森川友義のレビュー一覧

  • 政治家の「答えない」技術

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    中身のない答弁の構造が理解できる。現代社会の切り取り現象から起きるリスクマネジメント、聞き手の理解力、政治家個人ではなく、社会が生んだ現象。小泉構文、ひろゆき構文など、構文界隈が流行してる中、政治家構文は時代とともに出来上がったんだと納得した。大事なのはこういった構文に気づき、見抜き、指摘し、壊すという点。面白かった。

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    2026年07月08日
  • 政治家の「答えない」技術

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    ■構文に特徴的なのは、
    ・否定を重ねて議論を止める型
    ・抽象語を積み上げて判断を先送りする型
    ・誠実さを装いながら確信を薄める型
    ・響だけが先行して中身が希薄になる型
    などであり、これらは、いずれも政治の制度的圧力やリスク回避の慣行から生まれたものであり、政治家にとっては自衛の手段として機能してきた。
    ■安倍晋三の代表構文
    ・「〜受け取られたことについては、真摯に受け止める」
     発言の意図や事実関係には触れず、受け止め方の問題にすり替える表現。誤解の責任を相手に委ねつつ、自身は反省的な態度を示す。実際には責任を取らずに誠実さの演出だけを残す仕組み。
    ・「私も詳らかに承知をしていないわけでありますが、そうした事実があるかどうかということは確認をしてみたいと思います。」
     その場で回答を避け時間を稼ぐための典型的な回避構文。知らないと答えれば責任を免れ、後日「確認中」といえば延長できる。結果として核心は先送りされ、責任の所在は曖昧にされたまま残る。
    ・「政府としてはそのような事実は確認されておりません」
     「政府としては」という枠組みを強調することで、情報を持っている他機関や個人の関与を切り離す。確認されていないという受け身を用い、存在そのものを否定せずに疑惑を否定する仕組み。
    ・「再発防止に全力を尽くすことで政治の責任をしっかり果たしてまいります。」
     現在の責任や原因究明には触れず、未来への努力で議論を終わらせる構文。何をどう防ぐのかが具体的に語られないまま「全力」という抽象的な熱意だけが印象として残る。
    ・「丁寧な説明を尽くしていく所存です」
     「丁寧」という形容詞で誠実さを演出しつつ、実際には説明が不足していても逃げ道になる構文。未来形を使うため現時点の答弁の不十分さを正当化し、説明の約束を盾に批判をかわす仕掛け。
    ■岸田文雄の代表構文
    ・「国民の声を真摯に受け止め、形にする、信頼と共感を得られる政治が必要です。」
     責任回避の典型。受け止めるという感情表現を協調し、行動の内容はぼかす。謝罪の印象を与えながら責任や具体策を示さずに場を収める便利な言い回し。
    ・「地方の意見も聞きながら、さらに議論を加速させていきます。
     どの地方かを明示せず、結論を先送りにする表現。協調性を示す姿勢で批判をかわしつつ、具体的判断を避ける構文として機能。
    ・「今後の状況をしっかり把握した上で、我が国の対応についても機動的に判断していく、こうした方針で動向を中止していきたいと思っています。」
     判断を未来に委ね、現時点での方針を避ける典型的な回避句。状況を見極めるという抽象表現で不確実性を理由にし、結論を曖昧に留める構文。
    ・「責任を持って実行していく、対応していく」
     責任を語るが、誰がどこまで責任を追うのかを示さない。重要性を強調するだけで行動を明確にせず、印象だけで誠実さを補う構文。
    ・「様々なことの一つ一つに真摯に向き合い⋯⋯政権運営に当たってきた」
     過去の成果を協調しつつ、何をどうしたかを説明せずに対策を総括しているように見せかける技法。成果の正当性を語りながらも、新たな責任や判断を曖昧にして場を収める典型的な構文。
    ■石破茂の代表構文
    ・「この制度はもともと◯◯法の制定時に、こういう意図で導入されたものでして⋯⋯」
     過去の経緯を詳しく語り制度の背景を正確に説明するように見せる構文。しかし具体的な現状への答えが遅れ、聞き手を情報の洪水に迷わせる効果を持つ。
    ・@国政の大本について、常時率直に意見を交わす慣行をつくり、各々の立場を明らかにしつつ、力を合わせるべきことについては、相互に協力を惜しまず⋯⋯」
     理想的な制度・慣行を示してから「協力」「意見を交わす」「多数の立場との調整」を語る。理念重視・合意形成型の構文。一文がたいへん長く、主語と述語も曖昧なのが石破構文の特徴。
