花松あゆみのレビュー一覧

  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    言葉って難しいと思った。
    働きたくないイタチたちが働かないためになんでもできる便利なロボットを作ろうとする話。便利にするために、なぜかたくさん働かなくてはいけないイタチたち。
    機械に言葉を理解させる難しさがものすごくよくわかる。
    文脈から自然にわかる内容も機械だと理解できない、言語って分析するとこんなに複雑なんだとわかった。
    言語を自分たちがどのように理解しているか自分でも理解できない。
    ちょっとびっくりしたのが、人間は言葉そのものに触れる前から、言葉を学ぶ方法を知っている。これは進化の過程で培われてきた本能的な能力の一部。ということ。
    我々人間が進化したのは言葉をつかえたから、そしてそれが本能にあったからなのかと思った。
    奥が深すぎる言語。

    カメレオン村のレオンちゃんの部分を読んで、チャットGPTなどのAIを想像した。

    0
    2026年07月07日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    人工知能について少しでも知見を深めたかったので読んだ。物語形式で大変わかりやすく、記憶にも残りやすい優れた作品だった。人工知能を作るにあたり、どのようなことが問題となってくるのか簡単に知れた。絵もかわいい。

    0
    2025年03月18日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    「言葉がわかる」とはどういうことなのか、我々は脳内で無意識にどのような処理をしているのか、1つずつ分解して解説しており、わかりやすい。 
    イタチを主役にストーリー仕立てにしていることに加え、イラストも可愛いらしいので絵本感覚で楽しく読み進めていける。
    著者が工学畑や技術畑の人間でないことが(言語学者だそうです)、専門知識のない一般人でも理解できる形を可能にしたと思う。AIのことを、なんだか凄そうだけど得体がしれないもの、と感じている方は、これを読むと解像度が上がる気がする。

    0
    2025年03月10日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    同世代の主人公でちょっぴり境遇に共感できた。原田ひ香さんの著書は読んだ後にほっこりして気持ちがいいです。

    0
    2025年02月16日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    「言うことが何でも分かる」ロボットを開発したいイタチの物語を軸に、自然言語処理とは何か? AIにはどんな技術が組み込まれているのかがよく分かる一冊。
    楽しくてオモシロイ。
    現状の技術では、AIに学習させる素材をどう用意できるか、その素材の質をどう担保するかが難しい。ここをブレークスルーできる技術は可能なんだろうか?

    0
    2024年09月23日
  • 星ぼしでめぐるギリシア神話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神話にもずるい人がいて、可哀想な人がいて、英雄がいて、支援者がいて…神様や人間の冒険譚が好きなのは、古代も今も同じなんだなぁと思った。星座の現れる時間帯や季節などからも、よく神話と辻褄が合わせられていて、長い時を経て様々に形を整えられながら今日まで存在してることも納得出来る秀逸な話だなと感じたり。
    後、本自体が凄く読み易くて、ヘラクレスがペルセウスのひ孫であることとか、ここで知れた知識もたくさんあって、知識欲とわくわくで満たされる時間だった。
    個人的にはプロメテウスの偉業や、エロスとプシュケのちょっと強引なラブストーリーが好きだった。

    0
    2024年08月12日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    人が話す言葉の意味や意図を機械が正確に処理するためにはどんなハードルがあるかを、一つずつ順を追ってわかりやすく、しかも物語(おはなし)仕立てで楽しく、説明してくれている。これを読めば、一世を風靡している大規模言語モデルのAIと言えども、それがどんなに進化したとしても、できること(内容・分野・場面)は限られるだろうことがよくわかる。

    0
    2024年02月07日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    意外と簡単なこともAIにはわからない、どころか知性があるかは推測しかできないんだなぁという感じ。多分それが合ってるのかもしれない。

    0
    2024年01月10日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    うちの娘は語学が好きである。英語とか古文とか、文法の勉強自体が好きらしく、活用とかイディオムとか覚えたりが苦でないらしい。
    これは語学は仕方なく学ぶものでそれ自体はめんどくて仕方ない、という私とはえらい違いである。
    したがって、というか娘はなんとなく自分を文系と思っているようなのだが、いよいよコードさえ書かなくてもAIを使える時代がやってくる。そうなると語学そのものが好きなことはAIの本質理解の上で立派な武器なのでこの本を推薦してみた。そして案の定自分が先に読んでいる。

    川添愛さんの本は何冊目かわからないがこちらも予想どおりおもしろい。「自動人形の城」とほぼ同じタイミングの出版であり、いずれも「面倒なことを機械にやってもらおうとして四苦八苦する」話なのだが、あえて言うなら「自動人形」はプログラミングの話、本書は人工知能の言語認識の話と言えるかもしれない。

