ジョージ秋山のレビュー一覧

  • ビッグコミックスペリオール 2023年19号(2023年9月8日発売)

    「血の轍」がついに最終回

    押見修造氏作の「血の轍」は全編どうなるかハラハラドキドキでした。

    母・静子が亡くなり、静一のゆくすえが心配でしたが、
    最終的な、静一の姿をみてホッとしました。
  • ビッグコミックスペリオール 2023年12号(2023年5月26日発売)

    劇光仮面

    やっぱ劇光仮面は面白いですね。予想もつかない展開でワクワクします。単行本が待たずについつい毎週スピリッツを買ってしまいます。
  • 浮浪雲(はぐれぐも) 112

    遂に完結

    ジョージ秋山、天才、奇才漫画家!
    人の心の中を抉り出し、見たくない欲望を曝け出してくれる。
    最終巻ははぐれ雲とオカメさんの最後の物語。
    醜いものを曝け出し老いていく。老いても人間は生きていく。
    醜いままに老いていく。若い人達に是非読んで欲しい。
    現在の漫画では描き切れない人間の欲望、醜さ、素晴らしさ...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年9号(2022年4月8日発売)

    編集の一生がない・・・

    娘の友達 という作品で知った作者さんの新連載が最近なくて残念ですが、
    この漫画雑誌のラインナップは最強です。
    サンダーボルトに関しては、
    MS戦としてはちょっと地味だったかもしれませんが、ジムカスタムや新たなペガサス級タイコンデロガ(パイロットや艦長がムーンライトマイルで見たような・・・)のワ...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年8号(2022年3月24日発売)

    今号はラインナップが神

    サンボル、らーめん、血が掲載されていて本当に感謝です。
    内容はもちろんグッドです。
    自然派ママさん達の話がありました。私自身、このような方達と出会ったことがあり、とてもリアルに描かれていると感じました。どうしてそこに行き着いたかが大事で、自然派コミュティがママさんたちにとっての拠り所になっている...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年7号(2022年3月11日発売)

    娘の友達の作者の作品がない..

    今週はタイトルに記載した作品が休載なので残念です。
     冒頭の戦闘以外は慰霊祭などの人間模様を描く溜めの巻でしたけれども、こういった日常や世界の
    背景をきちんと描いてくれるのはやはり物語に重厚な奥行きができてすばらしい。死の商人の親玉も
    ハイテクに囲まれ優雅に暮らしているように見えても、それは楽...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年6号(2022年2月25日発売)

    編集の一生がなかなかよき

    最新兵器を作り続け人類を戦争へと導くAE社はレヴァン・フウやダリルたちにとって悪の象徴であり滅ぼすべき敵ですが、そんな彼らと同じような気持ちをイオたちもAE社に対して持っていました。
    実際、本巻ではガンダムMk-Ⅱを始め、アッシマーや百式、リックディアスといった『Zガンダム』世代のMSたちがすでに...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年5号(2022年2月10日発売)

    サンボルが休載なのが残念!

    今週のスペリオールはガンダムサンダーボルトがないのですが、「娘の友達」の作者の新作がとても気になりました。
    サンボルが休載されていてもその作品が掲載されていれば毎週買ってしまいそうです。ぜひ今週号もおすすめです。
  • ビッグコミックスペリオール 2022年4号(2022年1月28日発売)

    表紙のガンダムだけじゃない!

    アナハナイムの幹部が時代を先読みしているのを実感できます!サンダーボルトはパラレルワールドって感想をよく聞きますがそんな偏見を持ってちゃ勿体ない!いいですよね政治的駆け引き( *'艸`)
    裏切者がいるテンプレまでしっかり用意されています。

    カラーイラストの連邦ゲルググだけでもおなかいっぱいで...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2022年3号(2022年1月14日発売)

    なかなか「決戦」に入らず

    サンボルに限ってのレビューです。
    難民をコロニーに輸送する船とそのクルーたちの奮闘、受け入れるコロニー側の努力、そして、というドラマ。素直に感動したいところだが、この陣営は宗教団体なのだ。「こんなに熱く一生懸命頑張る人たちを読者諸氏はまだ疑ってかかるのか」と作者から踏み絵を示されたかのような気持ち...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2021年23号(2021年11月12日発売)

    サンボル載ってるから買う価値有

    3500人余りの民間人を救うため丸腰で連邦の監視の目をくぐり、サイド6を目指すカウフマンたち。しかし、ペルガミノ商会の汚い策略により、武装解除された状態で連邦軍のジム・カスタム12機とペガサス級の相手をすることになってしまいます。

    この絶望的な状況で頼れるのは、ビリー・ヒッカム少尉のザニー(連...続きを読む
  • ビッグコミックスペリオール 2021年21号(2021年10月8日発売)

    パーフェクトジオング参戦

    イオのジオング大活躍とトラスト部隊の連携描写がとてもいい。
    そして連邦のここでそれを使うのか!と驚く作戦もいい。
    連邦派で前巻までストレスが溜まり続けていた自分には最高の巻でした。
    それだけに次巻以降、連邦からも脱落者が出そうなのが怖い
    ずっと目障りな大義に酔った南洋同盟が連邦に怯えたり、無...続きを読む
  • ザ・ムーン (2)

    隠れた名作

    「銭ゲバ」と「ゴミムシくん」の間の頃のジョージ秋山氏の作品ですが、いつか読みたいと思っていたものが今回初めて拝読できたので、感激もひとしおです。登場人物の熱量が素晴らしく、その意味では作者の他の作品とは少し異なる味わいがあるのですが、それでも独特の人間観・社会観・世界観が貫かれていて、是非とも氏の有...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2021年7号(2021年3月19日発売)
  • ビッグコミックスペリオール 2020年23号(2020年11月13日発売)
  • アシュラ(上)

    人間を知る良き機会

    人間の業の中で「飢餓」が一番恐ろしいと感じた良い機会であった。古今東西、極限の飢えが人が人を食べるという史実を生み、またそれを防ぐために叡智を絞ってきたとも言えると思う。アシュラは言葉を知る前に本能的に人喰いを覚え、そのために人殺しを覚える。しかし母のぬくもりを求めるのもまた本能。つくづく深みのある...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2019年6号(2019年3月5日発売)
  • アシュラ(上)
    1970ー1971週刊少年マガジン掲載、同時期、週刊少年サンデーに連載された代表作『銭ゲバ』のアナザー・ストーリー、根源ともいえる鬼才・ジョージ秋山による衝撃作。




    「人はなぜ生きるか」という極限下での思考実験。
    歴史というフィルターを通して、あり得たかもしれない境遇の主人公を登場させ、徹底的...続きを読む
  • 捨てがたき人々(下)
    息子との断絶場面を読んで、子どもの頃お袋と手をつなぐのが嫌だった自分を思い出した。自分の容姿に対するコンプレックスと同時に自分の親に対するコンプレックスってあったよなぁ〜重かったよなぁ〜と感じた。東京に出てきて、いろいろな「家庭」に出会いテレビドラマ以外の現実の世界で「親密な親子関係」ってのがホント...続きを読む
  • 捨てがたき人々(上)
    週刊アスキーの書評をきっかけに読みましたが、この本も自分の鏡を見せつけられているようでメゲました。自分も容姿に対するコンプレックスって強かったですが、20代に出会ったある活動を通じて自分の存在をやっと肯定できるようになって初めて容姿以外の自分を見つめられるようになった気がします。それでも頭の中は結局...続きを読む