    ・「民主主義のあるべき姿とは、多様な国民の声を反映した各党派が、真摯に政策を協議し、よりよい成案を得ることだと考えます。」
     理想を高らかに掲げる一方で、具体的な手段や責任主体を示さない点が石破構文らしい。「多様な声」「真摯に協議」という抽象語が並び、耳ざわりは良いが現実的な解決策は見えてこない。
    ・「実は、この議論は憲法の解釈だけではなく、国際法上の位置づけも考えなければならない。」
     対立軸を複雑に描き直すことで、論点をずらす構文。新しい視点を提示するように見えるが、論理が多層化して話が難解になり、核心が遠のいてしまう。
    ・「この問題は、A&Bという構図で理解されがちですが、実はA'とC'の関係性の方が重要で⋯⋯」
     (上と同)
    ■小泉進次郎の代表構文
    ・「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っています」
     同じ文を繰り返すことで意味は停滞するが、強調効果により「変化の必要性」があるように錯覚させる構文。内容は循環し出口がないが聞き手には危機感だけが強く残る。
    ・「(茅ヶ崎の皆さん)政治に無関心であるということは無関心のままでいられると思います。だけど政治に無関係でいられる人はいません。」
     この発言は「無関心」と「無関係」を対比させ、聴衆に政治から逃げられないと印象づける構文。同語反復でリズムをつくり、意味の進展は乏しいが「なるほど」と思わせる効果を持つ。
    ・「反省しているんです。ただ、これは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら反省をしている色が見えない。という御指摘は、私自身の問題だと反省をしている。」
     「反省」を繰り返す反復構文であり、意味は循環する。責任を認めるように見せながら実際には内容を具体化せずに自己言及を重ねる。誠実さを演出するが、実際に何を反省しているのかは不明。進次郎構文の「空白と誠意の共存」を象徴する発言である。
    ・「大事なのは、自分の話している言葉に体温と体重を乗せることです。」
     抽象的な「言葉」を具体的な身体感覚で表現する比喩構文。意味の説明ではなく体験的重みを想像させることで説得力を装う。論理より感覚で納得させる点に特徴がある。
    ・「国政では水と油かもしれないが水と油を混ぜればドレッシングになる。」
     対立関係を和解に転じる比喩的構文。矛盾する存在を意外性で結びつけ、聞き手に前向きな印象を与える。論理的説明を省略しつつ、言葉の映像性で関係修復を演出。なお、水と油を混ぜてもドレッシングにはならない。
    ■政治家の言葉は単なる話し方の癖ではない。責任や批判を回避するため磨かれてきた言語技術である。
    ■政治家構文の典型
    ①責任回避型
     責任回避型は発言者があたかも責任を負っているかのような姿勢を示しつつ、実際には主体や判断の所在をぼかす構文である。
     「受け止める」「真摯に向き合う」といった姿勢語を用いて誠実さを演出しながら、「政府として」「関係機関で」など主語を拡散させ、個人の責任を希薄化する点に特徴がある。
    ②論点操作型
     質問に正面から答えず、話題の方向を意図的にずらす構文である。
     表向きは応答の体裁を保ちながら、核心から距離を置く点に特徴がある。「その御指摘は当たらない」と断じて根拠を示さない手法や「本質はそこではない」と切り替えした後、本題とは別の論点へ誘導して議論の主導権を維持する技法が中心となる。質問の射程を弱め、時間と関心を奪うことで発言者に有利な流れを作り出すことを目的とする構文である。
    ③感情先行型
     「国民の皆さんの想いに応えるために」「被災地の方々の痛みを忘れずに」といった情緒的な言い回しは誠実さを印象づける。しかし、内容が薄いことをごまかすためにも使われる。感情が先にくると論理的な批判がしづらくなる。「こんなに真面目に考えてくれているのに、文句を言うのは冷たい人」という空気がつくられる。
    ④抽象化逃避型
     話の内容を抽象的にすることで、具体的な責任や行動計画から逃げる技法である。「多様性を尊重する」「国民の声に耳を傾ける」「共生社会を目指す」。どれも(特にリベラルの野党には)聞き心地は良いが、具体的に誰が何をするかは見えてこない。
    ⑤手続依存型
     結論や責任を明示せず「関係省庁を連携して」「精査を進める」「現在、精査している」「まずは事実関係を確認する」「ルールに則って対応する」といったプロセスをのものを答えにする構文。
