六つの航跡 下
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六つの航跡 下

1,018円 (税込)

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4.5

地球を離れ、新天地をめざす恒星間移民船内で起こった惨劇。もし再び殺されれば、二度とクローン再生できない完全な死となってしまう。しかし真相究明の手がかりとなる記録も記憶も、すべて消されてしまっている……。全員が訳ありの過去を抱える乗組員たちは、互いに疑心暗鬼に陥りつつも、協力を余儀なくされる。やがて彼らの過去から、クローン医学や記憶移植を利用した生命延長技術をめぐる、数世紀にわたる人間とクローンの対立の歴史が浮かびあがり……。船内の状況が緊迫する中、彼らは真相を突き止め、自らを窮地から救い出せるのか?/解説=渡邊利道

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六つの航跡 のシリーズ作品

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  • 六つの航跡 上
    1,018円 (税込)
    新しいクローンの体で蘇った6人が最初に目にしたのは、自らの他殺死体だった──。2000人分の冷凍睡眠者と500人分以上の人格データを乗せた恒星間移民船で、唯一目覚めていた乗組員6人が全員死亡。彼らは再生したものの、何者かによって地球出発後25年間の記憶をすべて消されていた。しかも船の管理AIも改竄されていて、もはやクローン再生は不可能に。他人に明かせない秘密をそれぞれ抱える彼らは、自分自身さえも疑いつつ、事態の真相を突きとめようとするが……。キャンベル新人賞受賞の新鋭が放つ、ヒューゴー賞&ネビュラ賞候補の傑作!
  • 六つの航跡 下
    1,018円 (税込)
    地球を離れ、新天地をめざす恒星間移民船内で起こった惨劇。もし再び殺されれば、二度とクローン再生できない完全な死となってしまう。しかし真相究明の手がかりとなる記録も記憶も、すべて消されてしまっている……。全員が訳ありの過去を抱える乗組員たちは、互いに疑心暗鬼に陥りつつも、協力を余儀なくされる。やがて彼らの過去から、クローン医学や記憶移植を利用した生命延長技術をめぐる、数世紀にわたる人間とクローンの対立の歴史が浮かびあがり……。船内の状況が緊迫する中、彼らは真相を突き止め、自らを窮地から救い出せるのか?/解説=渡邊利道

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六つの航跡 下 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年01月22日

    地味に見えて、
    ダイナミックな展開が待っている傑作

    宇宙船の中でクローンとして目覚め、他のクローンも殺された状態で目覚めた六人。記憶がなく、宇宙船のAIや機器も制御不能、クローン再生も不可能なSF要素全開の中で本格ミステリーが展開する。

    海外ドラマの「LOST」で登場人物が過去を思い出す場面の様...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月05日

    クローン技術が定着した先
    AI技術が進歩した先

    これまでの物語に描かれたクローンは、「兵士」としてや「臓器スペア」としてなど、「本人」ではなかった。

    「マインドハッキング」と「クローン再生」で、治すより殺して再生した方が早い世界。
    こぞって自らクローン化を望む世界。
    生命とは何か、意識や感情とは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    乗組員たちの過去がハッキリしてくると敵対関係が明らかになる。それでも誰が自分たちを殺したのかが分からない。
    宇宙船というクローズドサークル。さらにクローン、そのためのマインドマップなどのSF要素がストーリーを面白くしている。
    最後はドタバタした感じではあるが、綺麗に纏められている。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月08日

    遺伝子をちょびっと改竄して3Dプリンターでクローンを出力、記憶を移植してビョーキなんぞ発症しない若い健康体を手に入れたい!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月03日

    6人の乗員とAIのイアンの過去が明らかになっていく。自分たちの全世代のクローンを殺害した犯人捜しをするのだが、恒星間宇宙船の中の出来事なので、完全なクローズドサークルかと思う。ただそこはSFの自由度というか想像されたテクノロジーのおかげで厳密なクローズドサークルにはしてもらえない。事件の真相が徐々に...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年07月20日

    何故自分たちは殺されたのか。それを探索する乗組員たち。そして誰かが犯人なのだ。読んでいて誰が犯人かという緊張と、クローンと人間の間の葛藤が感じられる。六人の乗務員全員が訳ありの過去を持っている。クローンだったので百年以上の人生を生きてきたので、さまざまな経験とスキルを持っている。船内では各自の過去を...続きを読む

    0

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