代田亜香子のレビュー一覧

  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    三部作ゆえ細かく描かれ、アメリカンな軽さもあり海外青春ドラマを見ているようで楽しい 映像化の話が流れず実現するといいな

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    2025年09月30日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    翻訳が代田亜香子さんの時点で買うしかないと購入。貧乏な女子高生がある日突然に億万長者の相続人になったことで起きる騒動。謎解きとアクション、いきなりセレブになったことで起きる騒動など、盛りだくさんのエンタメ作品。主人公とイケメン御曹司たちとの頭脳戦も見どころ。続きが気になって仕方がない。

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    2025年07月26日
  • 七月の波をつかまえて

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    カリフォルニア州の都市、サンタモニカ
    オーシャンパーク

    もうすぐ13歳になるジュイエはママと2人で夏を過ごす為この町にやってきた
    そこでピカピカ笑顔のサーファーガール、サマーと出会う

    ジュイエとサマー
    2人の女の子のひと夏の物語




    ジュイエのパパは家を出ていった。
    両親の離婚はこの年齢の子にとっては、どれほど大きな傷となるだろう。
    それ以来様々な物や事に恐怖を覚え、ブラックメイクと黒づくめのファッションで武装し、友人とショッピングモールをうろつく毎日。


    一方サマーは明るくて可愛いくて、笑顔溢れる完璧な女の子。
    サマーに連れ出され、毎日海へ向かうジュイエは、ボディボードやサーフィン

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    2024年12月03日
  • 七月の波をつかまえて

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    自分の壁をのりこえる瞬間を、一緒にみせてもらった感じ。
    なんだろうな、この爽快感は!
    夏のせいかな?
    表紙が全てを語ってますね⭐︎
    ひと夏で、人生を揺るがすほどの経験を積めるなんて、可能性は無限大です。

    最終日の海のシーン、たまらなく感動しました。
    ビッグカフナが、おいしいとこぜーんぶ持っていきました。
    来年の夏、再読したいと思います。

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    2024年12月01日
  • 七月の波をつかまえて

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    時間があればモールを
    うろつくばかり。

    生白い肌にブラックな
    ゴスメイクとダークな
    ファッション。

    ミストレスなんとかの
    占いの結果を見てから
    じゃないと、

    カフェのメニューすら
    決められないような、

    そんな女の子が地下街
    から無理やりひっぱり
    出され、

    カリフォルニアの輝く
    夏空の下へ。

    そこで生涯忘れえない
    ひと夏を過ごすお話─

    どこまでも続く海岸線。

    沖から浜辺まで連なる
    コーディロイの波。

    太陽と戯れる健康的な
    サーファーたち。

    午前中は海岸のゴミを
    拾い午後はクタクタに
    なるまで波を追いかけ、

    生クリームたっぷりで
    ピスタチオフレーバー
    のジェラートを舐める。

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    2024年09月23日
  • 七月の波をつかまえて

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    二人とその周囲に苦悩があって、二人が支え合いながら楽しみながら、それを乗り越えようとする様子が眩しくて、楽しかった。

    ジェイエに感情移入してしまって、初めの数日の所は暗い気分、読むのをやめようとも思った。だけど、読んでいくと二人が大切なことを共有して挑戦もして、街のことを好きになって、人も愛おしくなって行く様子につられて、楽しくなって、先が気になってどんどん読んでしまった。

    ジェリエのことを、スーパーヒーローのサマーに一方的に助けられる少女、のように思っていたけど、違かった。完璧超人に見えるサマーも人間で、辛いこと塞ぎ込みたくなるようなことももちろんあって、その辛いことも共有してお互いを成

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    2024年08月30日
  • ガーガンティス ~イアリーの魔物2~

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    海洋冒険物が好きな方におすすめ。海の魔物、妖精が出てきてファンタジックな作品。しっかりもので臆病な12歳の少年ハービーと、元気でちょっと強引なバイオレット(12歳くらい)の二人が主人公。パート2の今回は、イアリーの海沿いに立つ魔海ホテルの忘れ物係、ハービーのもとに届けらた魚の形の瓶を持ち主に帰すため、荒れる日に小舟を出港させる。ふたりに立ちはだかる相手は海の魔物はガーガンディス? それとも?……船乗りさんたちの活躍、海の男の歌にも注目。とくに、〈人が怪物になるとき〉というテーマとしても読める。映像が鮮やかに立ちあがってくるいきいきしたストーリー。

