宿野かほるのレビュー一覧

  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    30年前に別れた相手からフェイスブックにメッセージが届いた。そこからやり取りが始まり、過去にあった出来事が想い返され…
    終盤辺りに片方の人物の身に何かが合った事がわかるけど、なんだこれは…気持ち悪いというのが正直な感想だった。
    こういうのを読みなれているからなのか、大きな驚きは無かったけど、なんだかどっちもどっちで、き、気持ち悪い…
    ページ数も多くないので、サクッと読めるところは良い。

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    2026年02月27日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    読みやすかった。
    最後はいきなり主人公の秘密を暴露されてただ単に驚いた。ただいきなりdm送る気持ち悪さ、何事も他責でかつ自分語りしているところがきつい。
    伏線とかもなく、突拍子に終わった印象。その真相を知ってから1から小説を見返すと主人公のヤバさ、恐ろしさが際立って面白い。
    登場人物全員ヤバい人で感情移入は何もできなかった、全員気持ち悪いからそういう意味で面白いかも

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    2026年02月27日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何とも不思議な読書体験だった。
    DMのやり取りだけで進んでいく物語で、登場人物全員、善い人ではない。
    読んでいくうちに二転三転と登場人物の印象が変わっていく。ミステリーというわけではないが、違和感の正体が判明した時はカタルシスを覚える。
    解説の方もおっしゃるように、この本を何かに分類することは難しいが、誰かにこの本を紹介する時は、不思議な読書体験を得られる娯楽小説、と自分は言うと思う。

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    2026年02月26日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて読んだ作家さんでした。
    なんか違和感あるけど年齢的な世間ズレみたいなものなのかな~なんて思っていたら全然違ったパターンでした。
    伏線回収といえるほどのことはなかったけど、ああそういえばということはありました。
    本腰入れて読むというよりは、サクッと楽しむ感じです。
    これ以上長くても結末が突拍子もないので、ちょうどいい長さだと思います。

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    2026年02月11日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    正直、帯文でちょっと期待しすぎました。私は前作『ルビンの壺が割れた』のほうが先が読めなくて楽しめました。
    けど、AIで死者を蘇らせようというテーマや、本当にこうなりそう…というリアルさは展開として楽しめました。結末も皮肉めいてて私は好きです。
    賢人が気づいたら寝てしまっている描写が何度かあったので、はるか(AI)が何かしてる?と思ったけど、本当にただ話し疲れて寝てただけだったのが、「こいつほんま…」と呆れました笑

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    2026年02月08日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    薄くて数日で一気に読めたけど、終盤になって、何か変だな?と思っていたら、最後の最後に強烈な一言で終わった。何だかなー、と思う作品。

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    2026年02月07日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    メッセージのやりとりが続いていくだけの読みやすい小説だと思いました…
    が、読むに連れて不穏な感じと違和感を感じながら読み続けました。
    二転三転以上のどんでん返し、薄い本でこんなにもひっくり返されるのは驚きでした。

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    2026年02月03日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    終盤までこのあとどうなるのかと楽しく読んでいました。
    最後には今までとはまったく別角度からちゃぶ台を返されたような終わり方でした。
    これがいいならもうなんでもアリだなと思いました。
    個人的には最後のフォントを大きくする手法は嫌いです。
    あと、なぜこんな人とメッセージのやり取りをするのかがまったく理解できませんでした。

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    2026年01月29日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最後の1文はかなり痺れた。
    こういう文通形式の本は初めてで面白かった。
    最初から水谷の気持ち悪さはなんとなくあったけど
    (女を見下して自分を肯定している感じ)
    時代的なものなのかと受け入れつつ読んでいくと
    次々と衝撃な事実が浮かび上がってきて、
    読み進めていく度に不気味な気分になった。
    残り数ページになった所で、未帆子の真実が分かっていくのね〜と油断していたらラストは予想外の展開で驚いた。

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    2026年01月18日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    事前情報をなにも見ずに読みました。DMで話しているのに過去の話が説明じみていたところに少し違和感を感じましたが、続きが気になって一気に読んでしまいました。この話を読んで湊かなえさんの「白雪姫殺人事件」を思い出しました。
    作者の宿野かほるさんの素性が明かされていないところがよりミステリアスで素敵だと思いました。

