小川榮太郎のレビュー一覧

  • 徹底検証 テレビ報道「嘘」のからくり

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    今のテレビの内容のひどさは目に余るものがあるが、著者は報道番組の偏向のひどさをついている。
    内容は
    はじめに
    第1章 暴走するテレビの選挙報道
    第2章 安保法制報道の悪夢
    第3章 情報工作が紛れ込む危険地帯
       ― テレビによる北朝鮮報道
    第4章 『報道ステーション』という「罠」
    第5章 『サンデーモーニング』――日曜日、朝の憂鬱
    最終章 テレビはひどい、では視聴者はどうしたらいいのか
       ― コンシューマー運動の提案
    巻末参考資料
     TBS社による重大かつ明白な放送法4条違反と思料される
     件に関する声明

    ということです。
    著者は、報道テレビ番組などで流れた「言葉」をひとつひとつ文字に

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    2018年02月15日
  • 天皇の平和 九条の平和   安倍時代の論点

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    一気に読めました。
    特に第六章は、納得の内容でした。

    ◎第六章 憲法九条二項改正はなぜ必要か――日本精神の中核は「平和」
    日本固有の深みと勇気に満ちた平和の精神と、憲法九条の平和主義なるものとは何の関係もない。日本国憲法は、日本について全く無知な、憲法の専門家でさえない敵国の数人が七日で起草した敗戦文書である。

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    2018年02月04日
  • 『永遠の0』と日本人

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    私が観た映画のことが書かれていたので学校の課題用に購入しました。永遠の0をべた褒めしすぎかなと思いましたが私もそう思ったのでまあそれはいいとして、全体的に読みやすかったし偏見があるような気もしますが戦争映画の考察としてはよい文献だったと思います。

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    2015年12月29日
  • 『永遠の0』と日本人

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    映画『永遠の0』『風立ちぬ』『終戦のエンペラー』について読み解いてあります。
    映画を見た時の違和感の正体が解りやすく書いてあり納得。
    後半、少し表題より作者の主張の方が強い感じがしました。

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    2014年03月15日
  • 『永遠の0』と日本人

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    年末に「永遠の0」を観て以来、その余韻をずっとひきずっていたところこの本を見つけたので読んでみました。
    そうだ、原作の宮部さんはこういう人だったんだよなぁ~、また原作を読み返したくなりました。
    「風立ちぬ」については、まえから宮崎駿の作品ってなんか上から目線っぽい感じがしてなんか好きになれなかったんですけどその理由が具体的にわかり、やはり自分は宮崎駿は嫌いだと思いました。

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    2014年01月11日
  • 『永遠の0』と日本人

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    興味深く読めました。
    永遠の0の映画をみて納得できなかった部分を次々と解説してくれててすごく参考になりました。

    永遠の0の映画をもう一度みにいこうかと思います。

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    2014年01月07日
  • 国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント

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    著者前作の『約束の日』の続編的な本。

    筋金入りの国家感を持ち、理念を貫く政治家、安倍晋三総理について書かれている。

    マスコミを敵にまわしたために全く報じられることが無かった6年前に成し遂げた多くの仕事、昨年末の自民党総裁選の戦い、アベノミクス等、総理就任後に仕掛けた仕事の数々が書かれている。

    今回は、彼を支えた周辺の人たちについても詳しく書かれている。

    死の間際まで安倍を自民党総裁選に勝たせるために自らの命を削ってまで発破をかける三宅久之氏。

    自民不遇の3年間を真面目に支え続けた当時の自民党総裁谷垣氏を裏切る形で総裁戦に出馬を決めた石原氏に対し、不快感を隠そうともせず、『平成の明智光

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    2013年07月27日
  • 国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント

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    安倍晋三が自民党総裁選に勝ち、現在に至るまでを描いたノンフィクション。

    著者は、元々安倍総理誕生に向けて動いていた人物であり、根っからの安倍ファンである。それを差し引いて読んだとしても、やはり安倍総裁誕生までの過程は胸を打つものがある。

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    2013年07月08日
  • 作家の値うち 令和の超ブックガイド

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    今となっては古典と呼ばれる作品ばかり読んで来ており現代小説には全く触れていなかった。
    友人が現代小説をかなり読んでいるので話を聞いている内に興味が湧いて読み始めたのが最近の話である。

    友人から得た情報で本書に挙げられている作家の名前は何人か知っていたが現代小説を知らなさすぎるので、情報収集として本書を手に取った。
    結果的には多くの現代小説を知る事が出来て良かったのだが、著者の意見に同意できない事がありそれが気になってしまった。

    文壇会を盛り上げるという意味で、賛否両論を含めた事も踏まえての執筆だとは分かっているのだが、どうしても気になる事がある。

    著者は有名な文豪の名を冠した賞などに、プ

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    2025年04月22日
  • 作家の値うち 令和の超ブックガイド

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    現代文学を知る上では非常に参考になる本ではある。
    純文学・大衆文学の500作品を著者が読み、点数と作品について文章を書いている。

    しかし、点数を鵜呑みにするのは読書を楽しむ上では微妙だと感じた。
    著者自身も80点つけたものと50点以下のものを比べて読んでみてと述べており、その結果、著者自身も自分の読書の腕前を批評されているとしている。
    何冊か読んでみたが、意外にも50点つけてる作品でも面白いものがあり、80点以上つけていてもそうかな?自分にはそこまで魅力には感じない作品もあった。

    ブックガイドとしては楽しめるし、本屋で本を選ぶ際には点数を無視して自分の興味のある本を買って、本の点数と評価が

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    2025年02月25日
  • 国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント

