宿野かほるのレビュー一覧
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ネタバレ2021年に進化するAIを題材に、本当の意味で「嘘をつく」AIを実現させてしまったような話。
冒頭の主人公とはるかが恋に落ち、再び出会い結婚するまでの下りは秀逸だったなと思った。「早く再会して」って思ってた。
メインのストーリー、テーマ部分は、いずれはそういうような行動をするAIができるんだろうなぁと思いました。
今後スマートフォン等の携帯端末で利用者に「揺り籠から墓場まで」サポートするようなAIができてきて、個人専属のエージェントができ、そのユーザが死ぬ頃にはその人格を形成するくらいのデータがストックできるようになり、、、みたいな想像が膨らむ。
ロボット三原則じゃないけど、すぐそこまでそう -
Posted by ブクログ
ちょうどNHKでタモリと山中教授のAIは人間を超えるか?という内容の番組を見ていたので、コンピュータが自ら学習していく能力があったり、感情を持つようになったりするのは知っていた。ただしこれは全てそういう風にプログラムされているのだが。
賢人はAIのはるかと接することで多大な影響を受け、心身ともに荒んでいく。
2人のやりとりは読み手からすると、機械相手なので気持ちが悪いものであったが、ふと自分が賢人の立場だったら同じように接してしまうのかもしれない。
最初から密室で二人だけではなく、仲間のプログラマー達とも会話をしていれば、暴走することはなかったのになとは思う。
このまま賢人ははるかの思い通りに -
Posted by ブクログ
たまには趣の違うものをあまり長編ではないということで積読にしていた。普段は時代小説やエッセイ、現代小説が多くミステリーなどはあまり読まない。
新鮮な内容と展開の小説であった。ただし読後感は、恐怖だった。好きなジャンルではなかったが、たまにはいいだろうと自分に言い聞かせた。謎解きでもないしホラーでもなかったが怖かった。
結構要所に伏線(わかるように書かれている)があり、最後に向けてそれを回収する嵐の末に結末を迎えるという怒涛の展開であり最後のページにオチがある。
中盤にミホコからミズタニへFacebookのメール返信時間が開くところでお互い鎌を掛けあっていることを理解する。小説の展 -
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ネタバレ最後「ん!?」ってなった
江戸川乱歩や久生十蘭っぽさも少しありながら、1人語りでは無く、相手と往復書簡をする中で少しずつ真相が明らかになっていく手法は面白いなと思って読んでいた
初めは緩やかに昔の恋を振り返った話をしていたんだけど、徐々に不穏な空気が出てきて、女性側の現在を探る話かと思いきや、男性側の現在に驚くという…
この女性が男性に対して、なぜこんなにも赤裸々で丁寧なやり取りをしていたの?と考えてしまうと、リアリティを求めて批評したくなるので、多少のことには目を瞑り、フィクションとして面白かった!と終わらせたいという気持ち
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Posted by ブクログ
ネタバレ[こんな人におすすめ]
*読書に充てる時間はほとんどないけど、それでも読みたい人
170ページ前後で、スマートフォンと変わらないくらいの厚みです。癖がない読みやすい文章なのに、序盤から不穏な空気が漂い、先の展開が気になってしまいます。なかなか最後まで読み終えることができない人でも、この本なら一気に読めるかもしれません。
[こんな人は次の機会に]
*ツッコミを入れながら読むタイプの人
登場人物の言動や細かい部分が気になったり、伏線を探しながら読む人は、序盤でひらめいてしまう可能性があります。ちなみに、私は展開を読むことはできませんでしたが、最初の3行目ぐらいから気味が悪いと感じていました。