さやわかのレビュー一覧

  • ゲーム雑誌ガイドブック

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    子どものころ、はじめて購読した雑誌は『ファミリーコンピューターマガジン』だった。毎月、発売日を心待ちにしていた記憶がある。読者投稿欄などが充実した『ファミコン通信』もお気に入りだったが、友だちがファミ通を購読していたので、ぼくはファミマガを買い読み終わると交換していた。

    自分でもおどろくことに、このときぼくはファミコン本体を持っていなかった。たぶん、テレビゲームという新しい子ども文化に触れることが、ただただ楽しかったのだろう。そこから、ゲーム雑誌を読むこと自体が楽しくなっていった。きっと、ゲーム雑誌が、雑誌やメディアに接する楽しさに目覚めるきっかけだったんだな。その後、ぼくの関心はゲームから

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    2019年09月12日
  • 現代日本の批評 2001-2016

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    ネタバレ

    批評が忘れ去られようとしている世の中で、その忘れ去られようとしている過程を年代ごとに紐解いていき、悲観論で終わるわけでなく、時代の空気と格闘し、「観客=外部のアイデンティティ」の復興を模索する。まさに文中で東さんも述べている通り、スポーツと同じ構造だと思った。当事者性ばかりがクローズアップされるが、周囲にはプロになりたい人、アマチュアリズムでも持続する人(趣味の人とも言える)、熱狂的なファン、テレビなどでそれなりに楽しむ観客まで、さまざまな階層の人が世界を形成している。そういう息の長い哲学・理論で思考すること。それはどの世界に生きていても必要な事だと思う。教育の重要性、関わりの多様性、異質なも

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    2018年03月07日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    丁寧な文体で理屈を押し付けることなく展開されていく、ドラクエ論。
    筆者は堀井雄二さんのことどのくらいご存知なのかしら?と疑問に思った瞬間から、ある個人の意見ではないかと思ってしまった。

    だけど、ドラクエが好きだしやったことあるゲームの話題になると真剣に読んでしまう。
    ドラクエ30周年に乗っかった本ではないだろうか⁉︎

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    2017年04月05日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    ドラゴンクエストシリーズを、物語性に着目して批評しています。特に、作者である堀井雄二を村上春樹と比較しながら考察しているのは面白いですね。

    リアルタイムでドラクエシリーズを楽しんできた身としては、大変おもしろく読みました。技術的な側面だけではなく、時代背景とグループ?(Ⅰ~Ⅲ、Ⅳ~Ⅵ、Ⅶ~Ⅷ、Ⅸ~Ⅹ)の関係性など、たしかに、という感じですね。

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    2017年01月06日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    読むとドラクエがやりたくなる。
    堀井雄二というドラクエのプロデューサーの思想から、ドラクエがどのように形作られてきたのかを類推していく。呪文やキャラクター、グラフィックなどの要素についいての考察をあえて切り落として、「物語」の構造に対する考察を深めた本です。

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    2016年12月12日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    力作。村上春樹との比較が面白い。最新作の9,10も偏りなく論じているのが非常に好感。
    扱う主題の性質上いくつか致命的なネタバレがあるため、これからDQ本編を遊ぼうと考えている人は注意。
    (ただ3のアレだけ変に伏せているのは疑問に感じた)

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    2016年12月10日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    ドラゴンクエスト好きとして、ぜひ目を通したいと思っていた書籍でした。

    ドラゴンクエストが持つ文学的な要素、ドラクエがシリーズを通して不変的に描いていること、その根底にあるものは何か、ドラクエらしさとは何か、といった内容について、作者の独自の視点にて考察された書籍になります。生みの親である堀井さんの当時の時代背景や、同時代の作家、村上春樹さんとの類似性などにも触れられています。

    全体的に切り口は面白いなあと思いながら読ませてもらいましたが、正直、ドラクエ自体は作者さんの考察のようなことを考えて作られたわけじゃない気がしますね。まあ結果論、こじつけに近い感じは否めませんでした。

    ただ、ドラク

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    2025年07月25日
  • ヘルマンさんかく語りき 2

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    大正時代の倒叙ミステリ、2巻目。

    まず前巻の続きの妖婦事件をササッと解決。
    2話目は日常の謎で
    菓子職人のマイヤーさんの過去が
    少しわかる展開に。

    続く3、4話目は…うーん
    これ、もう少し長めにしたほうがいい?
    あっさり殺されすぎというか
    犯人の爪が甘い気がしてならない。
    そりゃヘルマンさんに突っ込まれるわ
    って感じがしちゃう。

    でも、大正ネタがあったりするのは
    やっぱり私好みです。

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    2024年10月08日
  • ヘルマンさんかく語りき【分冊版】 3

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    サキさん、謎解きができるだけではなく、体術にも優れているんですね。でも、ヘルマンさんは体術苦手だったりするのかな?

