小川榮太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2012年12月に第二次安倍政権は誕生した。翌2013年は20年ぶりの伊勢、60年ぶりの出雲の両遷宮、熊野の120年大祭、熱田では1900年大祭というまさに時代の節目を感じさせる年に始動した。民主党政権があれほどひどくなければ安倍総理の出番はなかった。自民党総裁選が決選投票で決着したのは40年ぶり、決選投票での逆転は60年ぶりであった。日本人の危機感が順当な候補者達を差し置いて安倍政権を誕生せしめた。
第一次安倍政権は1年で10年分の仕事をしたという評価も聞かれる。中国の台頭と国力毀損により日本は存亡の危機にある。保守本流、安倍総理の復活は日本にとって計り知れない僥倖であった。もはやどこの誰 -
Posted by ブクログ
ネタバレうーん
いいこともたくさん書いてあるが、やはり目線が庶民でないと思う。
増税時期が悪かったが、安倍首相支持だからOKってのは違うのじゃないか
そういうのを、甘やかしというのでは…
憲法改正はこの人しかいないから、その辺は目をつぶろう的な考えなんだろうか…
安倍首相非常に頑張っておられる思います
凄い方だと尊敬もします
ですが、これとそれは別のことです
我々、国民は1つ1つの事を見ていかないといけないと思います
何にでもそうですが、この人なら全てという考え方は…
これまでだって、そうだったから学んだはずなのに…
少し残念な本でした -
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Posted by ブクログ
安倍首相がTwitterで話題にしたことが、読むきっかけだった。映画『永遠の0』『風立ちぬ』『終戦のエンペラー』を通して大東亜戦争、特攻とは何だったのかを読み解いていく(筆者の考えを通して)ものだ。
「特攻」「零戦」が大きく取り上げられた時期だけに、誰が、どのようにあの戦争を振り返っているのかには大変興味があった。「あの時代、日本人として潔しとされる美しい生き方(筆者の考えによる)があった」のだと、私は理解したつもりでいる。
本書で取り上げられた3本の映画だが、題材、作り手、主題によって、「あの戦争」は様々に描かれているのが解る。未だ観ていない『終戦のエンペラー』を観てから、再読してみようと思 -
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Posted by ブクログ
今や社会現象と言っても差し支えない、百田尚樹著「永遠の0」と本書を原作とした映画「永遠の0」、それにいずれも昨夏、公開された宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」、日米合作映画「終戦のエンペラー」が題材の本。
結論から言いますと、本書を読み終えて気持ちは片付かないままです。
私は小説「永遠の0」を読み、多くの方と同様に感動しましたが、3本の映画は観ていません。
著者は小説、映画とも「永遠の0」をほとんど手放しで称賛する一方、「風立ちぬ」「終戦のエンペラー」をほぼ一貫して批判しています。
資料に基づきながら大東亜戦争(太平洋戦争)を肯定的に捉え、特攻隊も理のある作戦だったと擁護しています。
当時の実相とし