     一見すると前向きに動いているように見えるが、実際には主体も期限も内容も語られていない。話を手続にすり替えることで質問の核心から逃れ、同時に適切に対応している」という印象だけを残すのが特徴。
    ■なぜこんな構文が生まれたのか。理由は大きく分けて三つ考えられる。
    ①責任回避の必要性
     誠実に語ろうとした政治家がその言葉尻をつかまれ避難の的となり失言として報道され、謝罪や辞任に追い込まれる例が相次いだ。何かを断言すればそれはすぐに証拠となって残り責任を問われる根拠となる。そのため政治家は曖昧に語る技術を習得していった。
    ②炎上と切り取りへの恐れ
     構文の普及を加速させたのはSNSやネットニュースの爆発的な拡張である。一言で失脚する時代に突入している。
    ③官僚依存
    ■政治家構文とは、単に政治家が「語りたくない」から生まれたものではない。むしろ「語れない」「語らないほうが無難」という制度的な圧力の中で磨かれてきたサバイバル技術である。
    ■米国の構文
     共和党は力強い断言を軸にし明快な言葉で聴衆を惹きつける。他方、民主党は共感や希望を語り、国民に寄り添う姿勢を前面に出す。この二つの構文は米国の政治文化を形づくる両輪であり、日本的な曖昧さとは対象的である。
     米国政治を特徴づけるのは断言の力である。特に共和党の政治家は選挙演説や討論で「即断即決」「明快な結論」を強調する。
    ■ヨーロッパの構文
     ヨーロッパの政治家の言葉には、米国や日本とは異なる独自の伝統が息づいている。
    ・英国(皮肉型)
     皮肉や逆質問を駆使して場を支配する話法が重んじられる。
     誠実さよりも機知を評価する政治文化。
    ・ドイツ(論理型)
     論理の一貫性と歴史意識が求められ、演説は長くても厳密さが優先される。
     英国と好対照をなす。皮肉や逆質問はほとんど用いられず、順序立てて説明する。冗長であっても因果関係を示すことが信頼を生む。
     この背景には法学と哲学ので伝統がある。
    ・フランス(雄弁型)
     雄弁さと理念の強調が中心となる。
    ■英国は討論の巧妙さを競い、ドイツは厳密さを重んじ、フランスは理念に重きを置く。日本の政治家が抽象語を並べると、英国の聴衆には退屈に映り、ドイツの聴衆には論理の欠如と映り、フランスの聴衆には理念の欠落と映る。
     一方で、日本的構文の特異性が明確になる。日本的曖昧構文は他国の構文が持つ弱点を和らげる側面もある。英国の皮肉は政策論争を空洞化させ、ドイツの論理は難解さを生み、フランスの雄弁は現実との解離を招く。日本の曖昧さは中途半端に見えつつも利害調整の柔軟さを担保する。
    ■中国の構文は共産党体制を背景に短い標語やスローガンが繰り返され、国民に統一感と方向性を示す言葉として機能してきた。
     また、韓国では南北対立や民主化運動の経験を踏まえ、危機を強調する言葉や感情を全面に出す演説が目立つ。
    ■中国と韓国の構文は正反対のように見える。中国は標語を繰り返し、変化の少ない硬直した言語で統制を維持する。
    韓国は危機と感情を全面に出し、激しく揺れ動く言語で国民を動員する。片方は安定を重んじ片方は熱狂を武器とするが両者には共通点もある。いずれも言葉を通じて国民の感情を操作している点である。中国の標語は安心と秩序を、韓国の危機構文は不安と熱狂をそれぞれ生み出す。方向は違っても言葉によって国民の心理を動かす点では同じである。
    ■重要なのは構文に「支配されない」こと。
     解決策は三つある。
    ①構文を読む力
    ・すべての発言には「主語」と「責任」があるかを確認する
    ・言葉に含まれる「曖昧さ」の理由を自分なりに考察する
    ・情報を一度「咀嚼」し、自分の言葉で言い換えてみる
    ・結論があるか、あるいは意図的に結論を回避していないかを見抜く
    ②構文を壊す問いを発する
    ③言葉ではなく政策実現や行動で判断する
    ・発言ではなく実績に着目する
    ・言葉の表層を超え行動の痕跡に目を向ける態度が欠かせない
    ■三つの解決策をつなぐ視点
     一つの発言をすぐに忘れるのではなく、時間をかけて思い返してみること。耳ざわりのよい言葉に出会った時、「その裏には何があるのか」と考えてみること。結論が示されたのか責任が明確になっているのかを確かめること。そうした小さな行動が構文の魔法を解く最初の一歩になる。
    ■政治家構文の目的は責任を逃れることではなく、衝突を避けながら責任を果たすことである。相手に余裕を与え、自分の考えを静かに残す。組織内の調整、外部との交渉、部下への指導。どの場面でも、この「語らない技術」は信頼を損なわずに自分の立場を守るための有効な道具となる。
    ■政治家構文は曖昧な言葉の集合ではなく、状況に応じて「話さないことを選ぶ」知恵の体型である。