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    きついなあ。
    改めて思った。
    第二次安倍政権誕生の時期であり、その後まさかこんなことになるとは。
    面白かったのは特に、出馬に至る、自民党内での調整というか力関係というか。
    いかに、周囲も待望し、民間人も含めて、安倍さん擁立に本気で取り組んだか。
    民主党の、ぐだぐだの本を読んだばかりというところもあって、熱い。

    応援者による筆なので、もちろんある程度割り引いて読まなければいけないが、こういうことって、マスコミさんとか、マジに報道しないね。
    亡くなって日も浅いからあれだが、政治の総括もなければ、それこそ「好意的」に取り上げる特集もない気がする。

    叩く方はかなりあった気がするのに。

    著者は文芸

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    2023年05月25日
  • 作家の値うち 令和の超ブックガイド

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     エンタメ系と純文学からそれぞれ50人合計100人を選出し、505作品の評価を下した、面白い小説を探すためのガイドブック。
     よくもこれだけの作品を読破し、それぞれを短いながらもまとめ上げ、百点満点方式でランクをつけたことに対して、脱帽すべきであり、これらの内の未読の作品については、食指が動かされてしまう。
     作家自身に対してもコメントも辛辣なところや、真の意味での期待感を込めてのものもあるも、単に好悪の感情で評価しておらず、また例えそういったところがあろうと、同一の作家のある作品と別の作品とでは評価が異なっていることから、作品自体への自身の判断基準にブレがないところは素晴らしい。(よくよく評

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    2022年07月23日
  • 作家の値うち 令和の超ブックガイド

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    福田和也氏の試みを更新するブックガイド。

    カズオ・イシグロの評価が非常に高い。福田氏と比べると、村上春樹には厳しい。朝井リョウや西加奈子に容赦ない。いろいろと面白い。綾辻行人や米澤穂信ら、ミステリ系の人々が抜けているのが気になった。古川日出男、道尾秀介とか、あとはいくつか歴史小説家も。なぜないのか、、。
    また、男性作家の描く男のエゴには甘い印象。ぜひ、斎藤美奈子さんにも、同様の本を出してほしいところだ。例えば、ノルウェイの森の採点。

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    2022年03月20日
  • 徹底検証 テレビ報道「嘘」のからくり

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    クーデター軍がまず抑えるのは、マイクである。
    日本の場合は、そのマイクが、自主的に反日をやっとるわけだ。
    なんかもう読んでると嫌悪感しかないし、そこでも地味に何とか粘ってるのも見える。具体的にいくつかのフェイク報道を挙げており、本当に、何やっとんだ。
    世の中には日本を潰そうとする勢力が多すぎる。
    我々が、健全な判断力を持っていくしかない。

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    2022年02月18日
  • 作家の値うち 令和の超ブックガイド

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    自分の好きな小説はどう評価されるのか、気になって購入。
    好きな作品がことごとく低評価なのは本好きとしてなんだか悲しい。近代文学は難解で読みやすい現代文学が好きなもんで。それにしても「評価に値せず」とか「人に読ませるに値せず」とか辛辣すぎて震える。高評価がどんなもんか読んでみようと新たな出会いにも繋がったという意味で読んで良かった。

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    2022年02月10日
  • 「保守主義者」宣言

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    なんで文芸評論家が、政治を語るのかと思ってたんだが、そうか、文学は思想そのもの。日本文学を評論すること自体が思想、政治理念につながるわけだ。

    常々考えている、そもそも日本とは何か、どこへ向かうべきかをきちんと考えられていない状況を語る。
    アカデミズムとマスコミを左巻きに席巻されている状況では、「日本」は喪われる他ない。

    そこから、取り戻して行くしかない。

    その一歩を踏み出されるようだが、果たして。

    それにしても、正仮名遣いは思ったより読みづらくはなかったのだが、対談に使われるのは正直きつい。

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    2021年05月19日
  • 徹底検証 安倍政権の功罪

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    2015年段階だが、安倍政権の俯瞰。
    良いところもあれば、悪いところもある。
    今となっては何が外交の安倍だったか思い出せないが、改めて読んでみると、民主党政権時代にアメリカから完全に見捨てられ、シナに侵略される寸前であったところから、大げさに言えば世界の構図を変えるような主導権を発揮した。
    経済も、確かに最初は良かったのだ。

    対ロシアは良くない。思い入れが強く前のめりすぎで、大局が見えていない。

    本当に。

    政治は100%ではないが、理念を持って日本を良い方向に持って行こうと努力をして来たのがあたらめて見える。
    それを、日本という視点を持たず、協力もせず、足を引っ張ることが仕事だと思ってる

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    2020年03月20日
  • 『永遠の0』と日本人

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    前半は「永遠のゼロ」、「風立ちぬ」、「終戦のエンペラー」の本と映画の感想にあてており、いまひとつと思ったが、後半は具体的な分析がされており、まあまあの内容だった。

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    2019年08月12日
  • 徹底検証 テレビ報道「嘘」のからくり

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    内容は安倍政権に反対するためのプロパガンダとしてテレビは機能しているという話。テレビ報道はすべて朝日新聞の論調に横並びであり、テレビ朝日のニュースステーションが発端のようだ。とにかく極端な報道になっていることを有権者は気づいてほしいということだ。

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    2018年10月14日
  • 『永遠の0』と日本人

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    書評がどうとか、考え方がどうとか、そんなことの前に、ここに書かれていることの現実に感じることがたくさんあった。

    70年前に何があったのか。

    小説や映画「永遠の0」は80代90代の方達と戦争を知らない世代との距離を縮めてくれた。神聖化しなくていい、同情しなくていい、ただ私たち世代が知るということ、感謝をしてもらえばいいんです。ーーどこかで読んだご老人の言葉を思い出した。

    何があったのかを知ることが大事。

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    2016年08月09日