渡辺明夫のレビュー一覧

  • 終物語 (上)
    正直ひたぎさんがあんまり出てなくて残念でしたが笑 でも扇ちゃんの不思議な感じがもやもや…。まーいつもよりミステリ要素が強い感じで、楽しめました。怪異とか出てこないまま、老倉育と阿良々木さんの関係性の謎で続いていく…っていうのけっこう好き。
  • 猫物語 (黒)
    最初の月火とのやりとり、長いわ!と少し突っ込みたくなる。
    けどよかった。昔が酷かったことは一生残る、だけど私たちは「かわいそう」なんかじゃない。
    羽川翼も、化物だけれど人間だ。
  • 愚物語
    オフシーズンって!?
    終わったんじゃなかったのかよ!
    いやいいけど(笑)

    ファイナルシーズンで終わりを迎えたと思った物語シリーズ。
    でも作者のなかではまだまだ書きたいことが湯水のように湧いてくるんだなあと。
    さすがは趣味100パーセントだ!

    今回は老倉育と神原駿河と阿良々木月火の物語、いや最後の...続きを読む
  • 愚物語
     <物語>シリーズ。
     
     キャラのなかで愚か者筆頭の老倉育と、駿河、月火、それぞれのエピソード。

     相変わらず見事な歪みっぷりの育なのである。
     でも、ここまで歪んでしまったのは、暦に原因がないわけじゃない。彼のなんでも受け入れてしまう、優しさとも強さとも弱さともとれるそれが、育を歪ませている。...続きを読む
  • 傷物語
    今月から劇場版三部作の第1弾「I 鉄血篇」が公開されている西尾維新の傷物語です。物語の原点である阿良々木暦と羽川翼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、忍野メメの出会いのお話です。あまりコメディチックな部分はなく、シリアスな展開が続くのが他のお話とは違った印象を持ちました。まだ映...続きを読む
  • 終物語 (中)
    シリーズ16冊目。

    夏休み最後の日前後を補完する巻であり、ほぼ扇ちゃん以外の伏線は回収された感じです。
    矛盾があるかもしれませんが、「しのぶタイム(鬼物語)」と「つばさタイガー(猫物語白)」が見事につながったと思いました。
    八九寺亡き後の神原とのやり取りもうれしかったです。
    いよいよファイナルに向...続きを読む
  • 傷物語
    映画化遅いから買って読んじゃったよ!!アニメ全部見て、はまってからだった。長文苦手なのに、本が分厚いから読み終えるか心配だったが、徹夜で読んだよ!!!
    読みやすいし、気になるから、休めない。もしかしたら、私はこの「西尾維新」さんという作家が好きなのかも。今度違うのを試してみるわ。何がいいかなー?><
  • 愚物語
    老倉、神原、斧乃木ちゃんの視点から書かれた、続終物語のその後の時間軸のお話3編を含む物語シリーズ新作。
    阿良々木くんは出てこないので、いつもの会話芸を期待すると肩透かしくらい。
    特に老倉の話は読んでいて辛い・・・まあでも、そこらへんを斧乃木ちゃんが月火ちゃんに振り回される話が回復させてくれた感じはあ...続きを読む
  • 続・終物語
     前巻できれいにお話がまとまっていたので、どうするのかと思っていましたが、やはりおまけというか、カーテンコール的な内容でした。

     時系列としては前巻の直後。合格発表を控えた阿良々木君がふと鏡に違和感を覚えた瞬間、世界に異変が起こるというのがあらすじ。作中でもセルフツッコミされていましたが、まさか...続きを読む
  • 終物語 (上)
     休日に上・中・下巻一気読みしました。さすがにもう西尾節はおなかいっぱい。

     「終」と銘打つだけあって、これまでの伏線を回収しまくり、「あの時あの人は何してたの?」的な疑問を解決し、これまで隠そうともしないラスボス臭を放っていた忍野扇の正体がようやく分かる満足な内容でした。
     
     しかし、なにぶ...続きを読む
  • 花物語
    いきなり時間軸がぶっとんでてびっくりしました。
    神原駿河が語り部の物語。
    そうかそう落とすのか。
  • 続・終物語
    ゆめおちでなくてよかった。あんまり夢夢いうものだから。けっこうしっかり作れてた感あり。ゆるい企画だといえばゆるい企画やし。でもこれけっこう途中からいつもゆるく感じる。。。後日譚的なかんじなので、楽しく読ませてもらいました。
    サルの手はあとにつながるような、こじつけてきな感がありました。
  • 傷物語
    面白かった。一気読みできた。
    アララギくんと忍の出会いから、アララギくんが吸血鬼もどきになるまでの話。

    数百年生きて、生きるのに飽きてしまって、死に場所を求めている吸血鬼を生かすことは、善なのか悪なのか。
    死ぬべき人間はいても、死んでいい人間はいないってことと同じ捉え方なのか。
  • 終物語 (中)
    「不幸でいつづけることは怠慢だし、幸せになろうとしないことは卑怯だよ」

    全体的に補足的な章となっていて、物語もそろそろ終わりに近づいているということを感じさせてくれる一冊。次の下巻で特に象徴的なのだけど、西尾維新は本当にまとめるのが最初期に比べてうまくなっていて、そこにまず着目してしまう。この章...続きを読む
  • 終物語 (下)
    評価:☆4.5


    物語は臥煙さんに輪切りにされたところから始まる。・・・え、地獄?どゆこと?ww
    あまりにも突拍子もない始まりでポカーン状態、そして一番納得いかなかったのが八九寺を連れて帰るってそりゃねーよ。
    その後ちゃんと物語の進行上必要だったとは言えこれはタブーだと思う。別れのシーンが台無しだ...続きを読む
  • 終物語 (中)
    評価:☆4.5

    「謝る?はは、何を言っておるのだ。私こと忠実なる後輩、神原駿河は、いまや阿良々木先輩の肉体の一部のようなものではないか」
    「自分の膝がほっぺに当たったからといって、人は自分に謝ったりはしないだろう」
    「立て板に水の酷い理屈だな!」

    久しぶりな気がする神原との楽しいやり取りには笑い...続きを読む
  • 終物語 (上)
    評価:☆4.5


    阿良々木くんと扇ちゃんがあるはずのない教室に閉じ込めらるところから始まり、老倉育というキャラと阿良々木くんとの深い深い因縁が徐々に明らかとなる。
    この老倉の過去が壮絶過ぎて読んでて辛かった・・・忘れてる阿良々木くんにも全く非がないわけではないが、この物語は誰が悪いというわけでもな...続きを読む
  • 傷物語
    西尾維新作品はけっこうクセがあるな〜と思いながら、いくつか読んでいたんだけれど、そのクセに慣れてきたからなのか、この「傷物語」は一気読み。いや、内容が面白かったからかな。物語シリーズのアニメを見ていたので、この傷物語のその後の関係者の状況はわかっている。よって、なぜそうなっていたのかの答え合わせとし...続きを読む
  • 傾物語
    八九寺真宵とタイムスリップな物語。
    安定の会話劇が面白いのと、暦君の趣味に少しついていけない(笑)
  • 囮物語
    人間って不思議な生き物だと思う。
    誰かに助けられる自分でありたい、誰かに必要とされたいと思い、頭では悪いことと思いつつ、嘘をついたりする。
    誰かのことを好きというのは、優しくされたり、なんらかのきっかけがあるもの。一目惚れというのもあるけど、そこから行動しなければ、好意的な行動をしなければ、付き合う...続きを読む