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    2026年06月04日
  • 大学4年間で絶対やっておくべきこと 恋愛・学業・友人関係がうまくいく50のルール

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    人生の目的とは何か?
    それは、食料獲得と恋愛である。
    哲学者たちが悩み続けてきた難問をいとも簡単に
    解決した。大学4年間にできること、やらなければいけないこととして、分かりやすく二つの面
    から読者に指南してくれる本。
    少し厳しいようにも感じるが、事実だし、
    なにも極端なことはないと思う。

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    2024年03月29日
  • 恋愛学で読みとく文豪の恋

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    2021/09/25
    早稲田大学の恋愛学といういっとき話題になった講座を担当している教授が書いた本格的な恋愛学検証本。恋について多くの人を長い時代にわたって読まれている文豪たちの作品を、現代の恋愛学という観点から徹底的に検証していく内容となっている。
    当然、こころや友情、蒲団などなどその時代の様子を反映している恋模様でもあるから、現代から見たら確かに不自然に思うような描写もたくさんあるというのはとてもよく分かる。そしてそれを現代のデータや考えと照らし合わせて、主人公や登場人物の行動の是非や、理由などに真面目に迫っていくところが本当に面白いなと思いました。
    また、文豪の小説を検証するにあたって著者の作品紹介もあり、これも面白くあらすじを追うことができます。恋愛の心理学から見ても当然そうなるわなってところや、何でそうなるのか分からないってところがあって、とても面白いと思いました。

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    2021年09月26日
  • 入社3年目までに絶対に知っておきたいこと

    ネタバレ 購入済み

    読むべき

    社会人として知っておくべきこと、知っておいた方がいいこと、たくさん学べました
    この本に出会えてよかったです

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    2020年01月15日
  • 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座

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    オビの解説のとおり、政治、選挙のリテラシーがあがった。
    ほんと、入門本として超おすすめ。


    ◇世代会計からみた受益格差
    ○1975年生まれから1985年生まれが最悪

    ◇政治の世襲制
    ○優秀でやる気がある志の高い若者が国政に出るのは不可能
    ○質の低下

    ◇日本には、特別利益団体が多数存在する
    政治家の活動に対して私たちは、無知である

    ◇2008年9月13日 読売朝刊
    大口献金企業
    1位 トヨタ 6,440万円 すべて自民党
    2位 キヤノン 5,000万円 すべて自民党
    3位 三菱重工業 4,000万円 内、200万円が民主党

    ◇わたしたち有権者はおしなべて政治リテラシーが低く、
    政治の場で何が起こっているのかをよく知らない
    「?→国会議員→政策・予算」

    ?は、特定利益団体や、官僚組織

    ◇国会議員の仕事は、総額軽く1億円を超える
    この人達に、庶民感覚を求めるのは、ないものねだり
    自分に庶民感覚があると言う国会議員は、基本的にまやかし


