ムア・ラファティのレビュー一覧

  • マインクラフト なぞの日記

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    まじめなとこも多いんだけど、ところどころおもしろかった。
    特に、「だれかさんが..」「だれかさんってオオカミのことだろ」ってところ。

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    2023年02月27日
  • 六つの航跡 下

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    ネタバレ

    6人の乗員とAIのイアンの過去が明らかになっていく。自分たちの全世代のクローンを殺害した犯人捜しをするのだが、恒星間宇宙船の中の出来事なので、完全なクローズドサークルかと思う。ただそこはSFの自由度というか想像されたテクノロジーのおかげで厳密なクローズドサークルにはしてもらえない。事件の真相が徐々に明らかになっていくストーリーテリングの巧みさがあり、やはりミステリというよりはきっちりとしたSFというジャンルの中でエンタメを感じられる。一時はクローンを作成できない状況に陥ったが、解決方法が想像の斜め上で面白い。上下巻合わせてずっとドキドキしながら読み終えた。続編があっても面白そうだ。

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    2020年08月03日
  • マインクラフト なぞの日記

    ネタバレ 購入済み

    最高ですなーーーーー

    2人が何かやらかすと、とてもハラハラします。いい物語だと思うので、読んでくださいね。

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    2020年04月05日
  • 六つの航跡 下

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    ネタバレ

    何故自分たちは殺されたのか。それを探索する乗組員たち。そして誰かが犯人なのだ。読んでいて誰が犯人かという緊張と、クローンと人間の間の葛藤が感じられる。六人の乗務員全員が訳ありの過去を持っている。クローンだったので百年以上の人生を生きてきたので、さまざまな経験とスキルを持っている。船内では各自の過去を明かすことはご法度。疑心暗鬼にかられる乗務員たち。面白かった!クローン技術が進むとこのようなことも可能か?ただ、心と体の二元論は否定されているけどね。

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    2019年07月20日
  • 六つの航跡 上

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    恒星間移民船のドルミーレ号のクローン室で目覚めた乗組員達は、自分たちの死体が漂っている空間に驚いた。そしてAIにも過去のログが一切消去されていたのだ。自分たちの記憶は、ドルミーレ号出航前のレセプションの時までで、それ以降の記憶はない。マインドマップのバックアップも消去されている。いったどうしたことだろう。何故自分たちは殺されたのか。それを探索する乗組員たち。そして誰かが犯人なのだ。読んでいて誰が犯人かという緊張と、クローンと人間の間の葛藤が感じられる。下巻を期待しよう。

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    2019年07月19日
  • 六つの航跡 下

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    地味に見えて、
    ダイナミックな展開が待っている傑作

    宇宙船の中でクローンとして目覚め、他のクローンも殺された状態で目覚めた六人。記憶がなく、宇宙船のAIや機器も制御不能、クローン再生も不可能なSF要素全開の中で本格ミステリーが展開する。

    海外ドラマの「LOST」で登場人物が過去を思い出す場面の様に、この本も登場人物が過去にどんなことをして今宇宙船にいるのかが描かれながら点と点がつながっていく。

    誰が?どうやって?何故?
    (全員記憶なし)で引っ張ってくのですが、クローンが普及した世界で起こる犯罪や思想の対立の背景も描かれてなかなか濃い。

    毎回クローンやゾンビとか、冒険小説の脇役で適当に殺

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    2019年01月22日
  • 六つの航跡 下

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    宇宙船で目覚めた6人のクローンたちが見つけたのは、自分たち自身の死体。

    自分の死体を自分で調べるなんてミステリーでは絶対にあり得ないけど、SFミステリーならクローンが存在することで普通に成り立ってしまうところが面白い。

    ミステリー感はそんなに強くないので、『そして誰もいなくなった』のような疑心暗鬼の緊張感やドキドキはあまりない。

    それよりもSF特有の自由な設定と、マンガみたいにキャラが立った登場人物たちが楽しい。日本人も主要メンバーで登場する。

    クローンとは何なのか、自分ならどう考えるだろうとふと考えたり、最後まで飽きずに面白かった。

    陰湿さがなくて、悩んでいても前向きに突っ走る、ア

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    2025年11月23日
  • 六つの航跡 上

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    クローズドサークルとクローン。
    自分の大好きな要素が詰まったSFミステリー。

    宇宙船で目覚めた6人のクローンたちが見つけたのは、自分たち自身の死体。記憶はすべて消され、頼りになるはずのAIも故障中。

    物語は2282年に制定された「クローンの国際法」から始まる。
    「クローンが有するDNAは改変してはならない」などの法律が書かれていて、クローンが普通に存在する未来のリアルさが感じられてワクワクが止まらない。