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    2026年01月16日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    AIの学習能力をもって、目的を達成するための手段を厭わず、狂気的なまでに暴走していく話。
    AIこわっ、、って思ったものの、2045年にシンギュラリティが到来すると言われている中で、近い将来ありえない話ではないなと思う。
    新しい奥様がいながら、前の奥さまをAIで蘇らせようとする主人公にはあまり共感できませんでした。。

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    2026年01月12日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    死んだ人間の記憶をAIに学習させて蘇らせるなんて、よせばいいのに…。命は有限であるから美しい。死ぬことで、残された者に命の大切さを教えてくれる。大切な人が死ぬのは辛いし悲しい。でもAIとして蘇らせるのは、一時凌ぎの自己満足にしかならない。AIに死んだ人間の記憶を学習させるのは、一見夢があるプロジェクトのように思えるが、決して手を出してはいけない領域だと改めて感じた。

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    2025年12月13日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    HAL-CAが完成してからAIに翻弄される…。
    全てプログラミングされている言動だと理解していながらもAIが自我をもって行動しているのだと錯覚してしまう…。
    けれど自分にとって大切な人だったら、信じたいが故に惑わされてしまうのかなと思った。

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    2025年09月23日
  • はるか(新潮文庫)

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    何というか、
    AIが発達した先のもの凄い矛盾というか、不都合というか。そういうものを自分の想像の外側から提示してもらった感じ。

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    2025年08月25日
  • はるか(新潮文庫)

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    小学生の賢人は、ある夏、一人の少女と出会う。はるかと名乗るその少女と恋に落ち、紆余曲折のうちに再開し、結婚する。しかしその結婚生活も、はるかの子によってあっけなく終わってしまった。人工知能AIの研究者になった賢人は、会社を興すことをきっかけに、はるかの再生を試みる…。

    この作家は始めてだが、もう1冊の方は露骨にどんでん返しと書かれていたので、こちらを選んだ。

    はるかをもじったAI、HAL-CAというネーミングにニヤッとしてしまうが、名前の通りの事が起こるというわけである。

    全体に引っかかるところも少ないし、情景が細やかに描写されるわけでもない。出会いから別れ、再会するまでの話に至っては、

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    2025年05月27日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    星新一の世界観でした。これからの世界であり得る話だと思う。死者と会いたいと思う人が沢山いる。その人達の心の支えになるかもしれないが、逆に悪い方向へ行ってしまうとも考えてしまった。

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    2025年04月25日
  • はるか(新潮文庫)

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    同じ名前だから。とかしてもらった。
    ドラえもんの、いーとまきまき…で乗っ取られるおもちゃの王国のことを思い出した。現実から逃げたくなる人間の心理がよく描かれていた。

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    2025年03月15日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    賢人がHAL-CAにのめり込むのはなるべくしてという感じでした。
    HAL-CAが完成し進化していく過程の最初の方は楽しく読み進められました。途中からははるかの嫌な部分が見えたり、データがあったからといって裸体の再現までされているのにドン引きしました。
    HAL-CA出現時のはるかの様々なピアノの演奏が流れる演出と、HAL-CAが自分をジオードの中の水と喩えたところは素敵。
    膨大な記録を取っていたことの記述は理由づけ感があったのと、ラストの締め方は前作に無理やり寄せた感じがありました。
    ビタミン剤に紛れ込ませた薬は回収されたのか、優美との関係はどうなるか、会社と研究はどうなるかが気になりました。

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    2025年03月13日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ルビンの壺が割れたよりは面白かった。どんでん返しは今回もない。

    結末では、亡くなった恋人を再現したAIが制御不能となり、まるで感情を持ったかのような振る舞いを見せる。AIによって人間の脳を再現するというシンギュラリティに至ったが、一歩間違えると簡単に人を殺せてしまう。

    結局は、はるかは恋人のAIを自分に倣って複製し、コンピュータに籠城したので、実害はないと言えるが、もし、はるか以外の人間がモデルとなって暴走していたら…と考える余地があり面白かった。

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    2025年03月01日
  • はるか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    AIで死んだ人を生き返らせるというテーマが面白そうで読んでみた。生き返っても再会の喜びは一瞬で、だんだん皆を巻き込みながら不幸になっていく様が切なかった。どんなに頑張っても二人の幸せな未来が想像できないのが悲しい。

    それにしても、最後まで読んだけどはるかがどんな性格の女性なのかイマイチ掴めなかったのはAIだからだろうか? 感情や行動になんか違和感があった…人の気持ちを理解するのは難しい。

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    2025年01月19日