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    2024年06月30日
  • ヘルマンさんかく語りき【分冊版】 2

    ネタバレ 購入済み

    サキさんかヘルマンさんで、ワトソンとホームズみたいな関係になるのかと思ったら、どちらもホームズ系のキャラなんだって思いました。「

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    2024年06月30日
  • ヘルマンさんかく語りき【分冊版】 1

    ネタバレ 購入済み

    タイトルからヘルマンさんが主人公なのかなって思ったけれど、ヒロインらしい人物が謎解きをしていて、どうなるのかな?って感じです。

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    2024年06月30日
  • ヘルマンさんかく語りき【分冊版】 1

    匿名

    購入済み

    銀座

    舞台は銀座なのにドイツ人とか構成からしてぶっとんでいる。ストーリーはしっかりとしているから読みやすい。

    #タメになる

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    2024年05月13日
  • ヘルマンさんかく語りき【分冊版】 1

    購入済み

    カフェベルリンの店員ヘルマンと女給サキが事件を解決するミステリー。サキの気の強さが良い。どうやって犯人を割り出すのか気になる。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年04月14日
  • ヘルマンさんかく語りき 1

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    帯に「大正浪漫とミステリ、
    なんとも相性がいい。」って書いてあって
    大好物なので手を出してみました。
    うん、これは続きを読んでみたい。

    どうやら基本、倒叙ものっぽいですね。
    犯行が描かれてから
    その犯人が何らかの形で
    元ドイツ捕虜兵3人が経営する
    カフェベルリンに関わり
    それを店員のヘルマンさんが解決。
    で、女給のサキちゃんが
    彼の推理に付きあわされたり
    巻き込まれたりする。

    最後の一話が次巻に続いているようですが
    なんとなく犯罪の裏は感じ取れ…怖ぁい♪

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    2023年10月26日
  • ゲーム雑誌ガイドブック

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    PC,家庭,ACゲームの各雑誌の歴史を紹介。
    栄枯盛衰、雑誌社の右往左往も細かく解説されている。
    正直、中盤の苦労時代の雑誌は読んでなかったのであまり興味を得られなかった。
    けど、初期とマニア系は懐かしいし面白かったです(^^)

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    2023年07月19日
  • 永守くんが一途すぎて困る。 2巻

    ネタバレ 購入済み

    ピュア

    一途な永守くんのピュアな愛が可愛い⑅◡̈*
    お互いのすれ違いにウズウズしつつ、今後の展開に要期待‼︎早く続きがみたい(*˙꒳˙*)‧⁺✧︎*

    #胸キュン #ほのぼの

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    2022年09月30日
  • 永守くんが一途すぎて困る。 1巻

    無料版購入済み

    新感覚(笑)

    ツッコミどころが多すぎて逆におもしろかったです(笑)
    永守くんが変な人なのでどう続くのか気になります。

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    2021年09月22日
  • qtμt キューティーミューティー 1巻

    無料版購入済み

    可愛いデフォルメ調の絵柄でポップな学園ものと見せかけて凄く闇が深い内容だった。よく分からない組織が出てきたけど話がチープにならないといいな。

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    2021年03月01日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    2016年の本なので、ドラクエ10までの内容で終わってます。
    ドラクエ開発時のことや、堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういちとの関係などは興味深く読ませていただきました。
    ただ、ドラクエのストーリーを文学としてとらえるために、村上春樹が登場する部分はあまり興味なく、読み飛ばしました。

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    2021年01月24日
  • 文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史

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    ドラクエを懐かしむために読むのはあり。
    でも、村上春樹と結びつけての解説や学生運動の話はその時代に生まれた人なら全員そう言うわけで、評論としては今ひとつ。

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    2020年08月16日