リサ・クレイパスのレビュー一覧
-
購入済み
一つの作品に盛りだくさん
リサ・クレイパスの作品は、どれも必ず魅力的なヒーローと物語のテンポの良さで読み手を飽きさせません。
これまでも、身分を越えて結ばれるお話はありましたが、今回はそれに加えて人種差別という重い問題が大きな壁となって、ラブストーリーだけでなく家族の問題などもあり、様々にハラハラさせられました。
人種や身分という大きな壁が立ちはだかるものの、財力・美貌・カリスマ性といった抗うことができないヒーローのアンニュイな魅力を堪能しました!
-
購入済み
一番好きな作品!
リサ・クレイパスの作品中最も好きな物語!
以前、文庫本で読んだことのあるお話でしたが、携帯でいつでも読めれるようにと、今回電子版を購入しました。
「壁の花」シリーズの前作まで放蕩の限りを尽くしていたヒーローが、ここまで素敵になれるのかと、再び引き込まれて魅了されてしまいました。
久しぶりに読みましたが、1日で一気読みしてしまうほど面白かったです。
やっぱり「壁の花」シリーズは最高。 -
ダークヒーロー
ハーレクインには珍しいダークヒーローが新鮮で、ヒロインよりカリスマがあったのではと思います。
ヒロインも型破りで、思い切ったところがあって好感が持てました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【覚え書き】
人物のつづりを書いておきたくて
Lady Pandora Ravenel / Gabriel Challon, Lord St. Vincent
(ヒロイン/ヒーロー)
The Duke of Kingston, Sebastian Challon : Gabriel's father
(先代セントヴィンセント卿の名前と現称号のつづり)
Gabriel's brothers and sisters
Phoebe (Lady Clare)
Raphael
Seraphina
Ivo
フィービーの夫・ヘンリーのファミリーネーム「ラーソン」はLarsonでいい -
Posted by ブクログ
ネタバレ【ネタバレ含む】
Ravenels 4th / Hello Stranger
イングランド初の女医×内務省の諜報員(元刑事)
二作目・ヘレンの話に出てきた女医と元刑事、ということで
冒頭から物騒な街が登場しますし
前作までとは雰囲気がある程度変わるので
感覚を切り替えて読み始めました
一見レイヴネル家とは関係なさそうなふたりなので
ホイトのシリーズみたいな感じかなと思ったのですが……
実はレイヴネル家と関わりがあったのですね
一作目ヒーロー・デヴォンとケイトリン夫妻、
デヴォンの弟のウェストン(ウェスト)も重要な立ち位置ですし
登場はしなかったものの、あの魅力的なキングストン公爵(かつて -
Posted by ブクログ
レイヴネルズ二作目。
百貨店オーナー×前伯爵妹。
前作の「Cold-Hearted Rake / アテナに愛の誓いを」で
ヒロイン・ケイトリンの亡夫の妹である
ヘレンのお話。
前作でふたりのロマンスも平行して描かれていたので気になっていたのですが
途中、彼女の「障害」となる人物の存在にげんなりしていたこともあり
久々に前作を読み返したところ……
結構読み飛ばしていた!
読み直すと一層面白いじゃないか!
で、前作を読み終え満足してから
渋々本作の続きを読み、満足したところです。
ヒロインもヒーローも基本的に好きです。
ヒロインの芯の強さに好感。
ウインターボーン百貨店(モデルはラトレッ -
Posted by ブクログ
(ネタバレあり)
レイヴネルシリーズ(The Ravenels) 第一作。
原題Cold-Hearted Rake
(直訳 冷たき心の放蕩者)
仲の悪かった従兄弟の突然の死により
伯爵位を嫌々継いだヒーロー。
夫(=前述の従兄弟)と
結婚三日で死に別れたヒロイン。
ヒーローのヒロインへの接し方や
ヒーロー弟がアル中(?)状態から立ち直った様子を
好ましく思っていたのだが
終盤のあれこれの一部が
今一つ理解できなかったような。
とは言え、次作も読むと思います。
次作はその今一つ理解できなかった部分が分かるかもしれないし。
(勝手な推測)
レイヴネルを名乗る人物は
・本作ヒーローとヒロイン -
購入済み
安心して読める良作
不美人30歳(この時代では中年)女性✖25歳のアウトロー的な実業家との年下攻め。
おちついたしっとり感のある、よくまとまった読後感でした。
大人の女性の方が絶対に楽しめる内容です。
あと従来のヒストリカル系とは違うので、王道ヒストリカルに飽きた女性には楽しい清涼剤になる可能性大。
個人的に好みではなかったので、評価が低いですが、良作です。
男娼として出会う、という見出しに釣られて想像するような起伏の激しい作品ではありません。
そっちを期待すると、私のようにガッカリするかも。
出逢い=男娼コンセプトをストーリーに劇的に盛り込むような展開ではないため、その辺は期待はずれ。