牧山とものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
大手法律事務所に勤務するエリート弁護士、上條悠海は『悪魔』の異名を持つ完全無欠の超辣腕なのだが…。
プライベートでは同居中の元同僚、甲斐雅敬にデレデレの自称『デレ弁』に。
二人は大学の同期で昔から家族ぐるみのつきあいをしてきた仲。
雅敬が天涯孤独の身となった一年前から、彼を心配する上條の押しかけ同居が始まった。
そして上條から好きだと告白され、以来、雅敬はハグ攻撃・妄想アピール口撃に晒されることに…。
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総合評価は★3.5ぐらいかな…。
今まで沢山BL小説を読んできたつもりだけど、ここまで受け→←←←←←攻めなお話は読んだ事ないかもしれない…(笑)
それぐらい、受けに対す -
Posted by ブクログ
弁護士×弁護士。『悪魔』と囁かれる辣腕のエリート弁護士と、彼の元同僚だったけど祖父の氏を機会に独立してマチ弁となった弁護士同士…と見せて、実はデレ弁×ジジキラー!面白かったです。
最近急にツボにはまってしまった同居ものでした。天涯孤独になってしまった雅敬の家に、ここぞとばかり押しかけて住みついてしまった上條。雅敬に恋情を抱いていることを自覚して、仕事でも役立っている持ち前の舌鋒とポジティブな性格を武器に、困惑しまくりな相手を推して押して押しまくります!
上條の非道なまでに相手をバッサリとやり込める表向きの顔と、愛する雅敬の前で見せる素の顔の優しさと砂吐きそうなセリフとのあまりのギャップの大 -
購入済み
脳内妄想炸裂〜(笑)
牧山節(?)とも言える脳内妄想がいい具合にハジケてて笑えます。ギャグっぽい心理描写が巧みなんですがたまに突飛すぎて分かりにくかったりもするんですけどね(笑)礼人1号(動揺担当)2号(嫉妬担当)も大活躍(←読めば分かります)。こんな人いたらマジ迷惑だし困るねぇ(笑)とツッコミ入れたくなるよーなド鈍天然色男の一真に10年も片恋しちゃってた一途で健気な礼人の想いは報われますが、元々一真にとって礼人は何を置いてでも「特別」だったわけで気持ちに気づくの遅すぎ?だっただけ、何だかな〜です(笑)某サイトで高評価だったので気になってました、期待程ではなかったですがストーリー的には軽いものの(すいません)気負わ
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Posted by ブクログ
センセお得意の変態なラブコメではなく、シリアス一辺倒なストーリーです。
7年前に父親の意向に逆らって、美術系の大学院に進んだ千明。そこで出逢った誠樹と恋人同士になったものの、彼の病により死に別れてしまいます。
以来千明は、家族とも決別し恋人も作らず、実業家の従弟の秘書を黙々とつとめながら静かに毎日を送っています。
過去の恋が悲しい結末に終わっていて、千明はそれをずっと引きずっているんですが、そんな彼に加地はいつも優しく接してくれて、思わず勘違いしそうになる気持ちを必死で押さえ込むのが精一杯で。
美人で薄幸な未亡人受です。
千明は、とても繊細で臆病な心の持ち主で傷つきやすいからか、常に受け身 -
Posted by ブクログ
医師で従弟の睦司を下僕医扱いしながらも、端から見ると甘えちゃってるじゃん、という虚弱体質な厚生労働省の官僚の倫央。
倫央は官僚らしく真面目で融通の利かない男なんですが、残念な虚弱体質です。過酷な業務のせいで、つねに体調が絶不調。
限界を感じると、実家の病院勤務の従弟を頼る(偉そうに)わけなのです。
頼られる睦司も負けず劣らずの不遜な態度です。なので二人の会話は、常にツンツンの毒舌戦になっているんです。笑えます。まさに、ケンカップル状態。
倫央は、完全に甘えてるとしか思えない突っかかりぶりです。虚弱体質だったせいで家族に大事に扱われていたため、心の機微に疎いんですよね。まさに、天然ちゃん。
そし -
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ネタバレ海聖は、三年前、自身の母親が父親を殺してしまうという凄惨な事件をきっかけに、心に深い傷を負った。
唯一残った肉親である年の離れた姉は、そのまま海外で仕事を続けることを選び、姉の親友である青年実業家の藍原のところに預けられることになった。
海聖はそれすらも、姉に裏切られたように感じられ、一切の人を信じられなくなってしまう。
ところが、藍原はそんな海聖を時間をかけて見守り、保護し、どんな暴言を海聖が吐いても許してくれ、慈しんでくれていた。
海聖とは、そんな藍原に少しずつ惹かれていったが、愛する男を独り占めするために殺してしまった母親のように、いつか自分もなってしまうのではないか、という恐 -
購入済み
萌えない……
淡々とストーリーが進んでいき、攻め視点と受け視点がコロコロ入れ替わるので感情移入が出来ませんでした。
過去の回想なのか現在の話なのか、
ふと、わからなくなる構成も私には合わず。
途中で飽きてしまい最後まで読むのが辛かったです。
この作家さん好きなんですが、今回は個人的にハズレでした。