和爾桃子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
訳者あとがきから
これまで日本で読まれてきたイギリスのお話しはジェイコブズという編者の本
本著はフローラ・アニー・スティールという女性の編者の本からいくつかを選んでまとめた
よく知るタイトルのお話しも微妙に違って面白かった
綺麗な娘がたくさん出てきて、苦難に陥っても、人間でない者が現れて、その者の言いつけを守れば(何年単位で)、王様やお金持ちと結婚して幸せに暮しましたとさ
って話しが多かった印象。
『美しい娘(プリンセス)、苦労するけど、助けてくれる魔法使いが出てきて、美しい王(王子)様と幸せに暮しましたとさ』
素敵なプリンセスのお話し
イギリスのイメージを感じられた
一番好きなお話しは
井戸の三つの首 かな。
ノロウェイの黒牛、妖精王の黒い塔、イグサのずきん
あれあれおたすけ
三びきの熊の話
トム・ティット・トット
三枚の羽根
金のまり
ジャックと豆の木
ねこっ皮
三びきの子豚
ノロウェイの黒牛
めんどりのペニー
井戸の三つの首
フォックス氏の城☆
おちびのスコーン
赤ずきんちゃん
妖精王の黒い塔☆
おばあさんとお化け
イグサのずきん
ロバとテーブルと棍棒
バラの木☆
☆残酷シーンのあるお話し
挿絵:アーサー・ラッカム(1867年~1939年)
飼い猫、チェッコとチェシャ
チェシャは『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のモデル
2020年、スティールの本がイギリスで出版されて百年
アーサー・ラッカムの没後八十周年 -
Posted by ブクログ
ネタバレオーストラリアの名門幼稚園を巡る一大騒ぎ。園ママたちの友情と反目、飛び交う噂、そして隠されていた秘密……。男性読者が余り興味を惹かれない要素がてんこ盛り。それもかなり軽めの筆致で描かれているので、アラフィフ親父はお呼びでない感があり、実際読み始めた当初はどうしようかと思った。
だが、読み進めていけば、その軽い筆致と相反し、書かれている内容は意外にヘヴィだと判明する。離婚から数年を経て年頃の娘との関係に悩む母、表面には見えない夫との関係に苦しむ妻、幼い息子との転居を機に一夜の出来事を克服しようとするシングルマザー。主要な三人のキャラクターには共感せざる負えないし、これが女性読者なら、なおのことだろう。北欧ミステリと違って、内容に反したカジュアルな書きっぷりは逆に新鮮だし、深刻過ぎない描写が読んでいる間に救いを与えてもいる。エンディングの後味が良いのも、エンターテインメント作品としては盤石。
ミステリ的には、園内恒例行事の“トリビアクイズ保護者懇親会”で殺人が起こったらしいことが冒頭で示唆され、そこから半年前に遡って物語がスタートし、クリスティでいうところの『ゼロ時間へ』向かって進行するというスタイルが面白い。 -
Posted by ブクログ
ある幼稚園に子供を通わせる複数の家族の表と裏を描きながらいさかいから事件までの経過をたどっていました。
表では問題のなさそうな富裕層な夫婦の妻が裏ではDVを受けていたり。
再婚して仲よさそうな夫婦の妻は前夫と鉢合わせする上に娘はそっちに行っちゃってぎくしゃく。
シングルマザーは暴力的なセックスをさせられた上に身篭った子供にその男の面影が見える。
その上にいじめや暴力行為の容疑をかけられる。
ママ友同士の緊迫した関係にうすら怖いやらめんどくささを感じたり次の展開が気になりました。
母親の前では聞き分けがよく優しいように思えるのにいじめや暴力行為を言われても信じられないかも。
だから余計に一夜の間違いを意識して面影を意識してしまうのかも。
ただ夫が友人への軽い一言に激昂するセレストもなんだかなぁ。
夫も感情がコントロールできないみたいだし似た者夫婦?