うえたに夫婦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
品質検査って、あれでしょ?
ほら、たまにテレビで見るやつ。
ボールペンをたくさん機械に取り付けて、ずーっとらせん模様を書き続けたりとか。
椅子にドスドス重りをぶつけるやつとか。
本書で知ったのは、上記のような完成品の検査ばかりではないこと。
製品にもよるけれど、原材料が工場に入ってきたところから、各工程で検査がある。
それだけではない。
加工するのに必要な機械への検査もある。
さらに、検査機器への検査も。
安心して使える製品は、これほどの品質管理を受けているんだなあ、と感動を覚えた。
取り上げられた製品は、鉛筆、カメラ、ビールや乳酸飲料、貨幣、化粧品、ネーム印など。
マンガで工程や、検査内容が、分かりやすく紹介されている。
一つの製品に充てられる紙数の制限があるのか、部品が多い製品は取り上げにくいのかな?
印象的だったのは、やはり木は、いまでも職人技を要する、難しい素材だということ。
それに、検査にはかなり人の手も、感覚もを要すること。
あと十年くらいしたら、AIの導入が進んで、検査のしかた、技術も変わっているのか?
もし、続編が出るなら取り上げてほしいものを勝手に考えてみた。
・市販されている花火
・湿布薬、風邪薬など市販薬
・ヒートテックなどの機能性繊維
・包丁
・定規、分度器
今は、こんなところかな? -
Posted by ブクログ
大学の一般教養時代、実験がしたくて「化学実験」だけ履修した変な奴としては読むだけでも面白かった。
そういえばガラス細工も楽しかったなぁ。
気になったのは、この本が想定する購読層のこと。
昔を懐かしむ大人やリアルに実験をしている学生が対象ならともかく、キャラクターに魅かれただけではなく実験に興味のある
理系予備軍の小中学生にも読んで欲しいそうなので、例えば学校の科学部に入れば可能な実験だとか大学の専門課程じゃないとできないような実験だとか目印をつけてあげてもよいのでは。
チャートの1項目ではなく危険度や難易度はハッキリ表記して子供に向けた実験に対するハードルを下げる対応をしてあげるべきではないか。
そりゃあ家庭でできる科学実験といった類の本は結構あると思うけどけど、この本を読んだ後に実験をしてみたくなったという意欲に答えてくれる参考文献を紹介してくれれば素晴らしい事なのだが。