    ◇「政党助成金」
    国民一人当たり、一律250円あげてる
    政党を維持したいのなら、自分でかせぐべき
    民主主義なのにちょっとおかしい

    ◇提言「中央官僚30万人のうち10万人は削減可能」
    地方分権改革推進委員会が、2008年8月1日に総理大臣に
    提出した「国の出先機関の見直しに関する中間報告」
    で地域における総合的な行政主体である地方自治体の
    仕事とかぶっている

    ◇私たち有権者は、合理的に無知になっている

    ◇日本の借金は、800兆円を超えている
    国民ひとり630万円の借金

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    2019年05月04日
  • 結婚しないの?できないの? 森川教授の結婚力養成講座

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    結婚はした方がいい。一般的にそう言われているし、自分もいつかしたいと思っている。でも、晩婚化や非婚化は進んでいる今、結婚が幸せの全てではないこともなんとなく分かる。
    そんな、当たり前と思われているけれど曖昧な結婚について本当によく知れた一冊でした。

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    2015年03月03日
  • 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座

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    若者のための現実的な政治入門。
    わかりやすさと、身も蓋もないまとめが魅力的。

    4つのプレイヤーの性質がよくわかる。

    ・有権者 誰かに政治をよくしてほしいと期待しているが、
    自分一人投票するだけでは結果を出せない。
    したがって勉強しても無駄、リテラシーがない。
    ・国会議員 当選しなければただの人。
    自分を当選させてくれる人のために働く。
    ・特別利益団体 組織票で政治家に圧力をかけ、
    自分たちだけに便宜をはかってもらう。
    ・官僚 予算拡大のために法律をつくる。
    特別利益団体に圧力をかけて天下り。

    若い有権者へのシンプルなアドバイス。

    ・リテラシーがないのだから、選択を誤る可能性が高いと心得る。
    ・世代の投票率=国会議員が重視するウェイト を上げるため
    とにかく投票に行く。
    ・結果に中立的なように、投票先はサイコロを振って決めてもよい。
    ・政党政治なので候補者は無視して政党で選ぶ。
    ・マニフェストは守られないので読まなくてよい。
    ・政党間競争を機能させるためには政権交代を促す。

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    2014年04月19日
  • 携書093 一目惚れの科学

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    髪の光沢
    澄んだ大きな瞳
    白くきれいな歯
    引き締まった体
    優良遺伝子→シンメトリーであること
    体型
    バランスのよい顔&体(左右対称)

    男性の求める女性のプロポーション
    Ex. W63cm H 90cm(B関係ない)
    BMI 20(Ex. 160cm 51.2kg)

    におい(嗅覚)
    Tシャツテスト(3日間着続けたTシャツを異性にかいでもらう)
    ×自分の香りを隠すような香水はやめた方がいい!

    恋(相思相愛)に発展にさせるため
    女性は好みの男性に出会う確率10分の1
    男性は若い人を好むといいながら…

    女性にできること
    ↓
    顔で男性を選ぶのをやめる
    毎月8人以上の男性のいるパーティー参加(行くよ〜♡)
    ↓
    1年以内に相思相愛になれる!

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    2013年04月16日
  • 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座

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     この1冊で政治の仕組みを理解できると言っても過言ではないくらいの本。自分の投票の政治への影響がわかります。
     政治は法律を作る国会議員と、実際に政策を実行する官僚組織と、投票と納税をする有権者の3者だけでなく、特別利益団体(日本医師会など)をあわせた4者で構成されていることを説明してます。
     国会議員、官僚組織、特別利益団体はそれぞれの利権を保持するために鉄の結束しており、一般の有権者はその鉄の結束前に無力ですが、投票と言う手段で国会議員を変えることが唯一で最大の抵抗と説いています。
     そしてその鉄の結束は、60歳代以上の「おとしよりにやさしい」政策をしているために若者は高齢者にくらべ4000万円以上も損しています。
     それは、政治家、官僚組織、特別利益団体はそれぞれが自分が得をするように行動します。そのため、政治家は当選するために票の取れる人口と投票率の高い(20歳代35%、60歳代75%)高齢者に有利な政策を採るわけです。
     これを防ぐためには若者が積極的に投票に行き、政治を変えていくことが必要と書いています。
     この本は自分が投票する際にどうやって候補者を選んだらよいか、どう考えて投票すればよいか非常に参考になる本で、本当は学校で社会科よりも非常に参考になる本です。
     次の選挙に備えて、みなさんぜひ一度読まれておくことをお勧めします。

