今井キラのレビュー一覧

  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。
    少し厚めだなと思ったら、かなりの文字量でした。思春期の女の子の繊細で、揺れ動く心情がとにかくツラツラと書かれています。作者がオジサンだとは、とても信じられません。

    自分はこんな思春期を過ごしていないけど、当時の心情を文章にしたら、これぐらい揺れ動いていたのかな?昔を懐かしく、この感性をどこか眩しく感じるような作品でした。

    0
    2025年06月16日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    はい44オネェはおさむちゃんです

    TheSECOND見るの忘れちゃったんだよなー誰かマジでスケジュール管理してほしいwってそっちのお、お、お、おさむちゃんじゃなーい

    どうなの?

    なんか最後に最果タヒさんが、違うんだけど共感するみたいなこと書いてましたけど

    いや、そんなこと言ったら東京タワーにいるインチキ占い師と一緒でこんだけ色々言ったら何かしら当てはまるわ!って言う

    特に『女生徒』なんか、すぐ「あ〜それわたし〜」とか言いそうじゃない(ド偏見)

    かの太宰治をインチキ占い師呼ばわりです

    でも、なんか分かる
    このあっちこっちに揺れて、ぐるぐるしながら膨れ上がる、なんか醜い気持ち
    乙女や

    0
    2025年05月25日
  • 杯(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

     森鷗外のこの作品は「乙女の本棚」第45弾として取り上げられています。
     なぜこの作品が取り上げられたのかはよく分かりません。夏の朝に7人の11歳か12歳くらいの女の子たちが、杯で泉の水を飲むという風景が印象的だからなのかもしれません。
     出版社のホームページ内で、イラストを手掛けた今井キラさんのコメントに「杯は読む人ごとに形を変えて誰の心にも響くのだと思います。」と書かれていますので、わたしなりにこの作品を読んでみようと思います。

     読み始めから、わたしの気持ちにスッキリ入ってこない描写がありました。(何か裏に秘めたものがある薄気味悪さというか。。。)

    まず、7人の少女たちを描写する表現

    0
    2025年05月25日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    太宰治といえば『人間失格』「走れメロス」のイメージが強い。しかし、この本を読めば、太宰治に対するハードルがだいぶ下がるのではないだろうか。

    0
    2025年05月06日
  • 杯(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    なるほど、こうすれば鴎外の小説を現代の少年少女に届けることができるのか。いや、この表紙では、少年は読まないか。イラストはロリータの世界では有名な人らしい。この作品にこのイラストは、絶妙な感じはする。次は太宰の『女生徒』に挑戦してみるか。

    0
    2025年04月29日
  • 杯(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    はい、43おネェはお待たせしました『読まずにレビュー』第7弾です!(キュオーン!)

    *『読まずにレビュー』とは?
    表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という神がかったレビューです!(先に表紙拡大して確認してみてね)



    はい、女子会!
    もう女子会以外の何ものでもないです
    ごめん、こんな発想しか出てこなくて
    でも、どう見ても女子会
    いわゆる女子だけの飲み会

    しかも制服が同じ(え制服なん?)
    なんで、同じ会社の人ですね
    同僚ですよ
    会社帰りかな?
    職場の愚痴とかね、上司の悪口とかで盛り上がるわけですよ
    しかもこの頃なんてねセクハラなんて言葉もありませんでした

    0
    2025年04月12日
  • 杯(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

     乙女の本棚シリーズから、森鴎外さんと今井キラさんのコラボ作品『杯』です。今井キラさんは、このシリーズでは「待つ」と「女生徒」をすでに手がけてらっしゃいます。パステル調の淡い色使いが特徴の、可愛いイラストを描かれるイラストレーターさんです。この作品も、めっちゃ可愛く、“乙女の本棚シリーズ”らしい作品です。

     ストーリーにも触れましょうか!泉の水をキレイな銀の杯を持って飲みに訪れる7人の可憐な少女たち、そこに青い目をした異国の少女が小さな黒い杯を持って訪れます。7人の少女たちは、自分たちの持ってきた杯を異国の少女に貸そうとしますが…。

     最初に思ったのは、この泉の成分って普通の水なのかな??

    0
    2025年04月12日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生ぐらいの女の子の視点で、1日の生活模様が書かれているお話。
    特別な刺繍を施したアイテムをこっそり身につける感覚、自分は特別なんとも思っていないけど相手は親友と思ってくれている関係、外面の良い母親を見て苛立つ瞬間、2匹の犬の片方だけを可愛がる残酷さなど、作者は女の子だったことがあるのではないかと思うような場面が多々あった。
    若さの特有の苦しみを、「大人になれば苦しくなくなります」って受け流すことは、確かに根本的な解決策ではないなと思ったけど、そういう苦しみは自分自身でしか取り除けないことだから、他人はそう言うしかないことだとも思う。

    文字数が多いからか挿絵は少なめだが、印象的な絵ばかり。

    0
    2025年01月15日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    見開きの半分がカラーの挿絵で、これなら読めるかなと思って。文章だけ読んでる時よりちょっと気は散る気もするけどページを捲るハードルは下がってる気はする。イラストは刺繍糸とか物の絵は結構好きだなって思って眺めてた。
    太宰は何言ってるか全然わからんな…うだうだしているのは共感できないなと思う。

    0
    2025年01月04日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    この子の気持ちすごく分かる。なんで男性がこれを書けるんだろう、すごいな。イラストがめちゃくちゃ好き!!文量に反比例してイラストが満載で贅沢。

    0
    2024年08月30日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    はい、大好評満員御礼につき(どこがよ)読まずにレビュー第3弾です!