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    2022年09月16日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    インスタの広告で何度も出てくるから、だんだん気になって読んでみた。
    翻訳物特有の文章の不自然さや、名前の覚えにくさはなくて、読みやすかった。

    ただ世界500万部突破!という煽り文句で期待感を高めて読むと、ちょっとガッカリする。
    4人の御曹司×女子高生の謎解きロマンスミステリーっていうから、花男に謎解きがプラスされた感じかの思ったんだけど、謎解きは読者も考えられる感じではなく勝手に何かを見つけて進んでいくし、ロマンスも特にキュンポイント無くキスして勝手に盛り上がってるし、よく分からなかった。

    でも最後の二巻に続く謎の提示だけは上手いんだよね~。
    二巻を読むかは、発売されてから考えよう。

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    2025年10月15日
  • 七月の波をつかまえて

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    どうしても7月に読みたかった。瑞々しくて眩しくて…輝いているよ2人とも。ミシガンもカリフォルニアも行ったことあるからか妙に感情移入してしまったかも…夏って楽しそうな雰囲気出しといて切ないよね。このくらいの歳の頃だと特にね…友だちのことも、家族のこともいろいろあるし…でもそんな中で大切にできたものは財産になるよね。2人が今年の7月もサーフィンしてますようにと願わずにいられない。サマーがミシガンに行ってみるのもいいなあ。行ったかもしれないな。

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    2025年07月17日
  • 七月の波をつかまえて

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    表紙がすてきで気になって、手に取った本。
    海辺の街のひと夏のガールミーツガールストーリー。
    サーフィンをしながら、いろんものから自由になって変わっていく2人のお話。
    ほんとに素晴らしかった…友情を描いた話かと思ったら、途中から流れが変わってきて、2人にどきどきした。
    主人公のサマー視点で描かれた、美しい風景が目に浮かぶようなきらきらしたみずみずしい文章もほんとにすてきだった。
    (原題のSummer and Julyの方がすき)

    岩波STAMP BOOKSというティーン向けの海外文学レーベルより「七月の波をつかまえて」

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    2025年03月02日
  • 七月の波をつかまえて

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    悲しみの描き方がさりげなくてよかった。考えるより、波に乗ること。体を動かすこと。人間だけで解決できないことも、自然がいつの間にか溶かしてくれる。

    しかしスタンプブックス、やはりなかなか手強い。他のYA小説のようにサクッとは読めない。

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    2024年11月16日
  • 七月の波をつかまえて

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    13歳のジュイエは、ママと夏休みを過ごすためにカリフォルニアの海辺の街へやってきた。パパは離婚して若い彼女とヨーロッパにいる。医者のママは、海辺の街の病院で夏の間だけ仕事をすることになっている。海なんて大嫌いなジュイエは、海辺で場違いなブラックメイク。ところが、街のカフェで出会ったサマーは、夏がピッタリのサーファーガール。ジュイエを外へ外へと誘い出す。
    それぞれに抱えている心の傷や悩みが、少しづつほぐれていく。
    夏休みは終わりを迎えるけれど、少女たちは成長し克服し、軽やかに次のシーズンを迎える。

    悲しい事は多いけれど、支えてくれる人たちがいれば乗り越えていけるんだ。

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    2024年08月26日
  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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     イギリスの田舎の自然描写が美しい。生き物の生々しさ、荒々しさ、土の匂い、泥の匂い、血の匂い、その他色々危ない匂いとか、引っくるめた、猛々しく、柔らかい自然の中に威勢よく、繊細に、弱々しく、残酷に生きる普通の登場人物の等身大の姿が心地良い。
     モグラを簡単に殺してしまう農家の娘、池に入水自殺を図っていた所を助けてくれた医者のことを勘違いして愛が芽生えてしまった娘、プレイボーイの男に遊ばれた電車の車掌(女の子ばかり)たちがその男を袋叩きにするという残酷だか小気味良いシーン、ドSの姑に嫌味を言われ続ける労働者、彼にそっとお茶を出す嫁、母親の反対を押し切って飼った野生のウサギが暴れまくり、最後は母親

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    2021年11月04日
  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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    ネタバレ