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    2012年04月16日
  • 携書037 どうする! 依存大国ニッポン

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    開始:20090802、完了:20090802

    現在の日本の政治の課題の概略をつかむには非常によい本。政治の入門書としておすすめ。以下、気になった言葉。2007年GDP、516兆円。20世紀の成長モデル。①安価な天然資源の輸入、②人的資源(付加価値つける技術、安価な労働力)、③日本の市場と海外の開かれた輸出市場。輸出に頼った戦後の産業構造。人材のグローバリゼーション。日本のODAで中国、インド、パキスタンを援助。日本が核兵器を保有しても、規制事実化は短期間ですむ。ふつうの國になれる。非核三原則で佐藤栄作がノーベル平和賞。政治は白と黒ではなく常に灰色。米国吉は130基地。日本の自衛隊が米国の首都であるワシントンDCに軍事基地をもつようなもの。中国は日本から援助を受けながら他の発展途上国に対外援助をして存在価値高めている。国連中心主義、英語にはない。国連憲章で日本は依然敵国。日本人は平和を無償で手に入れられると思っている。さらに問題なのは、領土を守るという意識すらない。借金は國と地方合わせて800兆円。上げ潮派、歳出カットを前面。財政出動派、ばらまきで経済を上向かせる、早期増税派、予算の削減は無理、だから早く増税、削減するお金はないという考え。プライマリーバランスはプラスになれば借金は増えないから、いずれ返せる。2009年度、特別会計歳出額、355兆円、一般会計、88.5兆円。埋蔵金のは40兆円といわれている。日本の産業の空洞化は、高賃金と高い法人税。食料自給率40%。「戦争はいけない」とは学んでもエネルギーの重要性は学んでいない教育。民間ができない地熱発電を政府主導でやる。

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    2009年10月13日
  • 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座

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    まずは、投票。

    若者の投票率Up!!

    政党を振り向かせ、
    競争させ、
    本当に良いものをつくってもらおう。

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    2009年10月07日
  • 恋愛学で読みとく文豪の恋

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    文豪による恋愛、たとえば相思相愛、片想い、一目惚れ、失恋、結婚、浮気、不倫といったテーマに関して、作品の時代性や現代との整合性について考察した一冊。

    生物学、統計学、心理学など様々な学問の視点で描かれており、文系理系問わずエンタメとして楽しめる。

    幸せとは何か、という風立ちぬ、への考察は現代社会への問題提起だと思う。

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    2026年07月03日
  • 恋愛学で読みとく文豪の恋

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    『こころ』とか『舞姫』とか『斜陽』は私は恋愛がテーマではないと思っているけど、その視点で見るとまた違った面白さがあってよかった。『潮騒』が違和感満載すぎることには共感。初江が大胆すぎる。処女性を重視する三島と川端の視線がキモい。『暗夜行路』とかも分析してみてほしかった。『ノルウェイの森』の緑がモテテクを駆使しているとあったけれど、数をいくら駆使したって落とせないものは落とせないのでは、と思ってしまう。

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    2023年08月19日
  • 恋愛学で読みとく文豪の恋

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    恋愛学の視点から、古典文学を読み解いたが、1冊の本になってしまうくらい「人生のヒント」が古典には隠されていると改めて認識。全ての描写に無駄はなく、1つ1つに意味がある。なぜ今日まで名著として評価されているのか考えながら古典の読解に努めたい。

    それとずっと前に読んだ田中さんの『読みたいことを、書けばいい。』の一節に、恋愛・人間関係の考察は大昔に先人たちによって語り尽くされていて、結論なんてとっくに出ている、と書かれていたのを思い出した。恋愛・人間関係だけに限らず、現代人が必死に自分で考えた出した結論は既に、誰かによって導き出されているということを考えると、やはり古典は読んだ方がいい。

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    2021年08月25日
  • 恋愛学で読みとく文豪の恋

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    難しい名作が身近に感じられた。
    恋愛学からのアプローチが面白く
    読書初心者の私でも
    楽しくするすると読めた。

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    2021年05月15日
  • なぜ、結婚はうまくいかないのか?

