あらすじ
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大人気の実験器具キャラクター図鑑に第二弾が登場!
今回はきっと誰もが楽しみ、親しみ、そして時に悩まされてきた「実験」の図鑑です。
文系理系問わず一度はやったことのある気体発生実験や理系はみんなが通る道、中和滴定ももちろん収録。
上方置換と下方置換ってなんだっけ?という方も、指示薬にトラウマがある方も、きっと楽しんで読める実験図鑑になりました。
第一弾よりさらに奥深い、実験の世界に飛び込んでみませんか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いろいろな実験を紹介しているんだけど、これを参考にさぁ実験しよう!とはならないだろうし、ターゲットが不明。w
まぁ単なる読み物、なんだろうな。
Posted by ブクログ
大学の一般教養時代、実験がしたくて「化学実験」だけ履修した変な奴としては読むだけでも面白かった。
そういえばガラス細工も楽しかったなぁ。
気になったのは、この本が想定する購読層のこと。
昔を懐かしむ大人やリアルに実験をしている学生が対象ならともかく、キャラクターに魅かれただけではなく実験に興味のある
理系予備軍の小中学生にも読んで欲しいそうなので、例えば学校の科学部に入れば可能な実験だとか大学の専門課程じゃないとできないような実験だとか目印をつけてあげてもよいのでは。
チャートの1項目ではなく危険度や難易度はハッキリ表記して子供に向けた実験に対するハードルを下げる対応をしてあげるべきではないか。
そりゃあ家庭でできる科学実験といった類の本は結構あると思うけどけど、この本を読んだ後に実験をしてみたくなったという意欲に答えてくれる参考文献を紹介してくれれば素晴らしい事なのだが。
Posted by ブクログ
『科学道100冊』の1冊。
変わった著者名だが、名前の通り、上谷さん夫妻によるユニットである。夫が元化粧品メーカー研究員、妻は元体育会系だそうで、2人で理系イラストレーターとして活動している。イラストは夫がメイン、着色などの作業は妻が行っているとのこと。
タイトルの「ビーカーくん」とは夫がメーカー勤務時代に作り出したキャラクターで、本書の前作に当たる「ビーカーくんとゆかいな仲間たち」には130以上の実験器具キャラクターが登場するのだそうである。
著者名には出ていないが、奥付によれば、時折挟み込まれる少々長めのコラムはサイエンスライターの山村紳一郎氏が書いているようである。
本作ではさまざまな実験器具たちが、いろいろな化学実験を紹介する。
つくる実験
はかる実験
観察する実験
分ける実験
に大別されるが、小中学校でやったような実験もあればかなりマニアックな実験もあって、なかなかおもしろい。器具もビーカーやメスシリンダーのようなメジャーなものもあれば、キップの装置とか比重ビンとか、特殊な用途にしか使わないと思われるものもあり、へぇぇと感心する。
「つくる実験」は、気体を発生させたりせっけんを作ったりと割と内容に予想のつきやすいものが多い。
「はかる実験」では、質量の変化や中和滴定、凝固点降下などを扱う。
「観察する実験」では、ブラウン運動や発光、炎色反応などを見ていく。
「分ける実験」は、ろ過や抽出、蒸留などを解説する。
小難しいようだけれども、各実験を漫画と図鑑で紹介しており、これがちょっとすっとぼけた味わいでなかなかおもしろい。実験や実験器具の特性がレーダーチャートであらわされるのだが、全実験共通の「危険度」、「マニアック度」、「かかる時間」はいいとして、下方2つの「リトマス紙の色が変わるときのじわじわ感」とか「臭いのキツさ」ってなんですかw
簡潔にではあるが、実験手順や材料にも触れられており、実験を行う参考にもできそうである。
実験の多くは、器具も特殊で薬品も多いため、一般家庭では難しいものがほとんどと思われる。実際に行う場合は、小中学校あるいは高校の化学クラブ・サークルあたりを想定しているのだろうか。
Posted by ブクログ
ほんとは「ビーカーくんとそのなかまたち」を買おうと書店に行ったのだが、品切れだったので、こちらを購入。
なんだか懐かしい実験に「なるほど」とうなずきながら、笑顔で読めました。楽しかったです。