参考までに。
生きる -
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何かと悪名高い特定郵便局長会なる団体に興味があり読んでみた。
内部的には、天下り役人が跋扈し、経営幹部の無責任自己弁護があり、現場ではパワハラ押し込み営業で数字を作り、特定郵便局長会なる利益団体が暗躍し、官邸の政治家のおもちゃにされ…といった腐敗お決まりの構図があり、一読して分かりやすく整理されているので、事態の把握の助けになる。
いちおう、組織改善の提言として書かれている部分もあるが、改善など可能なはずもないので、勝手に老人食いをしながら衰退していってもらえればと思う。
我々現役世代からみれば、既得権益の日本郵政と金融資産持ちの老人の共喰いだと思えば事象としてはどうでもよく、よもや郵便局で投