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    お世話になってる
    仲睦まじい夫婦の家の本棚で発見。

    こういう本を2人で読み、堂々と
    感想を話し合える関係。


    それが持続する結婚の秘訣なんだな、と深く感心した。

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    2015年12月17日
  • なぜ、結婚はうまくいかないのか?

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    毎年70万組結婚しているのにその約1/3が将来的に破綻する。この原因を恋愛市場という考え方で分析した本。分析の仕方が新鮮で面白い。
    個人的な感想は、結婚はいいものだという結婚至上主義ではないところがとてもいい。しかし、結婚にたいしてあまりいいイメージをモテないのは事実。

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    2014年03月22日
  • 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座

    Posted by ブクログ

    すごくシンプルな話。選挙とは 子どもの椅子とりゲームや玩具の奪い合いと変わらない。国会議員は国民の代表でもなければ国民のために働いているわけでもない。彼らは自分が当選するためと自分に投票してくれる人のために働いている。
    現在日本では20〜30歳の投票率がとても低く、20代の有権者は日本に1500万人いるのに有効投票数は500万票あまり。これは国会議員の立場からすると、1000万人の棄権者は日本に存在していないのと同じ、ということ。
    国会議員候補者が 当選率がより高い政策を考えるならば、「若者を活かす街づくり」よりも 「お年寄りが安心して暮らせる街づくり」と掲げるのは当然のこと。
    つまり社会は「投票してくれる人に対して優しい」仕組みになっている。だから投票しなければ若者はどんどん損をする。
    個人的に重要視ししているのは、どこに入れるかよりも入れたという事実による投票率。
    「どこも支持しない」という意思表示(白紙投票)も出来るから、「どこに入れても同じだから選挙に行かない」っていうのは筋違い。
    極端な話、政治家は国民の為に政治をしているのではなく、自分に投票してくれる人の為に投票をしているわけだから、政治家にとって選挙に行かない人は「存在していない」と同じ。
    20代の投票率が下がればその分の20代の人は存在しないと見られて、20代より投票してくれる(投票率が高い)年代に有利な政治になっていくという事。
    選挙に行かないっていう事は、自分がこの国の国民じゃないから法律がどう変わっても構わないよって言っているようなもの。それじゃぁ自分に不利・不都合な制度ができても文句は言えない。
    選挙に行かないっていう事は、自分が毎日買い物をする度に支払っている消費税や自分が稼いだ給料から引かれている所得税などの税金を何にどう使ってもいいよって言っているようなもの。
    一票につき700円近くの税金がかかっているので、投票権を持ちながら投票をしないのは自分のお金でもある700円を捨てるも同然という事。
    どこにも投じなくてもいいし、鉛筆転がしてもいいので、とにかく選挙に行くという事をしよう。
    「自分の一票なんて何十万人分の一にすぎないから、日本に影響無いんやし行かなくても良い」ではなく、政治に無知であれ無関心であれ どの候補者にであれ、投票しといた方が良いよ っていうこと。
    普通に面白かったし分かり易かった。タイトルにあるように20歳から35歳で政治に無関心な人にお勧めの一冊。
    ただ、もっともっと落とし込んで、伝わり易い内容・簡潔な文章表現やビジュアル的にも入り易い本にした方が、もっと多くの人に読まれるかも。例えば同じテーマで中高校生向けのものにすると尚良いかと。
    因みに 選挙に行くと貰える「投票済証明書」を出せば、色んなホテルや商店街で割引サービスを受けられるとか。大阪市内で使える所をご存知の方は情報ください。笑。

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    2014年05月14日
  • 携書093 一目惚れの科学

    Posted by ブクログ

    人間の本能というか、行き着くところは生殖で、でもそれを取り巻くところを私達は「恋愛」と呼び、一喜一憂しているのかな…なんて思った。結構さくさくと一気に一日で読めました。こういう社会心理学系のお話は好きなんだよね。なんとなく内容知っていたとしても買っちゃう。

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    2013年01月31日