森川友義のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2021/09/25
早稲田大学の恋愛学といういっとき話題になった講座を担当している教授が書いた本格的な恋愛学検証本。恋について多くの人を長い時代にわたって読まれている文豪たちの作品を、現代の恋愛学という観点から徹底的に検証していく内容となっている。
当然、こころや友情、蒲団などなどその時代の様子を反映している恋模様でもあるから、現代から見たら確かに不自然に思うような描写もたくさんあるというのはとてもよく分かる。そしてそれを現代のデータや考えと照らし合わせて、主人公や登場人物の行動の是非や、理由などに真面目に迫っていくところが本当に面白いなと思いました。
また、文豪の小説を検証するにあたって著 -
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若者のための現実的な政治入門。
わかりやすさと、身も蓋もないまとめが魅力的。
4つのプレイヤーの性質がよくわかる。
・有権者 誰かに政治をよくしてほしいと期待しているが、
自分一人投票するだけでは結果を出せない。
したがって勉強しても無駄、リテラシーがない。
・国会議員 当選しなければただの人。
自分を当選させてくれる人のために働く。
・特別利益団体 組織票で政治家に圧力をかけ、
自分たちだけに便宜をはかってもらう。
・官僚 予算拡大のために法律をつくる。
特別利益団体に圧力をかけて天下り。
若い有権者へのシンプルなアドバイス。
・リテラシーがないのだから、選択を誤る可能性が高いと心得 -
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髪の光沢
澄んだ大きな瞳
白くきれいな歯
引き締まった体
優良遺伝子→シンメトリーであること
体型
バランスのよい顔&体(左右対称)
男性の求める女性のプロポーション
Ex. W63cm H 90cm(B関係ない)
BMI 20(Ex. 160cm 51.2kg)
におい(嗅覚)
Tシャツテスト(3日間着続けたTシャツを異性にかいでもらう)
×自分の香りを隠すような香水はやめた方がいい!
恋(相思相愛)に発展にさせるため
女性は好みの男性に出会う確率10分の1
男性は若い人を好むといいながら…
女性にできること
↓
顔で男性を選ぶのをやめる
毎月8人以上の男性のいるパーティー参加(行く -
Posted by ブクログ
この1冊で政治の仕組みを理解できると言っても過言ではないくらいの本。自分の投票の政治への影響がわかります。
政治は法律を作る国会議員と、実際に政策を実行する官僚組織と、投票と納税をする有権者の3者だけでなく、特別利益団体(日本医師会など)をあわせた4者で構成されていることを説明してます。
国会議員、官僚組織、特別利益団体はそれぞれの利権を保持するために鉄の結束しており、一般の有権者はその鉄の結束前に無力ですが、投票と言う手段で国会議員を変えることが唯一で最大の抵抗と説いています。
そしてその鉄の結束は、60歳代以上の「おとしよりにやさしい」政策をしているために若者は高齢者にくらべ400 -
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開始:20090802、完了:20090802
現在の日本の政治の課題の概略をつかむには非常によい本。政治の入門書としておすすめ。以下、気になった言葉。2007年GDP、516兆円。20世紀の成長モデル。①安価な天然資源の輸入、②人的資源(付加価値つける技術、安価な労働力)、③日本の市場と海外の開かれた輸出市場。輸出に頼った戦後の産業構造。人材のグローバリゼーション。日本のODAで中国、インド、パキスタンを援助。日本が核兵器を保有しても、規制事実化は短期間ですむ。ふつうの國になれる。非核三原則で佐藤栄作がノーベル平和賞。政治は白と黒ではなく常に灰色。米国吉は130基地。日本の自衛隊が米国の首 -
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恋愛学の視点から、古典文学を読み解いたが、1冊の本になってしまうくらい「人生のヒント」が古典には隠されていると改めて認識。全ての描写に無駄はなく、1つ1つに意味がある。なぜ今日まで名著として評価されているのか考えながら古典の読解に努めたい。
それとずっと前に読んだ田中さんの『読みたいことを、書けばいい。』の一節に、恋愛・人間関係の考察は大昔に先人たちによって語り尽くされていて、結論なんてとっくに出ている、と書かれていたのを思い出した。恋愛・人間関係だけに限らず、現代人が必死に自分で考えた出した結論は既に、誰かによって導き出されているということを考えると、やはり古典は読んだ方がいい。 -
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すごくシンプルな話。選挙とは 子どもの椅子とりゲームや玩具の奪い合いと変わらない。国会議員は国民の代表でもなければ国民のために働いているわけでもない。彼らは自分が当選するためと自分に投票してくれる人のために働いている。
現在日本では20〜30歳の投票率がとても低く、20代の有権者は日本に1500万人いるのに有効投票数は500万票あまり。これは国会議員の立場からすると、1000万人の棄権者は日本に存在していないのと同じ、ということ。
国会議員候補者が 当選率がより高い政策を考えるならば、「若者を活かす街づくり」よりも 「お年寄りが安心して暮らせる街づくり」と掲げるのは当然のこと。
つまり社会は「 -
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著者は、国連開発計画(UNDP)、国際農業開発基金(IFAD)等の国連専門機関に勤務。アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教授、オレゴン大学客員准教授を経て現職に至る。
著書に「なぜその人に惹かれてしまうのか?」「なぜ日本にはいい男がいないのか21の理由」等多数。
本書は、「若者は、選挙に行かないせいで、4000万円も損してる。35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座」の姉妹編として、20歳から35歳くらいまでの若い有権者向けに書かれている。
若い世代の人々にツケを支払わせ、余命少ない人を優遇する今の政治はおかしいにもかかわらず、当の若い世代にはその認識が乏しいが現状。
その認識を改善する