小玉歩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレコスパやタイパ、効率化が重視される時代だからこそ、あえて「割に合わないこと」に価値が生まれる。
AIやオンラインが普及すればするほど、資料や成果物はある程度均一化されていく。だからこそ、人に時間をかけて寄り添うこと、すぐに対価が返ってこないことに力を注ぐこと、相手の感情を動かすことが大きな差になる。
印象に残ったのは「感動資本」という考え方。
常に相手の期待を少しだけ上回る。
効率だけで考えれば、そこまでやる必要はないかもしれない。
でも、その少しの積み重ねが信頼や印象になり、最終的な決断を左右する。
結局、人は論理だけではなく感情で動くのだと改めて感じた。
また、AIに真似できないスキルの掛け算を身につけることも重要だと感じた。
好奇心を持って主体的に寄り道することで、今すぐ役に立つかわからない経験が、あとから別のスキルや強みに繋がる可能性がある。
無駄に見える時間の中にこそ、次の価値の種があるのかもしれない。
オンラインでのやり取りが当たり前になった今、リアルで会うことの価値も高まっている。
画面越しでは伝わりきらない表情や空気感、非言語の情報がある。
わざわざ足を運ぶという行為そのものが、相手への敬意や本気度として伝わる。
最終章にあったAIとの付き合い方も、今後働く上でとても参考になった。
論理やスピードはAIに任せればいい。
人間はもっと、感情、物語、関係性に目を向けていく。
効率化を進めるほど、人間らしさの価値がより際立っていくのだと思う。 -
Posted by ブクログ
コスパ・タイパに嫌悪感がある方には相性が良い考え。AIは付き合い方次第だと思う。
最近、我が家であったこと。
子供「さくっと自主勉終わらせたいけど、何かネタあるかな?」と言うので頼みのチャッピーで。「様々な条件で氷の溶けるスピードを比べるのは?」「面白そう!」で実践。結果的に全然さくっとしなかったけど、子供にとっては良い経験に。
以下、本文より。
◉相応の見返りがあるか<相手の記憶に何を残すか。
◉評価の時間軸が極端に短くなった。時間をかけて向き合うことに、無意識に抵抗。
→流行の音楽に前奏がないのは、そういう意味と聞きますね。
◉たくさんの案を示すこと=仕事に向き合っている姿勢。
◉AIは予定調和なアウトプットまで。
◉期待以上をつくるルール
①目の前の相手に関心を持つこと
②理想の自分を思い描くこと
◉自分だからこそ提供できる価値(いくら時間を費やしても苦にならないようなこと)
◉順張りをきちんと理解したうえで逆張りを選ぶ
→とんがって欲しいとは言うけど、最低限やるべきことを出来た上積みなんですよね。
◉記憶に残るのは、段取り通りいかなかった瞬間。ズレやゆらぎ。
◉遊びと余白。例)手紙を書く。目的のない散歩。
◉正しい答えより良い問い。
→AIの上手い使い手は質問を誤らないですね。 -
Posted by ブクログ
私の価値観を強化してくれる本でした。
よくある考え方として、
ある人が専門的に〇〇に詳しい、ならば君もその専門領域を教わりスキルを磨くべきだ
という考えには一定の理解を示しますが、その人と肩を並べるとすれば追いつけず苦しい。そもそも勝手に土俵に上げるのも、勝手に戦ってて苦しそうみたいに冷笑してしまいますが。
経済的価値は希少性に宿るという原則に順えば、誰も属していないポジションに身を擲つ方が合理的です。
ベストワンよりオンリーワンであることが市場価値の向上、指名買いにつながります。
本書では、人生の寄り道も大事だよってことを教えてくれました。ペニシリンが失敗から生まれた話とか、巡り巡って良い方向にいくことがあるよね。そういうセレンディピティを肯定しています。
これと真逆なのが、7つの習慣の第二週間の「終わりを描く」だと勝手に思っています。
終わりを描くは割と人生の中心に置いたことから離れて無駄なことは為すべきじゃないという考えだと思ってます。間違ってたらコビー博士ごめん
—- 2周目—-
元気をもらえる本だった。一見無駄に見えることも無駄ではない。AI時代には、効率が重視されすぎている。そんな中で、期待を超える(すなわち、無駄に見えること)は投資である。人の期待を超えることであったり、本来は無駄だと思えるような直筆の手紙を書いたり、上司と飲みに行ったりと、AIがやらないことをあえてするのが大事だという。それは感動資本と呼ばれ、人の心に深く残る。一言で言って仕舞えば、ブルーオーシャンを狙っていけってこと。
セレンディピティの例
スティーブ・ジョブズは、カリグラフィーを習ったけどあれがmacの美しいタイポグラフィに活かされた
ホンダはたまたま駐在員が使ってたスーパーカブから発想を得て発売。
