宿野かほるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ何度も本の名前を聞いていたのに、なんでもっと早く読まなかったんだろうって思った(笑)。
最初は愛し合っていた二人が結婚することが出来なくなって互いに未練があるのかなと思っていた。特に男性側が強い未練がある感じがした。けど女性陣の浮気や腹黒さがわかった時は、やっぱ女の人は怖いなと思ったのに、その後すぐ男が実はロリコンで殺人犯ってことが明らかになって、登場人物の人柄が180変わるのが面白かった!
途中で美帆子の住所や名前、子供のことを聞いているシーンは鳥肌。全然教えない美帆子の考えが一瞬で理解できた。強いて言えば、幼女好きってことを物語の途中でサラッと表現していたら最後に伏線回収してさらに面白 -
匿名
ネタバレ 購入済み二転三転
最初は今に絶望し、遠い昔の元カノに執着する哀れなおじさんと隠し事をしていた元カノの不思議なメールのやりとりだったのが、後半にかけて二転三転し印象が全く変わったのは面白かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2021年に進化するAIを題材に、本当の意味で「嘘をつく」AIを実現させてしまったような話。
冒頭の主人公とはるかが恋に落ち、再び出会い結婚するまでの下りは秀逸だったなと思った。「早く再会して」って思ってた。
メインのストーリー、テーマ部分は、いずれはそういうような行動をするAIができるんだろうなぁと思いました。
今後スマートフォン等の携帯端末で利用者に「揺り籠から墓場まで」サポートするようなAIができてきて、個人専属のエージェントができ、そのユーザが死ぬ頃にはその人格を形成するくらいのデータがストックできるようになり、、、みたいな想像が膨らむ。
ロボット三原則じゃないけど、すぐそこまでそう -
Posted by ブクログ
結末で驚き、錯覚に気付かされる物語。なかなかネタバレしないように感想を書くのが難しくほったらかしになってました✨️諦めてAIによる感想投稿です。
ある男女がSNS上で再会し、メッセージを交わすところから始まる物語です。かつて恋人だった二人が、過去の記憶をたどりながら、少しずつ心の距離を縮めていくように見えます。しかし、やりとりが進むにつれて、記憶のズレや違和感が浮かび上がり、「何かがおかしい」と感じ始めます。
この作品は、文章がすべてメッセージ形式で進行するため、まるで自分がそのやりとりを覗き見しているような臨場感があります。そして、タイトルにもなっている「ルビンの壺」が象徴するように、見