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幼稚園で毎年開かれる、資金集めのためのトリビアクイズ保護者懇親会。園の一大イベントが目前に迫るなか、ジェーンの息子のいじめ疑惑は一向に晴れず、ジェーン本人も次第に心がゆれ始める。一方、ジェーンの友人マデリーンは、別れた夫とその妻の子が娘と同じ幼稚園に通っていることがストレスで、爆発寸前。もう一人の友人、裕福な銀行家の妻で一見何不自由ない優雅な生活を送っているセレストは、夫の暴力に苦しんでいた。それぞれ表に出せない秘密を抱えた保護者たちの感情が懇親会で爆発、そして事件が。死んだのはだれか、そして何故? アメリカでドラマ化進行中の傑作ミステリ。
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Posted by ブクログ
米英のベストセラー、後編。
美しい海辺の町の幼稚園に子供を通わせている親たちの間で、どんなトラブルが起きたのか?
富豪の子供もいれば、その家で働く人の子供もいる、そんな幼稚園。
シングルマザーのジェーンは、息子がいじめをしたという疑惑をかけられ、不本意だが晴らすことが出来ない。
ジェーンと親しくなったお洒落なマデリーンは、別れた夫と再婚した女性に実の娘が憧れてしまい、そちらの家に行ったきりになったので、苦しむことに。
大富豪の妻セレストは、ひた隠しにしてきたが、夫の暴力に怯えていた‥
幼稚園での派閥争いや、行事の度の張り合い、保護者たちのもつれ合った感情が、資金集めの懇談会で爆発‥
その真相は?
展開に意外性もあり、テンポが良くて、面白かった!
重い部分を含んだ話なので、どこまで行くのかなと不安もありましたが‥
読後感は大丈夫、良かったですよ~。
なるほど、映画化も企画されているわけです☆
Posted by ブクログ
資金集めのためのパーティーが近づいているのに息子のいじめ疑惑が晴れないシンママ、エスカレートする暴力におびえる富裕家夫人、ネットで処女を売る娘に怒り爆発のパートタイマーの妻。
園ママという小さいコミュニティの中でも色々あって人に見せない裏があるんだなぁ。
どんな風に決着がつくのかわかりませんでしたがまさかシンママにレイプまがいの暴力的なセックスをしてきた男が近くにいたとは!まさか偽名だったとは!
騙されました。
やっぱり双子息子にも受け継がれているっぽいし。
ラストは何とか平和よりに終わりましたが母親がいじめに気付いていなかったとはいえあの双子息子がどうなるか心配になってしまうものでした。
Posted by ブクログ
その時、いったい何が起きたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか? フーダニットでもハウダニットでもなく、現代版パット・マガーとでも言うべき、巧みなホワットダニット構成。ややアンフェアな点がある気もするが、女同士の共感やらドタバタ騒ぎやらで読者の気を逸らしつつ、終盤に意外な事実を明らかにする手際はなかなか巧い。
ただ、ひとつ残念に思ったのは、各章の終わりに挟まれる関係者へのインタビュー。主要キャラ以外の様々な人物が、目撃談と称して自分勝手な意見、憶測、噂、当てこすりを述べる様がユーモラスで、箸休めな部分もあるのだが、これを聞き取るインタビュアーが主要人物の一人であるとか、意外な人物だったみたいな設定を盛っておかなかったのは実にもったいない。そうした趣向があれば、疑惑と中傷にまみれた地方都市を描き、語り手の意外性でなお驚かすという意味で、それこそヒラリー・ウォーの『この町の誰かが』のオーストラリア/園ママ版という位置付けの作品にも成り得た筈なのに。
ともあれ、これだけの分量を読ませるページターナーぶりは、なるほどニューヨークタイムズベストセラー一位作品である。同じくオーストラリア出身のニコール・キッドマンが映像化権を獲得したというのも納得。
その後、パット・マガーの『四人の女』の新装版が創元推理文庫で再刊されたが、これが本作と同じく、ものの見事にバルコニーを舞台にしたホワットダニットのようで、これは確信犯ですね。しかし、1950年の作品を参考にした作品が現代に書かれるとは少々驚き。
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