    デーヴィッド・ハーバート・リチャーズ・ローレンス
    1885年生
    イギリス、ノッティンガムシャー出身の小説家・詩人。

    一作目を読んで、庭の野草の細やかな描写や娘たちの描写が女性的に思え作者のことを検索したら、男性だったので驚いた
    一作目、二作目は、恋のかけひきや恋に落ちる瞬間、不安などの気持ちが細かく描かれていて、
    代表作『チャタレイ夫人の恋人』を読みたくなった。
    三作目は、浮気男をやっつける、背景がダーク色を感じる作品
    四作目は、よくわからなかった…
    五作目は、お金に囚われた両親を持つ子どもの気が狂ってしまう、悲しいお話し…


    二番がいちばん
    馬商の娘
    乗車券を拝見します
    ほほ笑み
    木馬

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    2021年01月24日
  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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    訳者あとがき曰く、「何かのきっかけで一線を越えてしまった人間の、理性と狂気のすれすれのようなものが見えてきます。」
    中年のおじさんなので恋だ愛だいう話はまったくピンとくるものがなく、最初の方の作品はどうも「見えて」こなかった。
    とは言え、「馬商の娘」は、よく分からなかったにも関わらず、なんとも言えない不気味さのせいで、とても印象に残っている。
    もう読むのをやめようと思ったが、「木馬のお告げ」は先の展開が気になりお話として面白く読めた。

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    2018年07月11日
  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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    恥ずかしながらロレンスを読んだことがなく、とりあえず子ども向けに訳された短編を読んでみた。
    あまりに素晴らしくすごい作品ばかりなので、驚いた。
    行動と言葉で、言葉を弄さずに登場人物の狂おしい心情を描き、独特の苦みのある余韻を残す。
    いやー、これは大人向けに訳された、もっとたくさん入った短編集をすぐさま買わなきゃ!と思ったが、今岩波のも新潮のも新刊書店では売っていないのね。がっかり。
    こういう子供向けの訳でもロレンスのすごさは伝わるが、子どもには、表題作や「馬商の娘」「乗車券を拝見します」など、わかるまい。わかっても困る。それくらい人間の深層心理(特に「恋愛」という罠にかかる人間の心理)を巧みに

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    2017年05月14日
  • アイとムリ

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    公園で生まれ育った犬のヨハネスは、公園の【バランスの守護者】であるバイソンたちの【アイ(目)】として公園中を観察する役目を担っている。人間に飼われず自由の身であることに誇りを抱くヨハネスは、ある事がきっかけで、柵に囲われて暮らすバイソン達も自由の身になるべきだと考え始める。公園で暮らす動物たちと協力しヨハネスは人間を出し抜くための作戦を練る。擬人化とも動物観察とも違う、動物視点の冒険ファンタジー。

    シートン動物記とも違う、けれども、ピーターラビットのように擬人化もされていない動物たちの物語。現実には絶対にあり得ないストーリーなのだけど、ヨハネスのスピードや時間や自然の感じ方が豊かな言葉で語ら

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    2025年10月17日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    出版社の作品紹介を見たら凄く面白そうと思ったのでもう少しテンポ良く読めるかと思ってたけど違った…
    遺言に隠された謎へは中々辿り着かず複雑だし、エミリーについても後半まで明かされず、展開の進みが遅くて焦ったく感じて途中で飽きてきてしまった。
    全3巻刊行予定の第1巻目の本作ではなぜエイブリーが遺産相続したのかはまだ不明だし、訳者あとがきに物語はこれから加速していくとあったので次巻以降で面白くなってくることを期待したい。

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    2025年09月08日
  • バスカヴィルホールのありえない物語

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    貧しい家庭環境に育つアーサー少年が特別学校「バスカヴィル・ホール」への扉を開いたことから始まる物語。アーサー・コナン・ドイル財団が全面協力しているというだけあってか?ホームズ好きならテンションあがる要素がたくさん。次のお話も楽しみ。

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    2025年04月04日
  • バスカヴィルホールのありえない物語

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    アーサーは、ある日赤ん坊を救ったことから老人の目に留まり、特別学校「バスカヴィル・ホール」への入学が許可される。バスカヴィル・ホールでは、様々な不可解なことが起こっている。アーサーとその友達がその謎を解き明かすという話です。
    古いヨーロッパ、全寮制の学校という雰囲気がとてもよかった。キャラクターたちもみんな個性的で読んでて飽きなかった。ミステリー要素はあまりないが、シリーズのはじめだからキャラクターや設定の紹介に時間をかけている。
    シャーロックホームズが好きな子供は楽しめると思う。

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    2025年01月23日