    言葉がわかる、とはどういうことか?最近理解が進んできたとおり、人工知能がやっているのは煎じ詰めれば「似たような用例の文章を鬼のように学習して質問にそれっぽい回答を返す」プロセスに他ならない。それっぽさ、の再現のためには、人間がなぜかできてしまう「聞き取り、話し、関係付け、論理を理解し、しかも言わずもがなの常識をわきまえる」ことが必要になる。この辺を寓話的に説明するのは手練の川添節。

    理論的に未解決でも大量のデータを食べているうちに、人工知能がとにかく実用に困らない程度にそれっぽい回答を出せるようになってきたことはいまや皆知っている。
    それでも「『この課題をクリアしていない限り、言葉を理解しているとは言えない』という、『言語学者から見て絶対に譲れないライン』は提示したつもりです」(あとがきより)。
    このかっこよさ。

    押し付けるつもりは毛頭ないけれど、娘がこれを読んでおもしろい!と思ってくれるかどうか。ちょっと楽しみ。

    0
    2023年11月12日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    言語学者である著者が言葉を理解することの複雑さとAIで克服することの可能性を分かり易く解説した良書。ChatGTP等の生成AIが一斉を風靡している今こそ、言語・言葉の本質を理解することの必要性を認識した。地に足のついた議論に必要な考え、理解をストーリー仕立てで誰にでも判るように説明されており必読の一冊。

    0
    2023年05月05日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ技術書で1番レベルに面白く驚いた。
    今まで曖昧だったことが、言語化されて細分化されていくことがとても痛快で面白かった。
    ここまでわかりやすく書いた作者さんの力が素晴らしいと思う。
    まるで解決しそうなのに次々と問題が押し寄せるさまが面白く、言語処理がどれだけ難しいことなのかわかった。

    0
    2023年01月06日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    面白さと、難しさを紹介してくれる稀有な本であった。

    但し、2017年出版の本であり、やや内容に古さが感じられたのは、この分野の進歩が早い証か。

    0
    2023年01月06日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    機械は言葉を理解できるのか? そもそも言葉が分かるとは何か? という問いに対し、機械に言葉を理解させる仕組みの紹介が、物語形式で書かれており、とてもわかりやすかったです。

    0
    2022年12月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    人の言葉をわかるロボットをイタチが開発する話である。
    言葉を理解することについてわからせることで、人工知能と言語の問題を明らかにしている。
    問題提起にはいいであろう。

    0
    2021年06月23日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

    Posted by ブクログ

    面白く学びも多かった。私のいる業界では、自然言語処理の認識が大変大雑把で、ビックデータを統計的に処理する、と言ったフレーズでなんとなくなんでもできてしまうことになっていたが、決して深入りせずもう一段ブレークダウンできた感がある。私の関心は言語のAI的応答よりも言語そのもののの構造や在り方の方にあるが、自然言語処理と言語学にまたがる説明により使われ方や課題がわかりやすく提示されているので、とてもよくわかった。
    寓話的な本の作りは当初やや子供向けかなとネガティブに思っていたが、結局理解の助けになった。著者には感謝しかない。

    0
    2021年01月01日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    やっぱり原田ひ香さん、いい……
    良すぎる……
    このお話も良かった。
    最後の最後で「ああ、だから……」と思うところがたくさんあって……
    そしてオーナーの過去の話はもうそこの情景が浮かぶくらい、胸にずん、ときた。いや、キュン、としたの方がいいのか?
    ご飯も美味しそうなのだけど、にんじんは苦手なのでにんじんご飯は無理そう_(┐「ε:)_

    0
    2026年09月04日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    面白かったけど、全体的にプロローグという感じで、これで終わり…じゃありませんよね?という気持ちになった。
    続きが出たらぜひ読みたい。

    しろばんばのカレーと赤毛のアンのキュウリのサンドイッチが、とくに美味しそうで、「しろばんば」は未読なので読んでみたくなった。

    0
    2026年08月22日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    GWに読んだ一冊、面白かった。1話ごとに登場人物にフォーカスしていて、本人の心情と周りから見られている自分の違いが共感してとても良かったし励まされたりもしました。
    みんなそうなのかなとほっとしたり。本の魅力が感じられました。

    0
    2026年05月10日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    お夜食にまつわるお話かと思ってたら、そうじゃなかった。最近、そんなんばっかだなぁ。メインキャラクターのエピソードにまつわるお夜食の話でもなかったし。いろんな人が出てきて、それぞれエピソードがあるんだけど、割とそこで描かれるお話しにオチがなく、続くのかと思えば、そうでもなく、宙ぶらりん。でも、読んでて、そんなに居心地は、悪くない。不思議な世界観。

    0
    2026年05月01日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    穏やかなリズムだけど登場人物が抱えているそれぞれの悩みや物語の核となる描写が後半パートに顕れていて読み応えがありました。

    0
    2026年04月26日