ポストイットは、強力な接着剤を作るところからたまたま生まれた
本書だと、人に合わせることも大事と書かれているし、人と違うことをすることも大事と書かれていて、その点は相入れないと思う。 -
Posted by ブクログ
見返りを求めず動くことで、その先の繋がりができる。
AI時代に効率化だけを求めるのではなく、あえて割に合わないことをすることの大切さを訴える。 これだけだと似たような本は少し前にも読んだのだが、本書の場合、 飲み会に出るなとか書いていた著者が以前と思考を180°変えて買いているというのが、ある意味特徴と思う。
感動資本や人との繋がり、積極的にGIVEすることなど、書いていることは個人的にその通りでサッと過ぎていってしまったのが正直なところ。しかしながら、前述した著者の変遷を踏まえると、煽り気味な文書を書く人でも変わることがあるのだと、違う意味で惹きつけられた。 -
Posted by ブクログ
▼以下メモ------------------------------------------------------------
・部下や後輩という存在はあなたの関わり次第で大きく影響を受けて「化けて」いく。そして部下がちゃんと育つとあなたと共に戦う戦友に成長します。
★・わざとミスや失敗をたくさん経験させる。というのも失敗やミスの中でしか人間の成長はないからです。
・普段あなたが職務を期待以上に全うしている自信があれば全く動じることはない。堂々と怒りを表に出せるし、悠々と反論も出来るのです。その為にはいつどんなつっこみを受けてもしっかりと言い返せるだけの実績と成果を持っておく必要がある。常にそのことを意識した仕事を心掛け自信をもって行動しましょう。
★・少々のミスはさほどの重大な事ではありません。普段、会社にどれだけ貢献をしているのか結果を意識して過ごして下さい。
・それぞれの職務で最短で結果を出す答えがあります。「何をやらないか」を明確にして実績を作っていく事がスピーディーな仕事の極意です。
・王道を知り、亜流を知り、最先端を知る。 -
Posted by ブクログ
▼ 以下メモ------------------------------------------------------------
★・時間を浪費することは、あなたから向上心を維持する体力すら奪っていく危険な罠ですので気をつけてください。
★・上司に好かれようと近寄っていく必要はないのです。こいつなら手を貸そう、助けてやろう、という気持ちになるような部下である事。その為には仕事に対して真剣に取り組んでいる姿を見せるのは最低限のこと。更にその上で結果を出す事が求められます。
・仕事が出来る人や何かを成し遂げる人には、相当な割合で自己中心的な人が多いという事です。
・ただ単に人の話を聞いたり、学んだりするだけでは不十分なのです。あなたがそこで感じたことを生活に取りいれたり学んだことを実践したりすること、それが真のインプットです。
(1)多くインプットする
(2)目に見えるダイナミックな行動に移す
(3)魅力的なアウトプットをする
⇒この3つを続けていき、魅力を高めていけば必ずどこかで自分よりステージが上の人の目に留まります。「格上の存在に見つけられる人」になる。これは快感です。相手はあなたの魅力を認めたからこそ声をかけてくれたのですから。そこから何かが起きそうでドキドキしませんか。
・患者は死の間際にはもっとも人生を深く考え、「多くの後悔」を語るそうです。その中でもっとも多い後悔は「自分自身に忠実に生きればよかった」というもの。「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きればよかった」という後悔です。 -
Posted by ブクログ
キャ●ン販売の元サラリーマンで副業がバレて独立した児玉さんの書籍。前著は『クビでも年収1億円』。同様に副業でバレて退職せざるを得なくなった真田●明氏も、とにかく人並み外れたバイタリティーと人付き合いを選ぶということが共通している。
サラリーマンを経験している、しかも大手会社で働いていたということもあり、彼らから勇気、影響を受ける人も多いだろう。
無理に人づきあいをしないことでストレスを無くす、仕事もどんどんうまくいく。なにより、「切る」ことを徹底した結果として、人生で本当に大事な仲間との関係が、逆によりなっていったとのこと。ある意味一貫性があるし、余計な時間を使うことを止めて、その分自分を磨き、自分の大切な人と過ごしましょうという点では共感できる。ただ、しっかりと考えずそのまま影響して行動するととんでもないことになる、ホリエモン的リスクも一方である。
オーディオブックで聞いていても文章は知的さは良い意味で無く、それが逆に良い。