感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年10月11日
“Graceling”翻訳本。まず訳本を手にして、原書第3作目のタイトル“Bitterblue”が、ポオの従妹の名前であることに気づきました。ということは、カーツァとポオの関係にも進展があるかも…ということで翻訳本では★が増えました。まあ、カーツァの苦悩もよく理解できましたし。第2作“Fire”のお...続きを読む話がかなり入り込んでいて、ごちゃごちゃしていた自分の頭の中が整理されてなによりでした。この三部作はかなり期待できます!
Posted by ブクログ 2013年07月23日
最初の方は説明的で、カーツァも粗野な印象でイメージが湧きにくかったのですが、読み進めるにつれて自分の力や環境と対峙していく強い女性に成長していきひきつけられました。
ポウ王子とのロマンスも殴り合いから始まるの!? と思いましたが、彼女らしい感じで(笑)
王子優しくてかっこよすぎですよ///
それにつ...続きを読むられてカーツァもだんだん涙もろくてかわいくなってきて、中盤以降は好みの話でした。
2巻は、過去にさかのぼった話。3巻はタイトルを見るとビターブルー姫改め王女の話になりそう。ビターブルー姫のその後はとっても気になるので楽しみです。
P.S アン・マキャフリーの「天より授かりもの」とちょっと設定が似てるかなぁなんて思ったりしました。
Posted by ブクログ 2012年09月15日
ハッピーエンドなのだけどいまいち爽快感がないのが女性作家らしい。男性作家に比べて人間関係やメンタル的な部分を丁寧に描写していて、それが自分にとっては重い感じ。ただ、「空の都の神々は」よりはあっさり明るめ。
Posted by ブクログ 2011年09月19日
ファンタジーらしいシンプルな世界で、何よりもヒロインのロマンスの物語です。ガールミーツボーイもので、例えて言えば、中世風ファンタジーをモチーフにした有川浩の「植物図鑑」といったところですね。
この世界では、賜物持ち と呼ばれる超人的能力を持った人が生まれます。ヒロインは対人殺傷能力の賜物持ちです...続きを読む。叔父である王に、その能力をこき使われる不幸せなヒロインは、果たして、思うとおりの人生と幸せが掴めるのでしょうか。
物語は、女子が、世界がこんなだったらどんなに素敵かしら、とうっとりしてしまう展開にあふれています。本当に、胸がすくような気持ちよさです。ここが、この物語の最高なところですね。エンタメとしては、十分な出来栄えで、どんどんページが進む巧みなストーリーテリングが楽しめます。損はしませんから星は4つです。
最後に蛇足ですが、このお話を読んでいると、普通のボーイミーツガールものが、どんなに男子のための男子に都合の良い物語であるか、に気がついて愕然とします。その点も、この物語の魅力かもしれません。
Posted by ブクログ 2011年06月14日
ヒロインがバカみたいに強いと、おのずと相手のヒーローがヘタレなイケメンだったり残念なイケメンだったりすることが、今まで読んできたファンタジーには多く、今回もあらすじを読んで勝手にそう期待して買ったんですが……
ごめん、ポオ!!(←ヒーローの名前)
登場シーンは確かに期待どおりの登場だったけど、ヘ...続きを読むタレでも残念でもなかったねっ!
やっぱり、ヒロインを助けてる感はあまりなかったけど(というかヒロインが強すぎてなんでも一人で出来すぎ)、思い合っている姿は素敵だったし、なによりも生き様がカッコイイよっ!
その寛容さは宝だよ!
さすが、女作者。
でも、運なさすぎだよっ!
どうやらこれは1冊完結の3部作らしいので、続きでたら買います。
Posted by ブクログ 2018年06月09日
賜物持ちという異能者がごろごろいるのだけど、その辺りが今ひとつ馴染めなかった。面白くないわけではない。訳の問題なのかな。その言葉が引っかかってしまう感じ。
Posted by ブクログ 2012年07月01日
これは主人公である剣姫の成長とロマンスを描いた小説であって、世界観を楽しむ物語ではありませんでした。
『ファファード&グレイ・マウザー』や『ゲド戦記』のようなモノを期待していただけに、肩透かしを食らったような気分。
ああでも、ビターブルーは可愛かったです、はい。