市ノ瀬美麗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
☆4.6
とても素敵なものかたりだった。
ドロシーはいつ現れるのだろうと思いながら、大人のオズの魔法使いを楽しませていただいた。
母が語る昔話が、まさかの帰結点になろうとはこの巻では想像もつかなかった。
贖罪と寛容。謝罪と赦し。のものかたりと言っていいかと思う。
何というか、お礼を云うとか謝るとか、挨拶をするとか、当たり前のこと子供の頃に教わったことを今一度きちんとできているかどうか、確認したい気持ちになった。
私は、赦すことが難しい、本当に難しい。氷点を超えると赦せなくなってしまう。
子供の頃から変わらない。反省すべきとわかっていながら、実行できない自分がいる。
生きるのは厄介なことである -
Posted by ブクログ
ネタバレエリオパパの恋愛パートが長め
ミランダとの列車での出会いからの、一夜のゆきずりの恋かと思いきや後ほど子供もできる関係までになってるなんて。
エリオ、エリオパパ、ミランダとのヴィジリアは、「君の名前で僕を呼んで」の父との会話と呼応している重要なところだと思う。
「父親としてじゃなく、恋をしている男として。とてもうらやましい」
と言うエリオ。
エリオとミシェルとのパートでは、過去を遡っていくとヨーロッパはユダヤ人、収容所などにつながっていくのはつらい。
2部のエリオ、3部のオリヴァーでどちらともお互いを心の中でずっと求めていることを20年の年月を経てからの4部はよかった。
まずは「君の名前 -
Posted by ブクログ
ミュージカル『WICKED』が大好きで、映画化されて何度も観た作品で、その原作。
原作があるのは知っていたけど、評価は賛否両論あるのと、上下巻あって長いのとで、なかなか躊躇していたが、映画化を機に読んでみた。
が、やはり長くて、正直読むのがなかなかの苦行だった…。
全くの別物で、ミュージカルとか映画の面白さを期待して軽い気持ちで読むものではないな、と。
色々と内容が変わっていたりとかで、ドラマチックさや驚き等々で物足りなさを感じてしまった。
英語が理解できて、英文で読めたらまた違ったのだろうか…?
逆に、よくこの物語を、あのような素晴らしいかたちで舞台化、映像化したなと関心。
悪 -
Posted by ブクログ
ミュージカル『WICKED』が大好きで、映画化されて何度も観た作品で、その原作。
原作があるのは知っていたけど、評価は賛否両論あるのと、上下巻あって長いのとで、なかなか躊躇していたが、映画化を機に読んでみた。
が、やはり長くて、正直読むのがなかなかの苦行だった…。
全くの別物で、ミュージカルとか映画の面白さを期待して軽い気持ちで読むものではないな、と。
色々と内容が変わっていたりとかで、ドラマチックさや驚き等々で物足りなさを感じてしまった。
英語が理解できて、英文で読めたらまた違ったのだろうか…?
逆に、よくこの物語を、あのような素晴らしいかたちで舞台化、映像化したなと関心。
悪 -
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Posted by ブクログ
緑の肌を持ち、尖った歯を持った
赤子が生まれたーーーー。
後に、西の悪い魔女、と評される
エルファバの誕生。
生まれてから一言も話さずにいた
少女が初めて喋った言葉。
『きょうふ』。
時が経ち、エルファバは
シズで、ガリンダ、のちの
グリンダに出会い、友情を育み出すがーー
映画を見たことがない私にとって
ウィキッドは、とても面白く
深く読めた。
時には露骨な描写もあり
驚かされたが、それも
文学の一部であるし、内容も
ただ、西の悪い魔女がドロシーという
少女に倒されました、という
内容ではなく
エルファバがいかにして
自らを戦いにいざなっていったのかを
感じ取れる内 -
Posted by ブクログ
恋愛描写、会話の機微がきっと原文には豊かに取り入れられてるだろうに、翻訳の仕方が全然汲み取った感じがしなくて、変にむず痒くなる文章に何度も途中で諦めそうになった。翻訳者のニュアンス解釈どうなってるんだと思ってしまった。
さておき、内容としては、そこもまた「そんな瞬時に情熱的になる、、親子の遺伝子やなあ」と終始俯瞰してしまう部分もあり、と同時に人生を振り返る系の物語はとても好み。訳文への違和感のせいで?おかげで?心を持ってかれすぎずに読めたのはある意味良かったと思う。自分の今の心持ち的に。
他人との向き合い方を月面に例えていた部分がなんとなく好きでした。