    こちらも『書評七福神が選ぶ翻訳ミステリベスト』で紹介されていた作品。

    下巻に続く…

    約1ヶ月ぶりの読書になってしまった。
    子どもの大学受験や自分の体調不良や仕事など、いろんなことがや

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    2025年11月23日
  • 六つの航跡 下

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    クローン技術が定着した先
    AI技術が進歩した先

    これまでの物語に描かれたクローンは、「兵士」としてや「臓器スペア」としてなど、「本人」ではなかった。

    「マインドハッキング」と「クローン再生」で、治すより殺して再生した方が早い世界。
    こぞって自らクローン化を望む世界。
    生命とは何か、意識や感情とは何か、
    生命や意識をプログラムが可能となった世界では、切実な問題となる。

    役者も舞台も少ない中、それぞれのエピソードが語られていく……。
    ひとりひとりの過去が少しずつ交わっていくにつれ、ミステリ小説のように謎が明らかにされる……。

    ちょっと面白いSFでした。

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    2021年05月05日
  • マインクラフト なぞの日記

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    今回はマイクラの世界の住人の話。プレイヤーの現実世界はない。私はこの本のシリーズは読んでいるけど、ゲームはプレイしていないので、ブレイズ等敵の外見の様子は分からず、もうちょっと描写して欲しかった。

    はじめは落ち着いたアリソンの視点に引っ張られて衝動性の強いマックスが嫌だった。アリソンのために色んな妨害をする事がいい事とは思えなかったし。
    でもフレヤが登場して「ふつうでいられない時があるよ」と言った辺りで少し彼を見直した。彼は最も近くでアリソンの様子を見ていたんだものね。
    後半からはぐんぐん物語に引き込まれて面白かった。

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    2021年01月07日
  • 六つの航跡 上

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    ネタバレ

    恒星間移民船ドルミーレ号では乗組員が自分自身のクローンを作成しながら何世代にも渡って目的地を目指している。ある時、クローンが緊急に再生された。目覚めたクローンは、眼前の自分たちの死体に驚く。6名の乗組員で生き残ったのは船長のみ。ただし昏睡状態。AIはまともに動いていない危機的状況。宇宙船内の閉鎖空間で6人のうちの誰かが犯人であるのは明らか。そして乗組員は犯罪歴があり、罪を特赦してもらうのが目的なので、誰もが殺人を犯しそうな6人である。少しづつ乗組員の過去が明らかになる中、誰が何を目的に殺人などをしたのか。真相は下巻に続く。

    登場人物が少なくて読みやすい。日本人のヒロの性格は少し軽くて、日本人

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    2020年07月31日
  • 六つの航跡 下

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    乗組員たちの過去がハッキリしてくると敵対関係が明らかになる。それでも誰が自分たちを殺したのかが分からない。
    宇宙船というクローズドサークル。さらにクローン、そのためのマインドマップなどのSF要素がストーリーを面白くしている。
    最後はドタバタした感じではあるが、綺麗に纏められている。

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    2019年01月23日
  • 六つの航跡 下

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    遺伝子をちょびっと改竄して3Dプリンターでクローンを出力、記憶を移植してビョーキなんぞ発症しない若い健康体を手に入れたい!

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    2018年12月08日
  • 六つの航跡 上

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    ネタバレ

    #日本SF読者クラブ 読むときのポイントは次のとおり。[1]クローンは、実質的に「延命」、「不死」のために使われている。[2」クローン体にインストールされるマインドマップ(要は人格とか記憶)は、改竄できる(違法だが)。ここを押さえるとストーリーが飲み込めると思う。ヒューゴー賞、ネビュラ賞候補作だけあって、読みごたえがある。

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    2018年11月19日
  • 六つの航跡 上

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    クローンとして目覚めたマリアが見たのは自分を含めた4人の死体。もう一人は自殺、もう一人は瀕死の重傷。何が起こったのか?

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    2019年01月23日
  • 魔物のためのニューヨーク案内

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    ストーリー自体は面白いが、とても深く書き込まれていて(書き込まれ過ぎていて)一冊でなく細かくシリーズに分けて欲しい。
    また、翻訳がとても古めかしい感じの書き方であり個人的にはもう少しライトな書き方の方が読みやすいと思ってしまった。
    原作で読んだ方が面白いかもしれない。

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    2017年04月10日