強欲の銀行カードローン

強欲の銀行カードローン

880円 (税込)

4pt

3.7

2016年、自己破産者が13年ぶりに増加した。原因の一つとされるのが銀行カードローンだ。消費者金融にある貸出額への規制が銀行にはなく、無謀な貸し付けが横行していた。ヤバすぎる実態を明るみに出す。

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強欲の銀行カードローン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    身近に聞くカードローン。芸能人がカードローンのCMに出ていてそこまで重くは考えてはいなかった。
    消費者金融とは違い銀行は安心というイメージが強かったが裏切られた。
    実際に利子が高過ぎて元本は減らない。

    カードローンは
    目的を問わない のが大前提。ギャンブルだろうが借金の返済だろうが何にお金を使って

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    強欲の銀行カードローン。藤田和也先生の著書。日本人は銀行を特別に信用し、信頼している。だから、まさか銀行のカードローンが消費者にとってとても不利な条件で強欲なものだなんて思いもしないまま使ってしまう人も多いはず。銀行が利益を求めるのは仕方がないことかもしれないけれど、強欲でなく節度を持ってほしい。

    0
    2018年08月16日

    Posted by ブクログ

    テーマはよい。
    文章もこなれている。
    しかし、テーマに対する向き合い方に共感できない。
    評価軸があまりに感情的で理知的さに乏しい。
    貸金業法のいわゆる「年収3分の1規制」が何をたらしたかを冷静に分析することなく、銀行をあげつらっている。
    新聞記者は「思想」がこりかたまっていないとできないのかなあと不

    0
    2021年06月28日

    Posted by ブクログ

    カードローンの闇を様々な取材を基に論じた本。
    貸付額は年収の3分の1以内という貸金業法上の規制が銀行に生じないことをいいことに、100万円単位の額を収入証明書なしで貸し付けている銀行カードローンの闇がよくわかった。

    低金利時代における新たな利鞘に目がくらみ、「銀行ならではの緻密な与信管理をしている

    0
    2021年03月08日

    Posted by ブクログ

     消費者金融に代わって拡大する銀行のカードローンをめぐる問題をゼロから取材・調査した書。著者は週刊誌畑が長く、専門性は皆無で、ところどころ焦点がずれているところも散見されたが、その分、生活者の「常識」をもって銀行側の主張(カードローンには顧客の「利便性」があるから貸出規制はできない)のまやかしを崩す

    0
    2019年05月28日

    Posted by ブクログ

    2000年代初めに消費者金融を起因とした自己破産増加が社会問題化し、2010年に漸く総量規制と貸付金利規制が導入された。2016年、その自己破産が13年ぶりに増加したことはなかなか衝撃的である。かつその原因が銀行にあるとは重ねて驚きである。

    そうした問題点を指摘し世に問うという観点では意義があるも

    0
    2017年09月29日

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