【感想・ネタバレ】ガーガンティス ~イアリーの魔物2~のレビュー

あらすじ

気弱少年と強気少女の最高バディが町を救う。

<ガーガンティス>が目覚めたとき、イアリーの町に異変が起こる?!
稲妻と落雷の激しい嵐の夜。魔海ホテルの忘れもの係ハービーの元に、フードをすっぽりとかぶって顔を見せない怪人がびしょぬれでやってきた。
「何をなくしたか、ではなく、何を見つけたか」という意味不明な言葉と、不思議な貝殻を残して消え去る。その直後に、魚の形のビンを抱えて気を失っているフォッシルさんが、ずぶ濡れの状態でホテルに運びこまれ・・・・・・。
好奇心旺盛なバイオレットと一緒に、イアリーの町を揺るがすガーガンティス伝説の謎に迫る冒険物語。

著者はイギリス版「ハリーポッター」のイラストを手がけたことで知られるトーマス・テイラー。世界20か国以上で翻訳出版が決定している、大注目のファンタジー小説。
日本版の装画・挿絵は、コンセプトアーティスト・長砂ヒロ氏。

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Posted by ブクログ

海洋冒険物が好きな方におすすめ。海の魔物、妖精が出てきてファンタジックな作品。しっかりもので臆病な12歳の少年ハービーと、元気でちょっと強引なバイオレット(12歳くらい)の二人が主人公。パート2の今回は、イアリーの海沿いに立つ魔海ホテルの忘れ物係、ハービーのもとに届けらた魚の形の瓶を持ち主に帰すため、荒れる日に小舟を出港させる。ふたりに立ちはだかる相手は海の魔物はガーガンディス? それとも?……船乗りさんたちの活躍、海の男の歌にも注目。とくに、〈人が怪物になるとき〉というテーマとしても読める。映像が鮮やかに立ちあがってくるいきいきしたストーリー。

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2022年09月16日

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