    今回も太宰っす
    太宰治の『待つ』です

    なんかおびーのレビューに駅で待ってるとか書いてあったな

    あ、ちょっと待って
    その前に「おびーのレビュー」ってゴロ良くない?
    もともと超脱線のレビューなのにさらに脱線するっていうね

    はいはい
    太宰ですからね
    なんか物悲しい感じですよ恐らくは

    そして駅での待ち合わせといえば昔は伝言板ですよ
    まぁ若い人は知らんでしょうけどね
    おじちゃんたちが若い頃はスマホや携帯なんてものはありませんでしたからね
    駅の待ち合わせ室(ってのがあったのよ)には緑色した伝言板ってのが必ず設置してあってね
    そこ

    0
    2024年08月02日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    九段さんのスクールガールが読みたくて、だったらその前にこっちを読んでおいた方が、という気持ちで本書を手に取りました。
    思春期女子の気持ちの揺れ動きが瑞々しく描かれ、うーん分かる、とか、懐かしいなあ、などと私自身も思えた作品。
    多感な時期は必ずあるよね。

    そして、本書のイラストもとても素敵で、それこそ思春期真っただ中の女の子にプレゼントしたらおしゃれなおばさん、って思われそうだ(笑い)

    乙女の本棚シリーズ、だそうですが、他の作品もこのシリーズから読んでみたくなりました。

    0
    2024年06月25日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    太宰治文学忌、享年39歳で良いのかな

    1942年の作品

    二十歳の女性が何処かの駅で 誰かを 何かを
    待っている “女性”の中の一編
    なんとも乙女ちっく
    毎日買い物帰りに小さな駅のベンチで誰ともわからぬ人を待つ
    毎日待つ
    いつまでも待つ
    一人で待つ
    弱さより この待つ根性の強さ
    戦中の鬱屈からの自由を待つのか

    今井さんの淡いカラーでありながら正確なデッサンがよく合っていました

    0
    2024年06月19日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    太宰治文学忌、死因は入水自殺、場所は玉川上水

    1939年の作品

    太宰治のファンの日記から
    3カ月分を1日にぎゅうっと
    100年近く前の少女の気持ちは、不変だ
    太宰治は女生徒だったのかと思わせる程の語口
    少女の朝起きてから、その日寝るまでの一日を
    語り尽くす
    思春期の自意識が ぱたぱた変わる

    とはいえ、朝起きて学校行って美容院行ってお客様もてなして、忙しい女生徒だわ

    絵は今井キラさん、ちょっとクラシックで優雅さもある女生徒でした

    0
    2024年06月19日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    自分も同じ事を考えてると共感できる部分がでてからスラスラ読めるように、内容も分かるし、頷きながら読んでた。振り返ると内容は忘れてしまったけど綿菓子のような金平糖を食べているような甘くてふわふわ時にはジャリっと鋭さを持った感覚。

    0
    2024年04月05日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    タイトル、イラストに惹かれて手に取りました。戦争を題材に太宰治氏が書き残した作品に、今井キラ(今井キラさん初めて知りました)さんのなんとも不思議な雰囲気のイラストがぴったり。
    誰を待っているのか、私もはっきりとわからないけれど、その感覚、凄くわかります。帰るあてのない人を待つ、或いは誰ともわからぬ誰かを。
    自分自身を客観視している表現があり、わかるわかると頷いてしまった。
    主人公はまだ20歳の娘ということに少々驚き。

    0
    2024年02月16日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    「ああ、私は一体、何を待っているのでしょう。」

    省線の小さい駅で私は毎日誰ともわからぬ人を待つ。

    大戦争下の若い娘の心の不安定なゆらめきを感じた。
    太宰治は繊細な乙女心を描くのがうまい。

    0
    2023年08月13日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ♪
    太宰治さんと今井キラさんのコラボ作品。

    自分でも分からない何かを待っている少女。
    分かるような、分からないような不思議な感じのする作品だったけど好きでした♡
    純文学、奥が深い〜。
    その独特な世界観と、今井キラさんの儚げでふわっとしたイラストがとてもマッチしてました♪

    普段、難しい気がしてなかなか手に取らない純文学の作品だけど、このシリーズだとスルッと世界に入り込めてしまう。
    aoiさんとチーニャさんに教えていただいたシリーズ♪
    まだまだ追いかけたいな〜\♡︎/

    0
    2023年08月08日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    20代前半の希望感と絶望感が入り混じった気持ちは、いつの時代も一緒なんだと感じました。

    そして、とにかく絵が綺麗で素晴らしい。

    全体のページは短いですが、ゆっくり読んだ方がいい本だと思います。

    0
    2023年04月21日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    東京に暮らす一人の少女。
    彼女のある1日の心の動きを描く。

    繊細なようで図太い。
    猫のように気まぐれで子リスのように臆病、万華鏡のように気分が移ろう少女。
    これぞ思春期って感じがした。

    0
    2023年04月13日